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知っておきたいお酒の種類!カクテルを知ってBARに行こう!

公開日:2021.11.01 更新日:2023.09.28

目次

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世界には数え切れないほどたくさんのお酒があります。普段、レストランやバー、居酒屋で触れるだけでもたくさんの種類があり、頭の中で整理しきれていない人も多いのではないでしょうか。

酒類は大きく「醸造酒」と「蒸留酒」の2つに分けられます(詳細後述)。そして、それらにフレーバーを付けた「リキュール」、複数の酒類を混ぜた「カクテル」が、私たちが普段接するお酒になります。

今回はこの4種類の代表的なものをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

株式会社MEBUKU

Pokke編集部
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1.お酒の種類「醸造酒」について

醸造酒とは、酵母の発酵作用によって製造されるアルコール飲料で、最も古くから行われている製造法です。

原料に含まれている糖を使ってアルコール発酵させた「ワイン」や「シードル」、原料に含まれるでんぷんをいったんブドウ糖に分解してから発酵させる「日本酒」や「ビール」などが代表的な醸造酒です。

1-1 ワイン

ワインはブドウを原料にした醸造酒です。

赤、白、ロゼ、スパークリング(発泡ワイン)は有名ですが、醸造中にブランデーなどの蒸留酒を加えてアルコール度を高めた「フォーティファイドワイン」、薬草や香辛料、果実などを加えて風味を付けた「フレーヴァードワイン」などもあります。

アルコール度数は白ワイン7%~14%、赤ワイン11%~14%です。

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1-2 シードル

シードルはリンゴを原料にした醸造酒で、発泡性のものも多く見られます。ナシやラズベリーを原料にしたシードルもあります。

・甘口(ドゥー) 3%

・辛口(ブリュット) 5%~8%

・ビールに似たハードシードル 4.5%

とアルコール度数が比較的低いため、ビールのようなグラスで飲みます。日本ではまだ一般的ではありませんが、飲みやすいため女性に人気があります。

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1-3 ビール

ビールは麦芽(大麦を発芽させたもの)を原料とする醸造酒です。

醸造方法で大きく「ラガー」タイプと「エール」タイプに分けられます。「ラガー」タイプはマイルドな味わいと切れのある苦みが特徴で、よく聞くピルスナーもラガータイプのビールです。

「エール」タイプは複雑な香りと深いコクが特徴で、スタウト、ケルシュ、ヴァイツェンなどがこちらのタイプになります。最近では地ビールも増え、種類も味わいも多岐にわたっています。

ビールのアルコール度数は5%前後です。

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1-4 日本酒(清酒)

日本酒は米と米麹を原料とした醸造酒です。原料や精米の割合で「本醸造酒」「純米酒」「吟醸酒」に分類され、さらに細かく8種に分類されることもあります。近年では海外で日本酒の人気が高まり、輸出量が増えています。

日本酒のアルコール度数は15%~18%と高めですが、若い世代のアルコール離れや他の酒類との競合から、アルコール度数の低いもの、発泡性のものなどが開発されています。

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2.お酒の種類「蒸留酒」について

「蒸留酒」とは、醸造酒などアルコールを含む原料を加熱し、蒸発した成分を集めたものをいいます。この蒸留技術は、中世ヨーロッパの錬金術の副産物として発達した技術です。

蒸留酒は醸造酒に比べてアルコール度数が高いのが特徴です。蒸留酒には「ブランデー」「ウォッカ」「焼酎」「泡盛」「コニャック」「テキーラ」など、世界各国の地域に応じた様々なものがあり、原料も多種多様です。

