海外好きの私がおすすめ!ハンガリーのインスタ映えスポット
公開日:2021.12.02 更新日:2023.01.05
皆さんは、ハンガリーと聞いてどんなことを思い浮かべますか。あまりなじみのない国かもしれませんが、実は近年ハンガリーを訪れる日本人観光客が増えています。
今回はそのハンガリーの魅力と、おすすめのインスタ映えするスポットをお届けしたいと思います。それではまずは少しだけ、ハンガリーの歴史についてお話しましょう。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
1.ハンガリーってどんな国?簡単に歴史も紹介
1-1 美しい国、ハンガリー
(聖イシュトバーン大聖堂:デジタルカメラで撮影)
ハンガリーの首都ブダペストは、ドナウ川が町のほぼ中央にあり、西岸のことをブダ、東岸のことをペストと言います。そして、ブダとペストは全く違う景観を持っています。
ハンガリーの有名なスポットはたくさんありますが、とりわけドナウ川やそれに架かるくさり橋はいつ見ても見飽きません。また、どこを取っても歴史を感じる美しい町並みがあちこちに広がっています。
ハンガリーを代表する王宮は、13世紀の頃に建てられました。今ハンガリーで見ることができる王宮の形になるまでに、いろんな苦難を乗り越え様々な変化を遂げてきました。
ルネッサンス様式に改築されたり、オスマン帝国の侵略で破壊されたり、ハプスブルク家による支配によりバロック様式へと変わったり、火災や第1・2次世界大戦で大きな被害を受けたりなど、苦難の歴史を辿ってきました。
20世紀に建て直され、今は世界遺産として登録されています。
1-2 実は親日国のハンガリー
(聖イシュトバーン大聖堂の近くの街角:デジタルカメラで撮影)
ハンガリーは実は親日国であり、日本人に対して好感を持っているハンガリー人が多いです。ハンガリーでも日本のメーカーの車をよく目にします。
また、ハンガリーでは日本ブームにより、日本語を学ぶハンガリー人や、日本語を専攻できる大学まであります。また、医学を学びたいという日本人がハンガリーへ留学するケースも近年とても多いです。
1-3 温泉が楽しめる国
ハンガリーは、ヨーロッパの中でも温泉を楽しむことができる国としてとても有名です。日本人にとっては非常に嬉しいです。
ハンガリーの温泉の温度は、日本の温泉よりも大体低めのところが多く、気分的には温水プールに入っているような感覚です。特に大きな温泉は、セーチェニ温泉です。
セーチェニ温泉は、温泉の種類も非常に多く、たくさんの方が利用されています。また、温泉につかりながらチェスをするおじさまたちは、いつ行っても見ることができます。
また、ホテル内でも楽しめる温泉があります。
(ダヌビウス・ホテル・ゲッレールト:スマートフォンで撮影)
ダヌビウス・ホテル・ゲッレールトの中にある温泉が、ゲッレールト温泉です。ここは宿泊客なら無料で温泉を楽しむことができるので、おすすめのホテルです。
2.インスタ映えするハンガリーの景色をいくつか紹介
(ダヌビウス・ホテル・ゲッレールト:デジタルカメラで撮影)
ハンガリーには、インスタ映えするところがたくさんあります。建築物や風景、その他食べ物なども日本とは全く異なるため、楽しみながら写真を撮ることができます。
今回はハンガリーの有名どころをいくつかご紹介したいと思います。
2-1 ドナウ川
(ドナウ川とくさり橋:トイカメラで撮影)
ハンガリーでまず一番に見ていただきたいのが、ドナウ川です。
船が優雅に川を流れており、王宮やゲッレールト山から眺めるとブダペスト全体の街並みが見渡せてどこを取ってもインスタ映え間違いないです。
(ドナウ川とくさり橋:デジタルカメラで撮影)
ドナウ川とそこに架かるくさり橋などは、いつ見ても素晴らしい風景です。また、夜になるとブダペストは綺麗にライトアップされるので、日中と夜とでは全く違う表情です。どちらも非常に美しい風景です。
2-2 王宮
歴史が詰まった王宮では、建物が非常に美しいです。
(王宮:スマートフォンで撮影)
また、王宮から眺めるブダペストの街の景色もまた美しく、インスタ映えすること間違いありません。
(王宮を登り降りするケーブルカー:スマートフォンで撮影)
王宮は広いので、歩いてじっくり眺めたり、ベストショットを狙って散策してみたりすると面白いです。
2-3 夜景
