【節約旅】箱根フリーパスで行く!結局いくらお得なのかも紹介
公開日:2021.11.30 更新日:2022.11.08
「箱根に行ってみたいけど結構費用がかかりそう」「箱根フリーパスって聞いたことあるけど本当にお得?」などと気になっていませんでしょうか。
箱根は観光地が一つ一つ離れているので車がないと結構不便なんですよね。かといって公共交通機関を使うと、費用が結構かかるのです。
車なしの私が4月に箱根フリーパスを使って1泊2日の旅行をしてきたので、実際にいくらお得だったのか、その詳細を皆さんとシェアしたいと思います。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
1.そもそも箱根フリーパスってなに?
箱根フリーパスとは、箱根内の公共交通機関や施設で無料待遇や優待を受けられるとてもお得なチケットです。
2日券と3日券がありますが、日帰り旅行でも色んなところを回る予定なら2日券を買ってもお得だと思います。
箱根は色んな場所を回ろうと思ったら車が必要になってきます。車を持っていなくても、バスが箱根全体に網羅しているので交通に困ることはありません。
ただ、好き勝手に乗り降りを繰り返していると思っていたよりもお金を使っていた、なんてことがあるので注意が必要です。そんな時に乗り放題のパスがあれば安心です。
箱根フリーパスの購入は駅で可能
購入する駅によって値段は変わってくるのですが、主な場所でいうと新宿からであれば大人2日券5,140円、町田からであれば大人2日券4,820円といった料金設定になっています。
ちなみに、プラス500円程で3日券を買うこともできるので、2泊する人は更にお得です。乗車日の1ヶ月前から購入可能で、小田急線全線で販売されています。ちなみに私は2日券を当日の朝に購入しました。
2.箱根フリーパスについてくるものを紹介
2-1 無料になる公共交通機関
・小田急線の往復切符(小田原駅まで)
※90分で新宿から箱根湯本を結ぶロマンスカーは別途追加料金が必要です。
・箱根登山鉄道
・箱根登山線
・箱根登山バス(一部路線除外)
・箱根ロープウェイ
・箱根登山ケーブルカー
・箱根海賊船
・小田急箱根高速バス
・東海バスオレンジシャトルバス
箱根にある公共交通機関がほぼ全て乗り放題になるのです!箱根で一番の観光名所と言っても過言ではない箱根ロープウェイ。
このロープウェイの乗車券が意外と高く、早雲山駅から終点の桃源台駅まで行くと大人往復2,410円します。こういう時にフリーパスを持っていればいちいち値段を気にしなくていいので楽ですよね。
2-2 フリーパスで割引が効く、箱根の施設について
・箱根小涌園ユネッサン/森の湯
・箱根ガラスの森美術館
・星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ
など、箱根の50以上の施設で優待を受けることができます。優待対象のお店かどうかわからなくても、スタッフに聞いてみると優待対象のお店だった、なんてこともあったので、ダメ元でまずは聞いてみましょう。
3.ここは訪れたい!箱根のおすすスポットを紹介
3-1 箱根神社
箱根神社は箱根芦ノ湖の近くにあり、海賊船の降り場から徒歩で行くことができます。東海道中の無事の祈願や安産祈願、家内安全など、運開きのパワースポットと言われており観光客に人気があります。
それほど大きな神社ではないのですが、長い階段を上がった先に見える鳥居は神秘的です。800年を越す杉並木が立ち並ぶ参道は、インスタ映えしますよ!
3-2 箱根ロープウェイで空中散歩
箱根と言えば箱根ロープウェイ!火山活動を間近で見ることができ、白煙が立ち込める風景は圧巻です。早雲山駅を出発し中間駅の大涌谷駅で降りると、一面に硫黄の香りが漂ってきます。
大涌谷には有名な黒たまごがあり、それ食べると長生きできると言われています。大涌谷駅から終点の桃源台駅まではおよそ25分かかりますが、景色がどんどん変わっていくので飽きずに空中散歩を楽しめます。
また、運が良ければ富士山を見ることができ、その日の運試しとしてチェックするのも面白いかもしれません。
3-3 箱根海賊船
ロープウェイで桃源台駅まできたら、箱根海賊船乗り場が目に入ってきます。私もそうしたように、ロープウェイを降りてからそのまま海賊船に乗る人が多かったです。
私は日の入りを狙って搭乗したので、船の上から綺麗な夕焼けを見ることができました。早めに行かないと定員オーバーになってしまうかと心配したのですが、思っていたよりも船は大きいのでその心配はいらないと思います。
また、秋には紅葉が始まり、船の上からの景色は絶景です。
3-4 箱根旧街道
ここは私が一番おすすめする箱根の観光スポットです。私が行った時はなぜか人が全くおらず、ほぼ誰にも会うことなく歩きました、
基本的には山道を歩いて行くのですが、途中に休憩できる宿があったり、広い湖があったり、楽しめるポイントがいくつも出てきます。
下は石畳道になっていて看板もちゃんとあるので、それ通りに進んでいけば目的地にたどり着くことができます。道中に生えている草木や花と対話しながら歩くのもまた趣があっていいですよ。
ここで見た湖が忘れられないので、ぜひみなさんに足を運んでもらいたいです。足場が悪いところもあるので、運動靴は持参してきてください。
4.箱根フリーパスは結局いくらお得なの?
実際に行ったコースで、もし箱根フリーパスがなかったら一体いくらかかっていたのかを計算してみました。
新宿から小田原(880円)
小田原から箱根湯本(310円)
箱根ロープウェイ(片道1,370円)
箱根海賊船(片道1,000円)
強羅公園(550円)
バスと電車 計9回(3400円)
合計 7,510円
差額 ▲2,370円
※泊まった旅館が中心部から10分程離れた場所だったので、バスの金額が少し高くなっています。
なんと2,370円もお得に旅ができました。周りを見ていると、ほとんどの人がこの箱根フリーパスを持っていたような気がします。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。箱根はとても魅力ある街です。今回は1泊2日しか滞在できませんでしたが、あともう1泊したかったくらいです。
東京からも電車1本でこれるので、もちろん日帰り旅行も可能です。ハイキングするのもあり、温泉でゆっくりするのもあり、湖に癒されるのもあり。
箱根に行かれる際は、ぜひ箱根フリーパスの購入を検討してみてください。
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