ドイツの文化や習慣、特徴を紹介!旅行前にチェックしよう
公開日:2021.10.21 更新日:2022.11.08
ドイツの文化や特徴、日本との違いについて知りたいと考えていませんでしょうか。ドイツは日本と似てる文化もありますが、ドイツ旅行を考えている方であれば、知れなければ失礼にあたってしまうような文化もたくさんあります。
今回の記事では、ドイツの文化や日本との違いについて紹介しています。また、ドイツ文化の口コミに関しても記載しています。
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Pokke編集部
1.ドイツの文化や習慣まとめ!日本の違いを比較
1-1 日本とドイツのコミュニケーション文化やタブーについて
■ドイツで鼻をすするのはNG
ドイツでは、風邪を引いた時などに人前で鼻をすするのはNGです。鼻をすするのは、ドイツ人の方にとっては不快な耳障りな音に聞こえてしまうそうです。鼻をすすりたくなった場合は、人前でも思い切り鼻をかんだ方が良いでしょう。
■くしゃみで口を覆うのはNG
くしゃみをする時に手で口を覆うのはNGです。この行為は、ドイツ人の方からすると汚いと感じてしまうので、くしゃみの時は服で覆ってくしゃみをするのが基本です。ハンカチを持っている場合であれば、ハンカチで口を覆いましょう。
■手を挙げるのはタブー、人差し指を立てる
ドイツで真っ直ぐ手を挙げるのは、ナチス式の敬礼を彷彿とさせるのでNGです。手を挙げる時であれば、人差し指を立てるのがマナーです。
レストランなどで店員さんを呼ぶ時に、ついつい「すいません」と手をあげて呼びたくなりますが、人差し指を立てて呼びましょう。
■人差し指と親指で丸めるのはNG
日本では当たり前にやっているOKポーズですが、ドイツではNGです。理由としては、お尻の穴を表す形であり、下品なジェスターとして認識されてしまいます。気をつけないと罰金を与えられてしまうかも知れません。
■始業は朝早い代わりに夕方も早く終業
ドイツでは、仕事の量というよりは仕事の質が重視されます。夜遅くまで会社にいる人がいれば、仕事ができない人だと見なされてしまいます。
ドイツでは、残業した場合には別の日に残業をして仕事を早く切り上げられる「労働時間貯蓄制度」という制度があります。
■欧米はレディーファースト
ドイツだけではないですが、欧米はレディーファーストが基本です。ドアを開けて先に入れてあげたり、自然に椅子を引いてあげたりなど、当たり前にできる男性が多いです。
■スーパーで並び順を譲る習慣あり
ドイツでは、スーパーのレジで並んでいる場合、買い物の量が少ない人が後ろにいた場合は、「先にどうぞ」と譲ってくれる習慣があります。ドイツで買い物する場合は、自分の買い物量が多い場合は少ない方に譲ってあげましょう。
■会話中に目をそらすのはやめよう
ドイツ人と会話する時は、しっかり目を見て話しましょう。最も会話で重視するのはアイコンタクトだと言われており、会話中に目をそらすのは失礼だとされています。目を見て会話するのは、あなたの話に興味がありますよという意思表示になります。
1-2 日本とドイツの治安や街文化の違いについて
■公衆トイレは有料
ドイツのトイレは基本的に有料トイレが主流です。70セント~1ユーロを払えば使用することができ、機械化されている無人タイプと係りの人にお金を払う有人タイプがあります。ドイツのトイレは比較的キレイですので、衛生面は安心してください。
■犬に税金
ドイツには犬税というのがあります。犬は富の象徴という歴史があり、贅沢税として設けられたそうです。今では、犬を飼うのが一般的になりましたが、犬税だけ残ってしまったとのことです。一頭飼育すると約10,000円〜20,000円程度の税金がかかります。
■雪かき必須
ドイツでは、自分の家とつながっている道であれば雪かきをする義務があります。もしも雪かきを怠って誰かがそこで怪我をした場合は、家主が罰金に課されてしまいます。
■ファッションよりインテリア重視
ドイツでは、衣食住の比率として住を重要視しています。食やファッションにエネルギーを費やす人は少ないドイツには少なく、インテリアはリラックスして過ごすために重視している人が多いです。
■日曜日は基本的に営業していない
ドイツには、閉店法というのが存在しており、日曜日の営業時間に規制があるので営業しているお店がありません。そのため、日曜日の街は非常に静かですが、土曜日は混雑しています。
