【初心者必見】飛行機の乗り方を1から簡単に説明します!
公開日:2021.11.05 更新日:2022.11.08
初めて飛行機を利用して旅行をするけれど、乗り方について知りたいと考えていませんでしょうか。初めて海外旅行であれば、いろいろ不安がつきものです。飛行機も乗ったことがないとあれば尚更です。
今回の記事では、安心して空の旅ができるよう、飛行機の乗り方から航空会社の選び方まで、基本的なことをわかりやすくお伝えします。ぜひ参考にしてください。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
1.初心者でもわかる飛行機の乗り方、5つの手順を紹介
飛行機に乗るためには、必ず搭乗手続きをします。初めての人には難しそうに思えるかもしれませんが、実際は簡単です。まず、チケットを購入しましょう。各航空会社のホームページや旅行会社で購入できます。
初めての人には、旅行会社がおすすめです。直に旅行会社のカウンターで細かく打ち合わせができます。また、搭乗手続きの流れを簡単に説明してもらうこともできます。
1-1 乗り方の手順①「フライト1時間前に到着しよう」
フライト毎に、「搭乗手続き」の締め切り時刻が設定されています。出発の20分〜30分前が標準的です。あくまでギリギリのタイムリミットですから、1時間〜1時間半前に到着して搭乗手続きをするのが一般的です。混んでいることも予想されますので、時間にゆとりを持って行動するようにしましょう。
1-2 乗り方の手順②「搭乗手続きをしよう」
空港に到着したら、予約した航空会社のチェックインカウンターでチェックインをします。自動チェックイン機でのチェックインもできますが、初めての人には、航空会社のチェックインカウンターで手続することをおすすめします。
1-3 乗り方の手順③「荷物を預ける」
各航空会社のチェックインカウンター横に、荷物を預ける「手荷物カウンター」があります。一般的には、航空会社のチェックインカウンターへ進むラインの途中に機械があり、荷物を預ける人と預けない人でラインが分かれています。
機械を通して中をチェックし、大丈夫でしたらそのままチェックイン時に荷物を預けます。係員が誘導してくれますので心配ありません。
1-4 乗り方の手順④「チェックインしたら搭乗ロビーへ」
チェックインが終わったら、搭乗ロビーがある階へ移動します。搭乗ロビー前には、各フライトの時間、搭乗ゲート番号などが電光掲示板で示されています。
また、保安検査所があり、機内持ち込みの荷物検査と、あなた自身も金属探知機による検査を受けます。
1-5 乗り方の手順⑤「保安検査をパスしたら搭乗ゲートへ」
保安検査をパスしたら搭乗ゲートへ進みます。自身の航空券に書かれている番号の搭乗ゲートまで移動します。羽田などの大きな空港では、行き先によって搭乗ロビーから搭乗ゲートまでが離れており、かなり歩くこともあります。
歩く歩道を使って無理なく移動しましょう。搭乗ゲートについたら、ゲート前にある椅子に座って待ちましょう。飛行機の準備が整うと搭乗案内が始まります。
国際線に搭乗するには?
国際線は、国内線とは別のターミナルビルにあります。空港に到着したら、国際線と国内線のターミナルビルを確認します。国内線のターミナルビルに到着した場合で、国際線に搭乗する人は、空港内のバスなどを使って国際線に移動します。
はじめに国際線に到着するか、国内線に到着するかは空港よって違います。羽田空港などのようにモノレールで移動する場合は、到着駅が分かれているため、国際線、国内線のどちらでもそのまま到着することができます。
2.各航空会社別に紹介!飛行機の乗り方について
チケットの予約から飛行機に乗るまでの流れを、航空会社を例に出してご紹介します。
2-1 JAPAN AIRLINESの飛行機の乗り方について
国内線の乗り方
チケット予約→空港到着→出発時刻の15分前までに保安検査を通過→出発時刻10分前までに搭乗ゲートへ到着→搭乗
保安検査所では、搭乗券の2次元バーコードかICを端末にかざしてピッと音がなります。
搭乗ゲートに到着したら、保安検査所でかざした搭乗券の2次元バーコードかICのどちらかを端末にかざしてください。この時もピッと音がなります。
これで手続きが完了し、あとは搭乗案内を待って飛行機に乗るだけです。
国際線の乗り方
チケット予約→出発時刻の2時間前までに空港到着→出発時刻の1時間前までにチェックイン→荷物を預け、保安検査を受ける→出国審査→出発時刻の30分前までに搭乗ゲートへ到着→搭乗
おおむね国内線と流れは同じですが、出国審査があります。パスポートと航空券を審査官に提出すると、パスポートに出国スタンプが押されて搭乗券と一緒に戻されます。
JAPAN AIRLINES
https://www.jal.co.jp/
2-2 ANA(全日空)の飛行機の乗り方について
