真面目な性格?ベトナム文化や特徴、日本との違いを徹底紹介
公開日:2021.10.26 更新日:2022.11.16
日本と同じアジアの国でありながら、ベトナムと言えば「フォー」、程度のイメージしか持ってない人はいませんでしょうか。
意外と知られていないベトナム文化ですが、日本人にも性格が似ている部分があり、優しい性格の人が多いのが特徴です。今回はそんなベトナム人の特徴を紹介していきます。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
1.ベトナム文化を作ったベトナム人の性格を知ろう
ベトナム人の性格の特徴①「真面目で勤勉」
1番最初に挙げられるベトナム人の特徴は、日本人に似て真面目で勤勉であるということです。与えられた仕事は最後までやり通す、という責任感があり、途中で投げ出すようなことはありません。
このような勤勉さは、自分の人生や家族を大切にしたい、という思いからきているようです。また、仕事に限らずベトナム人は語学学校や夜間学校に通うなど、向上心が旺盛で勉強に関しても努力を惜しみません。
その結果、ベトナムは教育熱心な国として知られており、ベトナム人の成人識字率は90%以上と高い数値を誇っています。
ベトナム人の性格の特徴②「忍耐力があって我慢強い」
次に忍耐強いのがベトナム人の特徴です。ベトナムの歴史の話をすると、ベトナムは数々の政変や災害を乗り越えて、何度も再建をしつつ現在の姿にあります。
こういった歴史背景から、代々ベトナム人は忍耐強く少しのことで心が折れることはないのです。このような側面が勤勉さにも繋がっているのでしょう。
ベトナム人の性格の特徴③「おしゃべり好き」
ベトナム人はゆったりとした性格の人が多く、いつでもどこでもおしゃべりを楽しみます。男性も仕事が休みの日は、のんびりと友人同士でおしゃべりを楽しみます。
そのため、日本人が旅行に行った際にもフレンドリーという印象を受けることがよくあります。
ベトナム人の性格の特徴④「 プライドが高い」
穏やかな印象が強いベトナム人ですが、その一方でプライドが高い、という側面もあります。特に仕事の場面においては、自分の失敗やミスが同僚などに知られることを激しく嫌います。
そして仕事に関しても、どうでもいいような仕事は引き受けたがらず、どうしてやらないといけないのか、その仕事をする事でどういったメリットがあるのか、というところまで理解することを求めます。
単に上司に命令された、というだけでは動かないのがベトナム人なのです。日本人からしたら少し扱いにくいかもしれないですが、論理的とも捉えられます。
ベトナム人の性格の特徴⑤「見栄を張る」
これはプライドが高い、というのに似ており、ベトナム人はとにかく見栄を張ります。
日本人は自信がなければ、できない、と回答しますが、ベトナム人は少しでもできれば、自信を持って、できる、と回答します。
また、お金がなくても人の目につくスマートフォンだけはいいものを使ったり、結婚時の写真撮影に給料数ヶ月分の金額を費やしたりすることもあります。
ベトナム人の性格の特徴⑥「協調性がある」
協調性があるという点も、ベトナム人と日本人の似ている点のひとつです。ベトナム人は周囲に対して気遣いができる人が多く、国際政治やスポーツなどでも、高いチームワークを発揮しています
ベトナム人の性格の特徴⑦「器用な人が多い」
昔から手工業が発展してきたベトナムは、器用な人が多いとされています。
通常は業者に頼むようなバイクや機械修理を自分でやってしまうことは割と普通で、ベトナムの大学はロボットコンテストなどでも常に上位にいます。
器用さと勤勉さが合わさると、自分でなんでもできるようになってしまうのでしょう。
2.ベトナムの習慣を知って文化を知ろう!
ベトナム文化や習慣①「朝は早く、昼寝がある」
ベトナム人の1日は朝早くから始まります。女性たちは毎朝その日の食材の買い出しに市場に出かけ、ビジネスアワーは8時から17時に設定されています。
このように朝早くからから忙しく過ごすため、ベトナム人は昼過ぎに昼寝をします。そして午後にもう一踏ん張りする、と流れになっています。
ベトナム文化や習慣②「学歴社会」
ベトナムは学歴社会です。大学進学率は20%前後と高くはないものの、近年急成長を遂げているため、学歴の重要度が増しています。
そんなベトナムでは、大学を卒業している事自体がキャリアとなり、人によっては複数の大学を卒業している人もいます。
交際相手を選ぶ際にも大学を出ているかで判断されることもあり、大卒かどうかでつける職も大きく異なります。
ベトナム文化や習慣③「カフェが大好き」
ベトナムはかつてフランスの植民地であったこともあり、その頃の名残で首都であるホーチミンには多くのカフェがあります。
ベトナム人女性はそんなカフェに行くのが大好きで、常にお洒落なカフェを見つけられるようアンテナをはっています。
お気に入りのカフェでまったりとおしゃべりを楽しむのがベトナム人の習慣でもあるのです。
ベトナム文化や習慣④「仕事より家族が大切」
ベトナムでは家族の優先順位が非常に高くあります。時には家族の都合を優先させて仕事を長期で休むことも少なくありません。
そのため、管理職クラスの責任のあるポジションの人でも、急に仕事を休みこともよくあります。日本ではあまり受け入れられませんが、家族優先のベトナムでは、割と普通のこととして受け入れられています。
ベトナム文化や習慣⑤「手洗い事情」
ベトナムでは、日本のように衛生管理がしっかりとしておらず、公共のトイレはきれいとは言えません、市内には有料のトイレが設置されていますが、それらも日本人のレベルからしたら、きれいということはできないでしょう。