日中とは全く違う様子に見えるのが、夜のライトアップです。
(国会議事堂:スマートフォンで撮影)
こちらは国会議事堂ですが、川に浮かんでいるように見えます。日が暮れ始めた頃にライトアップされた国会議事堂は、建物の美しさもより一層引き立って見えます。
(国会議事堂:スマートフォンで撮影)
日がすっかり沈んでからも、また表情が違います。
ハンガリーの夜景も、どこを取ってもインスタ映えしますが、ドナウ川のクルーズに参加するとよりいい写真が撮れるのでおすすめです。
美味しいディナーを楽しみながら眺める夜景は、ムード満点で一度見たら忘れられない思い出になるはずです。
日中にもクルーズはあるので、どちらにも参加してみるとより楽しむことができるかもしれません。
2-4 バラトン湖
バラトン湖は、海と隣接していないハンガリーにとってまさに海のような存在です。
多くのハンガリー人が、夏休みなどのバカンスに別荘を借りたりしてバラトン湖周辺でのんびりと過ごしたりするそうです。
夏になると泳ぐこともできるので、本当にハンガリー人にとってバラトン湖は海です。
(バラトン湖:スマートフォンで撮影)
バラトン湖は細長で大きく、どこまでも広がって見えます。
(バラトン湖:スマートフォンで撮影)
バラトン湖には白鳥も多く生息しています。優雅に泳ぐ姿を見ることもできます。
エサをやることもできますが、人慣れしているところもあり、エサをやるときはグイグイ寄ってくるので、噛まれないように注意しましょう。
(バラトン湖:スマートフォンで撮影)
冬は寒いので、夏頃に観光するのがベストです。泳いで眺めて白鳥と戯れて楽しむことができます。
また、バラトン湖周辺には可愛らしい街もたくさんあるので、探検してみると新しい発見ができるかもしれません。3枚の写真はいずれもティハニ(Tihany)という町の近くで撮影したものです。
2-5 英雄広場
英雄広場は、ハンガリーの有名な観光スポットのひとつです。いつ訪れても観光客たちでにぎわっており、時々小さな出店もあります。
その名の通り、ハンガリーの英雄たちの像がたくさんあり、またすぐ側には美術館などもあります。英雄広場はハンガリー建国1000年を記念して、1896年に造られました。
(英雄広場:トイカメラで撮影)
広場の真ん中には、大天使ガブリエルが高く掲げられています。歴代の国王や将軍、芸術家などの英雄の像をじっくり見ることができます。
(英雄広場:トイカメラで撮影)
一枚一枚、有名な場面を切り取った銅像もあります。どんな様子なのか想像しながら見ていくのも楽しいです。
(英雄広場:トイカメラで撮影)
2-6 ゲッレールト山
温泉で有名なダヌビウス・ホテル・ゲッレールト(Danubius Hotel Gellért)の真横に、山があります。この山がゲッレールト山です。
(ゲッレールト山:デジタルカメラで撮影)
下から見上げると、十字架が見えます。ここは洞窟の中に教会があります。山を登る途中にあるので、ぜひ覗いて見てください。
(ゲッレールト山の頂上:スマートフォンで撮影)
高い山ではないので、ちょっとした散歩がてら気軽に登ることができます。実際に登って眺める景色は非常に美しいです。
特に、夜景を眺めたり、夕日を見たりするには最適のスポットです。夕方ころから人が増えてきて、景色を楽しむ観光客や恋人が多いです。
高いところから絶景写真を撮るなら、ここが一番ベストです。
3.まとめ
(自由橋:デジタルカメラで撮影)
いかがでしたでしょうか。日本人とハンガリー人は同じ祖先だった可能性もあると言われるほど、日本とハンガリーには共通点も多いです。
たとえば日本と同様名字が先で名前があとです。これはヨーロッパの中でもかなり珍しいことです。
現在日本からハンガリーへの直行便はなく、どこかの国を経由して行かなければなりませんが、おすすめはフィンランドを経由してハンガリーへ向かう方法です。
ドイツやイギリスなどを経由するよりもフライト時間が短く、日本から14時間ほどでハンガリーに到着します。
ハンガリーはとても美しい国です。一度行けば、美味しい食べ物や温厚なハンガリー人の人柄など、ハンガリーの魅力に気づくはずです。
ぜひ、機会があればハンガリーでたくさん素敵な写真を撮ってみてください。
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