温泉の入り方の手順を1から教えます!マナーや禁止事項も紹介
公開日:2021.10.22 更新日:2022.11.08
温泉旅行に行きたいけれど、入り方やマナーがわからない…と悩んでいませんでしょうか。マナー違反での入り方をして、怒られたりしたくはないですよね。
今回の記事では、温泉に入る時の手順を1から教えるだけでなく、マナーや温泉の気になる疑問、疲労回復に効果的な入り方まで紹介しています。ぜひ参考にしてください。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
1.温泉の入り方を1から教えます!手順を身につけよう
手順① かけ湯をする
温泉に入る時にまずしてほしいのは、かけ湯をすることです。かけ湯はみんなが気持ちよくお風呂に入るには大切なことです。
かけ湯はいきなり頭からかぶってしまうと心臓に負担がかかりますので、足元からだんだんと上にいくようにかけていきましょう。
そうすることで、身体が温泉に入る準備をしてくれて、身体に負担がかかりにくくなります。かけ湯も身体に負担がかからないように、ゆっくりとかけてください。
手順② 頭と身体を洗う
かけ湯の次に身体を洗いましょう。身体をきれいにして湯船に入る準備をしましょう。身体を先に洗うことでいきなり湯船につかるよりも身体への負担がかかりにくいのです。
さらには、湯船に垢を浮かせないようにすることもできます。洗うときは、まずは頭から洗いましょう。身体から洗ってもいいのですが、頭から順番に洗っていくことで、汚れを上から落としていく流れを作ることができます。
先に身体から洗ってしまうと、頭を洗うときに出た泡や流すお湯でせっかくきれいにした身体を汚してしまいます。もちろん身体から洗っても間違いではありませんが、上から順番に洗っていくことで、より身体をきれいにすることができます。
手順③ 湯船に入って身体を温める
身体をきれいにしたら、湯船に入りましょう。ジャグジーなどを楽しんでもいいですし、半身浴でゆったりと身体を温めてもOKです。のぼせないように自分のペースで入るようにしましょう。
もし露天風呂があれば、このタイミングで露天風呂を楽しんでみるのもおすすめです。手順として露天風呂に入らないといけないわけではありませんが、露天風呂は開放感があるので、心も身体もリフレッシュすることができます。
手順④ かけ湯をして身体をタオルで拭く
身体が温まったら、かけ湯をしてあがりましょう。ここでかけ湯をする理由としては、不特定多数の人が入った湯船の水滴をかけ湯で洗い流す役割があります。
お風呂から上がって脱衣所に行くと、急な温度変化で身体に負担がかかりやすいので、かけ湯をして身体を外の空気に慣れさせる効果も期待できます。
そして脱衣所に行く前に必ずタオルで身体を拭きましょう。理由は先ほどお伝えしたので省略しますが、マナーとしても大切ですし、これから服を着る時にスムーズに着衣できます。
2.温泉に入るときのマナーを紹介
マナー① 浴槽に入る前にかけ湯
かけ湯とは何かというと、湯船に入る前に身体についている汗や汚れを取る意味があります。身体を洗うわけではありませんので、すべての汚れが取れるわけではありませんが、表面の汚れをとることはできます。
かけ湯をしなければいけないわけではありませんが、エチケットとして知っていると、より温泉マナーが身につきます。入り口そばにありますので、かけ湯をしながら、身体をなでるようにして、身体の汗を落としましょう。
マナー② タオルは湯船に入れない
タオルを湯船に入れてはいけない理由として、身体を洗ったタオルだからということが挙げられます。せっかく身体をきれいにして湯船に入っても、身体を洗ったタオルを湯船に入れてしまっては、湯船のお湯が汚れてしまいます。
家のお風呂ではタオルを湯船に入れているという方もいると思いますが、温泉ではNG行動です。昔、タオルを使って湯船の中で身体をこすっていた人がいて、その状態が不快だったということがきっかけで、タオルを湯船に入れなくなったと言われています。
みんなが気持ちよく入るためにはどうしたらいいのかを考えると、タオルを湯船に入れてはいけないのが分かります。
マナー③ 湯船のお湯で顔を洗うのはやめよう
湯船のお湯で顔を洗うのは、家でやっている人もいるのではないでしょうか。公衆浴場では、他の人が入ることも考えて、顔を洗うのはやめましょう。何かマナーに反しているということではありませんが、衛生的におすすめできません。
家族で入っているお風呂の場合には感染症などの心配はほとんどありませんが、温泉では不特定多数の人が温泉に入っているので、傷から雑菌が入ってしまうなどの心配があります。
お湯を顔につけると気持ちいのでついついやってしまいがちですが、自分の身体を守るためにも、もし顔を洗うときには、洗い場のお湯を使うようにしましょう。
マナー④ お風呂から上がるときは身体を拭こう