1-3 日本とドイツの交通手段の文化の違いについて
■ドイツ電車には改札ない
ドイツには改札がありません。改札がなければ、タダで乗車する人が多いのではないかと思いがちですが、当たり前にきちんと切符を買います。電車の中で駅員さんが切符の確認をした時に無ければ、10倍程度の罰金を課されることもあります。
■電車のドア手動
ドイツの電車に乗る時は、日本の電車のような自動で開くタイプではなく、手動で開けるタイプになります。また、到着時間も5分程度は平気で遅れる場合もあり、手動で開けるドアは結構重いです。
■電車には犬も乗れます。
ドイツでは、交通機関の全てを犬と一緒に乗ることができます。なんと、8kg未満の犬であれば、飛行機も人と同じ座席に座ることができるそうです。
■ドイツは自転車大国
ドイツでは、サイクリングがとても人気です。国中のいたるところにサイクリングロードが整備されており、天気の良い休日には自転車に乗って楽しむ人がたくさんいます。
豆知識として、ドイツの自転車の構造は、ペダルを逆回転させると後輪のブレーキがかかります。
■日本でも大人気のドイツ車
ドイツ車は日本でも人気の車です。有名な車で言うと、「メルセデス・ベンツ」や「BMW」、「アウディ」などが人気です。
1-4 日本とドイツの食文化に違いについて
■ドイツの食生活は昼食をたくさん食べる
ドイツ人の食事は、朝昼夜であればお昼ごはんを最も食べます。逆に夕食は軽めに済ますことが多いです。家族揃って食べることが多く、チーズやハムを乗せたパンだけであったり、フランクフルトだけであったりするそうです。
■ジャガイモが大好き
ドイツの食で欠かせないのが「ジャガイモ」です。ドイツでジャガイモが普及したのには理由があって、近代化をする前はあまり土地が肥沃でなく、たくさん取れるものがジャガイモだったのです。
■ソーセージの本場!種類が豊富
ドイツの名物料理と言えば、ソーセージは欠かせないでしょう。ドイツのソーセージは1500種類も生成されているらしく、定番のソーセージ料理としてはカレー粉とケチャップをまぶしたカリーヴルストです。
■肉料理が好き
ドイツではいろいろな種類の肉料理を食べることができます。豚肉や牛肉、仔牛肉、鶏肉、鴨肉、七面鳥肉、子羊肉などが有名です。シュニッツェルというカツレツ料理などが人気です。
2.ドイツ文化と日本文化の共通点とは
日本とドイツの共通点を大きく3つ挙げるとしたら、「面積がほぼ同じ」、「真面目な国民性」「自動車産業がトップクラス」という点です。
日本人は大人しいと言われがちですが、ドイツ人も似ていると言われています。道を譲ってもらった時に「すいません」などとついつい言ってしまうのもそっくりです。
また、日本と違う点をあげるとしたら、ドイツは日本よりも雨の日の日数が倍以上あります。
3.ドイツ文化や習慣の口コミまとめ
ドイツに来て感じた日本との文化の違い。握手の時は力を入れる、乾杯の時は目を合わせる、女の人と会う/別れる時はハグをする、会計の時に相手が誰であろうと割り勘、友達の家の飲み会には自分で飲む飲み物は自分で持って行って終わったら持って帰る…などなど。これやらないと失礼に該当する。笑
— こじこじ。 (@KJMNBR) 2017年2月14日
わし、ドイツとのハーフじゃが、実家出ると色々文化の違いを感じるよね
・キスは愛情表現。
・愛情表現は超ストレート。好きとか愛してるとかライク・ラブ関係なく使う
・挙手したら実家ではしばかれる(ドイツの法律のなごり)
・夕飯はレンチンすらしないので基本冷たい(ドイツの風習)— mother (@HMMR1919) 2016年10月11日
宿泊中のドイツ人に昨日作った鯛のカルトッチョが美味かったと褒められた。日本人が作るイタリアンをドイツビールが得意じゃないというドイツ人が食べて喜ぶ。これが食文化の不思議。味覚に国境は無いのかもね。面白いね。
— オオタフスキー (@Ohtavsky) 2016年11月3日
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。ドイツは日本と似ている文化がたくさんあります。ドイツ旅行の前に参考にしていただき、ぜひ参考にしてください。
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