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インドのデリーを観光!おすすめのひとり旅、1日プランを紹介

公開日:2021.12.08 更新日:2022.12.19

目次

客引きも多く、個人旅行は危険というイメージが先行するインドですが、実は首都デリーには世界遺産が沢山あり、観光にはもってこいの都市です。

2004年にデリー・メトロが開通してからは、空港から市内、または市内全域の観光地へのアクセスも各段に便利になりました。

もうリキシャーやタクシー相手の交渉も、面倒なやり取りも必要なくなったのです。
インド初心者でもメトロを駆使し、快適で自由なデリーの観光が楽しめます。

インド個人旅行リピーターの著者が、デリーでおすすめの観光地を紹介します。

株式会社MEBUKU

Pokke編集部
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首都デリーのおすすめ観光!著者のひとり旅体験を紹介

デリーの観光①「ニューデリー駅からスタート」

旅行者がデリーでまず最初に訪れるのは、ニューデリー駅です。
ここは外国人旅行者向けの列車のチケットなどを販売する窓口があるため、インド各地への旅の起点となっています。

市内を観光する際も、すぐそばにメトロの駅があるので、このニューデリー駅からスタートです。

また、駅の向かいには、世界中からバックパッカーが集うストリート、パハールガンジがあり、安宿や食堂が軒を連ねています。

パハールガンジ

時間のある場合、ここで朝食をとっておくのも良いでしょう。両替も空港よりレートが良く、交渉も出来ます。観光客向けの土産物の種類も豊富で、値段も安いです。

駅やパハールガンジの周辺には、騙そうとするインド人が多いので、話しかけられても絶対に相手にしないようにして下さい。

デリーの観光②「世界遺産・赤い砦 ラールキラー/レッドフォート」

ラールキラー内部

ニューデリー駅からメトロイエローラインに乗り、カシミールゲイト駅でバイオレッドラインに乗り換え、ラールキラー駅を下車後、徒歩数分で到着です。

ラールキラーは、アグラにある有名な世界遺産『タージ・マハル』の建造者でもある、ムガル帝国5代皇帝のシャー・ジャハーンが建設した砦です。

中には宮殿やモスクなども存在していて、ムガル時代の面影を偲ぶことが出来ます。敷地はとても広く、城壁の総延長は2kmにも達します。
ムガル時代の武器などを展示している博物館も見所の一つです。

入場券売り場は、メトロ駅から一番近いラーホーリ門にあります。ゆっくり回ると時間がかかるので、朝一で行きましょう。
続いて行きたいのは、イスラム教徒のモスク「ジャマー・マスジット」です。

ラーホーリ門からチャンドニーチョークを直進し、エスプラネード通りに左折し、直進すれば徒歩15分で到着です。道沿いには雑貨や銀細工など様々な露店が出ているので、歩いていても飽きません。

デリーの観光③「圧倒的な存在感・ムスリムの聖地 ジャマー・マスジット」

世界遺産ではありませんが、巨大なモスクがそびえるイスラム教徒の礼拝場です。

ラールキラーと同じく、シャー・ジャハーンが1656年に完成させたモスクで、その規模はインド最大と言われるほど。
向かって南側の高さ40メートルのミナレット(塔)には上ることが出来ます。

デリーの市内を一望できるので、とても気持ちが良いです。
礼拝に訪れているムスリムの人々は皆人懐っこく、笑顔で話しかけてくれますので、記念撮影や会話には気軽に応じてあげましょう。

続いて、メトロでコンノートプレイスへ向かいましょう。バイオレッドラインジャマーマスジット駅から乗車し、マンディーハウス駅でブルーラインに乗り換え、コンノートプレイス駅で下車します。

デリーの観光④「買い物と食事はコンノートプレイスで」

メトロの駅を中心に、放射線状に広がるコンノートプレイスは、ニューデリーにおいて、経済、ビジネス、ショッピングの中心的エリアで、多くのショップやレストラン、ツアー会社などが並んでいます。

ブランドやメーカー品が好きな人は、日本より安く買えるのでおすすめです。
ただし、観光客と見ると言葉巧みにマージンが貰える“ひいきの店”に連れて行こうとする人も多いので、注意が必要です。

日本でも馴染みの「スターバックス」や「マクドナルド」など、衛生的に問題のないカフェやファストフード店、高級レストランもあるので、街中の屋台や食堂で食事をするのは不安だという場合は、こちらで食べても良いでしょう。

デリーの喧騒から離れた場所で遅めの昼食をとったら、ゆっくりショッピングを楽しみましょう。

最後に

今回はメトロを駆使して過ごすモデルコースを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

一日中観光する場合は、荷物を持ち歩くことを避けるため、先に観光地などを訪れ、後に買い物やグルメを楽しむといったスタイルがおすすめです。

デリーには、世界遺産の「フマユーン廟」や「クトゥブミナール」など、まだまだ見所が豊富にありますが、暑い日も多いので、欲張って一日で回ろうとせず、体力と相談しながら街歩きを楽しみましょう。

歴史も文化も国民性も、日本とはまるで違うインド。初めて訪れる人は戸惑う事も多いでしょう。

しかし、デリーを一日歩けば、この多種多様な宗教や民族が織りなす濃厚なインドに、魅了されること違いありません。ぜひ一度訪れてみてください。

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