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死ぬまでに見たい名作選!バチカン美術館の見どころを紹介!

全部で24の美術館で構成されており、展示コースは全長7km。500年以上の歴史をもつ、まさしく「世界で一番小さな国の、世界で一番大きな美術館」です。

バチカン美術館の見どころ!

Point 1

「世界で一番小さな国の、世界で一番大きな美術館」

正式名称は、「教皇の記念物・博物館・ギャラリー」で、全部で24の新旧さまざまな美術館で構成されています。展示コースは、なんと全長7km。500年以上の歴史があります。 キリスト教美術だけではなく、古代ギリシャの異教の美術や、世界各地の民族美術など、非常にバリエーション豊かな作品が展示されています。

バチカン美術館のピックアップ作品

1.ミケランジェロ作「ピエタ像」:ピナコテーカ

ルネッサンス時代の三大巨匠のひとり、ミケランジェロ作の「ピエタ像」。実はこれ自体はレプリカで、本物はサン・ピエトロ大聖堂の中にあります。ピエタとは、磔(はりつけ)の刑のあと十字架から降ろされたキリストを抱くマリアを描いた、聖母子像の一種です。詳しくは、アプリPokkeで解説します。

2.レオナルド・ダ・ヴィンチ作「聖ヒエロニムス」:ピナコテーカ

ルネサンス時代の三大巨匠のひとり、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「聖ヒエロニムス」です。ヒエロニムスは、四大ラテン神父のひとりです。右下には、ライオンが描かれていますが、ご覧の通り、色が入っておらず、未完成のままです。ヒエロニムスは、シリアの砂漠で足に棘のささったライオンを助けたという逸話が残っており、それがモチーフになっています。

3.ラファエロ作「キリストの変容」:ピナコテーカ

ルネサンス時代の三大巨匠のひとり、ラファエロ作の「キリストの変容」です。「キリストの変容」とは、福音書に書かれたある出来事のことです。福音書によると、イエス・キリストが、弟子たちを連れて、ある高い山にのぼったそうです。そして、その山の上で、予言者であるモーセやエリヤと語りながら、白く光り輝く姿を、弟子たちに示したという出来事です。

4.「ラオコーン像」:ピオ・クレメンティーノ美術館

ラオコーン像。古代ギリシャ彫刻の代表作のひとつです。ラオコーンとは、ギリシア神話に登場するトロイアの神官です。3人いますが、一番大きく中央にいるのが、ラオコーンです。その両隣にいるのは、ラオコーンの2人の息子で、海蛇に巻き付かれています。これは、トロイの木馬に関するエピソードが元になっていると言われています。

5.「ベルヴェデーレのアポロン」:ピオ・クレメンティーノ美術館

ベルヴェデーレのアポロン。古代ギリシャを代表する彫刻の一つです。紀元前340年頃に制作されたブロンズ製の像を、ローマ時代にコピーして制作したものと言われています。素材は大理石です。

6.「プリマポルタのアウグストゥス」:新館(ブラッチョ・ヌオーヴォ)

プリマポルタのアウグストゥス。これは、古代ローマ皇帝アウグストゥスをモデルとした大理石像の中でも最も有名なものです。アウグストゥスの妻であるリウィアが隠居していたプリマポルタという地域から見つかったのでこの名前になっています。

7.地図のギャラリー

地図のギャラリー。ご覧の通り、細長い空間の壁に、40の地形図が展示されています。これらの絵は、1572年から約13年間即位したグレゴリウス13世が描かせたものです。基本的にイタリア各地と、所有地を描いたものです。

8.ラファエロ作「アテネの学堂」:ラファエロの間

ラファエロの制作した「アテネの学堂」です。ラファエロの代表作の一つで、教科書などで見たことがある方も多いかもしれません。描かれているのは、有名な古代ギリシアの哲学者たちです。ただ、ラファエロは、具体的に誰を描いたかは言い残してはおらず、誰がどの哲学者なのかは正確なところはよくわかっていません。

このガイドは観光ガイドアプリPokkeで体験できます。

死ぬまでに見たい名作選!- バチカン美術館

エリア イタリア / バチカン
ツアー時間 約20分

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