家のお風呂でも実践している方も多いですが、お風呂からあがるときには、タオルで身体を拭いてからあがるようにしましょう。その理由はいたってシンプルです。脱衣所がびちゃびちゃにならないようにするためです。
脱衣所はお風呂に入る方が利用する場所です。これからお風呂に入る人、お風呂から上がってくる人がいます。特にこれからお風呂に入る人は、脱衣所がびちゃびちゃになっていると、足が冷たく感覚も気持ち悪いです。
自分だけのお風呂ではありませんので、お風呂からあがるときには身体を拭いてからあがりましょう。
3.疲労回復に効果的な入り方をご紹介
3-1 サウナのタイミングは湯船に入ってから
温泉に入るとセットでついているのが「サウナ」です。このサウナのタイミング、どのタイミングで入っていますでしょうか。効果的なタイミングは、湯船に入って少し身体が温まったときです。
湯船につからないでサウナに入ると、身体の体温が上がってくるまでに時間がかかります。そのため、汗をかくまでに時間がかかります。
汗をかくことでデトックス効果が期待でき、身体の老廃物を汗で外に出すことで疲れを軽減させる効果も期待できます。
もし疲れを取りたいときは、湯船で少し身体を温めてからサウナに入って、デトックスを心がけることで、疲労回復に効果的な入り方ができます。
3-2 お湯と水風呂を交互に使うと身体が整う
水風呂は冷たいから入らないという方も多い中で、水風呂にはまってしまう人もいます。水風呂の効果的な入り方は、サウナや湯船で身体をしっかり温めた後に、水風呂に入るのがおすすめです。
水風呂にしっかり入るのが苦手な方は、足だけ入るのもおすすめです。お湯と水を交互に身体にあてることで、身体を引き締める効果が期待できます。さらには、ホルモンバランスを整える効果もあります。
ホルモンバランスが乱れると、イライラしやすい、身体が疲れやすいなど、現代人が抱える問題が起きやすいです。
つまり、お湯と水風呂を交互に使うことで、身体を引き締めるだけでなく、身体の中から健康になることができます。
3-3 ぬるいお湯にゆったりつかる
温泉にはお湯の温度が高い湯船と、少しぬるめの湯船があります。もしぬるい湯船があるときは、ぬるい湯船にゆっくりとつかってみましょう。熱いお湯につかると身体がお湯の温度に耐え切れず、かえって疲れてしまうときも。
反対に少し38度くらいのぬるめのお湯につかると、じんわりと身体が温まってきますので、お風呂上りに疲れる心配がありません。
4.温泉の気になる疑問を解決!
4-1 水風呂は何度くらいがベストなの?
水風呂は16度から24度がベストと言われています。実際に入るとプールよりも冷たいので、まずは足先から入るようにして、慣れてきたら1分・5分・10分と時間を長くしていきましょう。
身体への負担も考えて、長くても15分で切り上げるようにしましょう。
4-2 サウナに入る時間はどれくらい?
サウナに入る時間も水風呂と同じようにまずは5分から始めてみましょう。熱くて息がしにくいときには、濡れタオルを口にあてると呼吸がしやすくなります。サウナも入る時間が長すぎると疲労を感じやすくなってしまいます。
疲労を感じやすくなる時間は10分から15分と言われていますが、サウナは特に個人差があるので、身体がだるくなってきてしまったら、サウナはやめて、水風呂でクールダウンするようにしましょう。
4-3 サウナの席はどこに座ったらいいの?
サウナ室には2段から3段に座るところがあります。上に行けば行くほど温度があがりますので、もしサウナに入るときは1番下の段からスタートするのが、身体にも負担がかかりにくくなります。
下の段から座って、身体がサウナの暑さに慣れたら上の段に行くようにしてください。そうすることで身体に負担がかかりにくく、効率よく汗をかくことができますよ。
4-4 お風呂のタイミングは夕食前?夕食後?
まず夕食前に入る時間ですが、食事よりも1時間前には入るようにしましょう。お風呂上りは血流が全身に勢いよく回っていますので、お腹に血流がまわりにくくなります。その結果、消化が悪くなることもあります。
同様に、食事のあとすぐにお風呂に入ると同様の状態になるため、消化不良を起こすこともあります。食事の前後「すぐ」お風呂に入ると、消化に影響を与えてしまうので、もしお風呂に入るときは食事の時間を考えて入るようにしましょう。
胃腸に負担をかけないことも、身体の疲労を取るために大切なことです。今まで考えていなかった方も実践してみましょう。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。お風呂の入り方について紹介しました。小さなことでも大切なことがたくさんあります。マナーを守ることはもちろんですが、お風呂の入り方1つで疲労が取れるのか、反対に疲れてしまうのかが決まってしまいます。
お風呂に入る時は、その温泉や銭湯に注意事項や禁止事項として書いてある項目をチェックして入るのが確実でしょう。
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