2-1 ブランデー

ブランデーは、主にワインを原料とした蒸留酒です。

白ワインを蒸留して樽に入れ、熟成させます。熟成期間は5年から8年で、25年以上熟成させるものもあります。

リンゴやサクランボを原料としたブランデーもあります。アルコール度数は40度から50度前後になっています。

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2-2 焼酎

麦や芋を原料とする蒸留酒です。その他にもソバ、栗、ピーナッツ、黒糖などを原料にした焼酎もあります。

沖縄の泡盛も米を原料とした焼酎の一種です。複数回蒸留する甲種と、基本的には1回しか蒸留されない乙種に分かれます。

甲種は大量生産に向いているため、チューハイや果実酒の原料として使われています。乙種は蒸留が1回だけなので原料の風味や旨みが濃く残ります。

焼酎のアルコール度数は20%から25%のものが多いのですが、泡盛などは30%以上になっています。

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2-3 ウォッカ

ウォッカはロシアや北欧、東欧などで多く製造されている蒸留酒です。原料は大麦、小麦、ライ麦、ジャガイモなどの穀物で、蒸留したあと白樺の炭で濾過します。

濾過するため無味無臭無色になります。何度も蒸留を繰り返すのでアルコール度数は40度ほどになりますが、中には90%近いものもあるそうです。

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2-4 その他の蒸留酒

世界各国にはそれぞれの国の原料や製法で造られるたくさんの蒸留酒があります。

ジン

「ジン」は大麦やライ麦、ジャガイモなどが原料ですが、セイヨウネズというヒノキ科の植物を使って香りを付けているのが特徴です。

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テキーラ

「テキーラ」は竜舌蘭という植物、「ラム」はサトウキビが原料です。

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ラム

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白酒

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グラッパ

コウリャンなどを原料とし、土の中で発酵させる「白酒」、ワインを造ったブドウの搾りかすを原料にする「グラッパ」なども近頃では名前が知られるようになりました。

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3.お酒の種類「リキュール」について

リキュールとは、蒸留酒に果実やハーブなどを加えて香りをつけ、糖やシロップ、着色料などを加えて調製した混成酒のことです。

カクテルや菓子の風味づけに使われることが多いお酒です。
梅酒などの果実酒もリキュールに含まれます。

3-1 ハーブ系リキュール

ワインに薬草を入れ、薬酒として飲んだのがリキュールの起源とされています。

ハーブ系のリキュールには、香りの良さから飲む香水と言われる「バイオレット」、数十種類の原料が使われているという「カンパリ」、日本でも人気の「ミント」「桜」「抹茶」などが挙げられます。

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3-2 果実系リキュール

果実系リキュールは、そのまま飲まれるほか、お菓子作りに使われるなど最もポピュラーなリキュールの種類です。

「梅酒」をはじめ、柑橘類を使用した「キュラソー」「カシス」「ストロベリー」などなど枚挙にいとまがないほどたくさんの種類が販売されています。

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3-3 ナッツ系リキュール

ナッツ系リキュールは、果実の種や豆を使ったリキュールです。甘みや香りの強いものが多く、カクテルやお菓子作りに人気のリキュールです。

アンズの種を使った「アマレット」、「カカオ」「チョコレート」「コーヒー」などがあります。

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3-4 その他のリキュール

製造技術の進歩で、今までにはなかったタンパク質や脂肪分を含んだリキュールも販売されるようになりました。

「アドヴォカート」は卵黄にブランデーやバニラなどを加えたリキュールでアイスクリームなどに掛けられることも多くあります。

「ヨーグルト」「クリーム」などのリキュールも目にするようになりました。

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4.BARへ行ったら頼みたいおすすめのカクテルを紹介

カクテルとは、ベースとなる酒に他の酒またはジュースなどを混ぜて作るお酒のことです。カクテルは好みやアイディア次第で無限の組み合わせが考えられますが、主なものをいくつかご紹介します。

BARなどではメニューにずらりとカクテルの名前が並んでいて、はじめのうちは何を選んでよいのか見当がつかないと思いますが、ベースになるお酒を基準に選んでいくと良いでしょう。

4-1 ウォッカベース

ブラッディ―メアリー

ウォッカとトマトジュースのカクテルで、レモンや塩コショウで好みの味にアレンジできます。

モスコーミュール

ウォッカにライムジュースとジンジャーエールを加えた爽やかなもので女性に人気が高いカクテルです。

4-2 ジンベース

マティーニ

「カクテルの王様」とも言われるもので、ジンにドライベルモット(白ワインにハーブを加えたもの)をミックスしたものです。オリーブを添えて供されます。

4-3 ラムベース

ダイキリ

ラムにライムジュースと砂糖を少量合わせたさっぱりしたカクテルです。チェリーリキュールと氷を加えてシャーベット状にしたフローズンダイキリもポピュラーです。

モヒート

ラムにライムジュースとミントの葉、レモンを加えたものです。爽快な飲み口で暑い夏に味わいたいカクテルです。

4-4 テキーラベース

マルガリータ

テキーラにオレンジリキュールとライムジュースを加えたものです。カクテルの縁に塩を付け、塩気を酸味を味わって飲みます。

4-5 ウイスキーベース

マンハッタン

ウイスキーにベルモット、苦みのあるアンゴスチュラ・ビターズを加えたきりっとしたカクテルで、アルコール度は高めです。添えられているチェリーと共に味わいます。

4-6 ブランデーベース

アレキサンダー

ブランデーにカカオリキュールと生クリームを加えた、クリーミーなカクテルです。食後酒として好まれます。

4-7 ワインベース

ミモザ

シャンパンにオレンジジジュースを混ぜたもので、黄色っぽい色から名づけられたカクテルです。飲みやすいカクテルで、食前酒としてもおすすめです。

4-8 ビールベース

ミントビア

ビールとペパーミントリキュールを合わせたものです。リキュールの働きでビールの泡は消えてしまいますが、爽やかな色と味わいです。

4-9 リキュールベース

カルーアミルク

コーヒーリキュールであるカルーアをミルクで割ったカクテルです。甘くて香りが高く、人気です。

聞いたことのあるカクテル名もあったことと思います。カクテルは味も大事ですが、グラスやデコレーション、そして場の雰囲気も一緒に楽しむものです。

また、自宅では、自分の好みの材料を自己流で混ぜ、オリジナルカクテルを作るのも楽しいと思います。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。お酒は単に飲むだけでなく、食事のおいしさを何倍増にもしてくれたり、その場の雰囲気を作り出してくれたりもします。

また、その時々の飲む人の気持ちに寄り添ってくれる場合も少なくありません。この記事を参考に、お酒を上手に楽しんでいただければ幸いです。

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