また、ベトナムのトイレでトイレットペーパーを流してしまうと詰まってしまうため、使用したトイレットペーパーは個室内に設置されているゴミ箱に捨てるようになっています。
3.ベトナムに行った際に知っておくべきマナーとは
ベトナムのマナー①「チップがある」
ベトナムの中でも、特に南部ではチップを支払う習慣があります。レストランやバー、スバなどでは、チップのためにいろいろなサービスを提供してくれる人も多くいるため、サービスが気に入れば、数万ドンのチップを渡してあげましょう。
また、チップを渡す際は、小額紙幣は避けて、1万ドン以上渡すのがマナーです。細かい札をまとめてチップとして支払いをするのは、逆に失礼に値することがあるので注意が必要です。
ベトナムのマナー②「お年寄りを尊敬する文化」
ベトナムでは、日本よりもずっと年配の人が敬われています。これには儒教の影響があり、年上の人を大切にしなければならない、という考えを国民のだれもが持っています。
そのため、バスや電車などの公共機関でお年寄りに席を譲るのは当然のこととされています。
観光客であっても、お年寄りに譲らずに席に座っていると白い目で見られてしまうこともあるので、気を付けましょう。
また、お年寄りでなくても基本的に年齢が高い人を敬う、という考えが浸透しているので、食事の際に年上の人に食事をすすめる光景なども見られます。
逆に自分が年上であるという理由で、席を譲られるなど親切にされた場合は、素直に受け入れるようにしましょう。
4.旅行前にベトナムでの食事マナーを知ろう
ベトナム食事の知識①「丼に口をつけるのはNG」
ベトナムにはフォーなどの汁物がありますが、それらを食べる時に気をつけなければいけないことは、ベトナムでは丼に口をつけてスープを飲むのは、行儀がよくないということです。
日本人は丼を手で持ってそのまま口を付けて飲みがちですが、それはベトナムではタブーとなります。スープはスプーンで飲むのがベトナムではマナーです。
そのため、飲みにくいと感じても、必ずスプーンを使うようにしましょう。
また余談ですが、衛生面の問題からか、使う前にスプーンやお箸などを、ティッシュで拭く人が多いようです。
ベトナム食事の知識②「食事は誘った方が会計を持つ」
ベトナムでは、食事のお会計は基本的に誘った方が払います。
そのため、現地の人を食事に誘う場合はお店選びなどが重要になります。割り勘だと思って高いお店に言ってしまと、予想外の出費がかさむことになります。
また、大人数で食事をするのが一般的なベトナム人はさらに「他の友だちも呼んでもいい?」など、友人を誘うこともあります。
そういった際も1番初めに誘った人が全て支払うことになるのでちょっとした注意が必要です。
5.ベトナム人の恋愛観を知ろう
恋愛観①「男は経済力が重要」
ベトナムでモテる男性とは、ずばり経済力です。しっかりと仕事を持ち、平均以上に稼いでいる人がモテます。
イケメンであってもニートであれば対象外、タクシーの運転手や、土方や電気工事士の人なども残念ながら女性からの評価は低くなっています。
さらに、相手が裕福でない場合、親から別れるようにと言われることもあるようです。そのため、ベトナム人女性にとっては男性を選ぶ際にはお金がすべてなのです。
恋愛観②「女性への気遣いが大事」
男性は経済力が大事、ということをお伝えしましたが、その次に大事なのが、女性への気遣いです。
意外かもしれませんが、ベトナムでは日本よりもレディーファーストが浸透しており、女性のためにドアを開けてあげる、デートの送り迎えは必須、など、男性は女性に対して至れり尽くせりなのです。
そのため、ベトナム人の男性は女性の扱いが上手な人も多く、日本人男性よりも紳士に感じることもあるかもしれません。
恋愛観③「定番デートは映画+カフェ」
ベトナム人はデートというと、映画館とカフェに行きます。また、公園でデートをするカップルも多いようです。娯楽が少ないベトナムでは、上記のようなデートコースが鉄板のようです。
このようなデートであると出費も押さえられる、というのも1つの理由です。一方で、年齢が高くなるデートの仕方も変わります。おしゃれなレストランでのデートなど、ちょっと贅沢をすることもあるようです。
6.ベトナムの文化に関する口コミ
いや~、ダナンおすすめです。直行便あるし、海も砂浜もキレイだし、ごはんも美味しいし、コーヒー文化だからオシャレカフェもある。ベトナム料理が苦手でも食べられるレストランはあるし。 pic.twitter.com/DyQYY8rb7D
— onelove (@onelove_msk) 2017年6月14日
それにしてもベトナムのカフェ文化すごいな。日本ではカフェに行かない俺もついついカフェ入ってマッタリしてしまう。
今は「エデン」というカフェの屋上エリアでスムージー飲みながらマッタリしてる(^^)— 科学忍者隊codちゃん (@codchan) 2017年11月12日
東南アジアのコーヒー大国といえばベトナムだが、豆の品種はロブスタ種がほとんど。なので、コーヒー自体の味を楽しむならタイ北部のほうがいいっぽい。ベトナムのコーヒー文化は、ロブスタ種の味にアレンジを加えることで発展したところがある
— y.nakagawa (@insiderivers) 2017年11月10日
7.まとめ
いかがでしたでしょうか。以上が一般的に言われているベトナム人の特徴や国の文化です。プライドが高い、レディーファーストなど、少し以外に感じたこともあるかもしれません。
フレンドリーでおっとりとした性格の人が多いベトナムは、観光客に対してもとても親切です。ぜひ、旅行に行った際には積極的に話しかけるなど、現地の人との交流を楽しんでみましょう。
シェアしよう
共有
https://jp.pokke.in/blog/7241