国内線の乗り方
チケット予約→空港到着→出発時刻の15分前までに保安検査を通過→出発時刻10分前までに搭乗ゲートへ到着流れは、JALの時と同じです。
国際線の乗り方
チケット予約→出発時刻の2時間前までに空港到着→出発時刻の1時間前までにチェックイン→荷物を預け、保安検査を受ける→出国審査→出発時刻の30分前までに搭乗ゲートへ到着→搭乗流れは、JALの時と同じです。
2-3 スカイマークの飛行機の乗り方について
国内線の乗り方
チケット予約→空港到着→出発時刻の2時間前から受付開始、20分前までにチェックイン→出発時刻15分前までに搭乗ゲートへ到着→搭乗3歳未満の子供と登場するときは、幼児搭乗券が必要です。
チェックイン時または搭乗手続きをする時に、係員に伝えましょう。また、国際線は実績がありません。
スカイマーク
http://www.skymark.co.jp/ja/
2-4 楽天トラベルの飛行機の乗り方について
楽天では、JAL楽パック、ANA楽パックなど航空会社別にパックが用意されています。当然、ネットを使って予約します。空港に設置されている自動チェックイン機で搭乗券を受け取り、座席指定ができます。
または、予約時に作成する個人ページから「2次元バーコード(QRコード)」を印刷して空港へ持って行き、カウンターでチェックインします。
国内線の乗り方
チケット予約→空港到着→出発時刻の15分前までに保安検査を通過→出発時刻10分前までに搭乗ゲート通過→搭乗10分前までに搭乗口に現れない場合は、搭乗できないことがあります。
国際線も国内線と予約までは同じですが、国際線は電子航空券(Eチケット)が発行されます。印刷して空港のカウンターでチェックインします。チェックインは出発時刻の1時間半〜2時間前までに行ってください。
チケット予約
出発時刻の2時間前までに空港到着→出発時刻の1時間半前までにチェックイン→荷物を預け、保安検査を受ける→出国審査→出発となります。
楽天トラベルは全て自分で行うため、ビザの申請出入国カードの手配など初めての人には難しいかもしれません。
楽天トラベル
https://travel.rakuten.co.jp/
2-5 ジェットスターの飛行機の乗り方について
ジェットスター・ジャパンの国内線の乗り方
チケット予約→空港到着→出発時刻の2時間前から受付開始、30分前にチェックインと手荷物預かりが締め切られる→出発時刻25分前までに搭乗ゲートへ到着→出発15分前に搭乗締め切り
ジェットスター航空Q300型航空機の国内線の乗り方
チケット予約→空港到着→出発時刻の90分前から受付開始、30分前にチェックインと手荷物預かりが締め切られる→出発時刻25分前までに搭乗ゲートへ到着→搭乗
ジェットスター航空787型航空機で国際線から出発する国内線の乗り方
チケット予約→空港到着→出発時刻の3時間前から受付開始、60分前にチェックインと手荷物預かりが締め切られる→出発時刻40分前までに搭乗ゲートへ到着→出発15分前に搭乗締め切り
ジェットスター・パシフィックの国内線の乗り方
チケット予約→空港到着→出発時刻の2時間前から受付開始、30分前にチェックインと手荷物預かりが締め切られる→出発時刻25分前までに搭乗ゲートへ到着→搭乗
ジェットスター・ジャパンA320、A321型航空機の国際線の乗り方
チケット予約→空港到着→出発時刻の3時間前から受付開始、45分前にチェックインと手荷物預かりが締め切られる→出発時刻40分前までに搭乗ゲートへ到着→出発15分前に搭乗締め切り
ジェットスター航空787型航空機国際線の乗り方
チケット予約→空港到着→出発時刻の3時間前から受付開始、60分前にチェックインと手荷物預かりが締め切られる→出発時刻40分前までに搭乗ゲートへ到着→出発15分前に搭乗締め切り
ジェットスター・パシフィック航空の国際線の乗り方
チケット予約→空港到着→出発時刻の2時間前から受付開始、45分前にチェックインと手荷物預かりが締め切られる→出発時刻40分前までに搭乗ゲートへ到着→搭乗
ジェットスターは、ジェットスター航空、ジェットスター・ジャパン、ジェットスター・パシフィック、ジェットスター・アジア、機種によってチェックインや搭乗の締め切り時間が違います。
ジェットスター
http://www.jetstar.com/jp/ja/home
飛行機を降りる時の手順について
国内線の降り方
空港に到着したら、案内に従って飛行機を降ります。直接ボーディングブリッジに歩いて進むか、バスで空港のターミナルビルに入ります。荷物を預けていなければそのまま「到着ロビー」に出ます。
荷物を預けている場合は、案内に従って「手荷物受取所」へ進みます。大きなターンテーブルが設置してあり、順番に荷物が出てきます。
自分の荷物が出てきたら、ピックアプして「到着ロビー」に出ます。そこからは公共の交通機関を使って移動します。
国際線の降り方
空港に到着したら、案内に従って飛行機を降ります。到着ゲートを出ると入国審査があります。案内に従って進み、審査官にパスポート、ビザ、機内で配られる入国カードなど必要な書類を提出します。
入国審査通過後、手荷物を受け取ります。そこからは、現地のガイドやホテルのシャトルバス、または公共交通機関で移動します。
3.海外での飛行機の乗り方について紹介
帰国時の搭乗手続は、流れが日本を出国した時と逆になります。ホテルから現地の空港までシャトルバスや公共交通機関、または旅行会社の送迎バスなどで移移動します。空港まで移動したら、出国カウンターにパスポートと搭乗券を提示します。
国によっては出国カードが必要です。入国カードと一緒になっている場合もありますので、無くさないように注意しましょう。スタンプを押した後、パスポートと搭乗券が返却されます。
保安検査を受け、荷物を預けたら後は自由です。空港内の免税店で買い物を楽しみながらカフェなどで時間を調整しましょう
海外では、フライトの時間が変わることがよくあります。必ずチェックしましょう。早めに搭乗ゲートへ行って待つようにします。日本へ到着したら、今度は入国審査があります。
日本人用の入国審査カウンターの列に並び、順番が来たらパスポートを提示します。入国のスタンプが押されて返却されます。
その後荷物を受け取り、関税申告のカウンターで係員にパスポートを提示しながら申告書を渡せば終了です。
ここで、係員から荷物を点検されて指摘を受けることもありますが、故意でなければ大丈夫です。指示に従って申告しましょう。
4.初めて飛行機に乗る人が知っておきたい7つのこと
ベビーカーはどうすればいい?
ベビーカーは、手荷物として預けることができます。一般的に3歳からは割引料金がかかりますが、3歳未満の子供は無償で利用できます。
ジェットスターは、2歳以上の子供は大人料金になるなど、それぞれの航空会社で規定がありますので、予め旅行会社や航空会社に確認しましょう。
機内に持ち込めないもの
機内持ち込み手荷物は、最大7キロまです。ライター、ボンベ、ハサミ、ナイフ、花火、スプレー缶、ゴルフクラブ、野球のバット、ペットボトル飲料など機内に持ち込みが禁止されているものが多くあります。
ペットボトル飲料は、保安検査通過後に、搭乗口付近の売店で買ったものであれば持ち込めます。
詳細は、各航空会社や空港のホームページで確認できます。海外の場合は機内だけでなく、国別に持ち込み制限品があります。予め旅行会社で確認しておきましょう。
機内で写真撮影はできるの?
2014年9月から飛行機内の電子機器利用が緩和されました。電波を発しない状態の電子機器は、機内モードも含めて使用できます。離発着時も含めて、乗務員からのアナウンス後は使えます。
もちろん、デジタルカメラやスマホも使用できます。とはいえ、周囲の人の迷惑にならないよう配慮しましょう。
当日チケットの予約ってできるの?
急な出張などで飛行機に乗る場合でも、当日にチケットを購入することができます。ただし、希望通りの便に空きがあるとは限りません。料金も高くなることが多く、中に安く購入できるものもありますが、空席の状況次第です。
まずは旅行会社に問い合わせましょう。最近では、国際線のチケットも当日購入できるようになっています。また航空会社によっては、当日ホームページから予約すれば、空港でチケットを受け取ることができます。
LCC(格安航空会社)について
LCCとはローコストキャリアの略称であり、安い運賃で飛行機の利用ができる航空会社のことを言います。
しかし、格安航空会社では、預けた荷物が他の飛行機に間違って搭載されてしまい、困ったという話を時々耳にすることもあります。
価格が安いというのは大きな魅力ですが、周りの友人や家族などの経験や意見を聞くなど、航空会社を決めるときにはリサーチをしましょう。
海外の航空会社の評判を知ろう
海外にはたくさんの航空会社があります。一見わかりにくいのですが、安全性などの大切なことは、調べることをおすすめします。
例
オーストラリア旅行
「カンタス航空は過去1度も死亡事故がなく、安全性が高い」などです。
保険に加入しよう
もしもの時に備えて、保険に加入することをおすすめします。予め加入しておくことで、自宅から空港までの移動時の事故も保証されます。
5.まとめ
飛行機の乗り方がわからなくても、空港には総合案内カウンターがあります。現地で迷うなど、わからなくなってしまった場合にも対応してくれます。落ち着いて手続きをしましょう。
搭乗ロビー前には、お土産店が軒を連ねていますから、時間にゆとりがあれば保安検査所を通る前にお土産を買うこともできるでしょう。
飛行機の乗り方に慣れてくれば、早めに空港に着き、お茶や食事を楽しむこともできるようになります。
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