ベトナム旅行しました!ホーチミンのおすすめ観光スポット5選
公開日:2021.12.10 更新日:2023.01.05
インドシナ半島の南北に伸びるベトナムのホーチミンについて知りたいと考えていませんでしょうか。ベトナムは海外旅行先として人気の国です。
ベトナム最大の経済都市といわれている「ホーチミン」では、きれいな建築物やおいしい料理だけではなく、バイクがたくさん走っていたり、道端の屋台を楽しんだりと東南アジアの雑多な雰囲気も感じられる場所です。
今回の記事では、実際に体験したホーチミンで見逃せない観光スポットや料理をご紹介いたします。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
1.ベトナム、ホーチミンの見逃せない5つの観光スポット
ベトナムのホーチミンを訪れたら、必ず立ち寄りたい観光スポットがあります。比較的近いエリアに集まっていますが、日差しが強いホーチミンではなるべく効率的に周りたいですよね。
そこでホーチミンで見逃せない5つのポイントをご紹介いたします。
1-1ホーチミンのおすすめ①「ドンコイ通り」
まず、ホーチミンを観光するのなら、必ず行きたいのがドンコイ通りです。高級ホテルやレストラン、そしてお土産屋が軒を連ねています。
また、見ておきたい観光スポットもドンコイ通りの近くにあるので、ドンコイ通りを拠点に観光をすると非常に便利です。
レストラン ベトナムハウス店内様子
ドンコイ通りには様々なレストランがあります。多くが観光客用のレストランなので英語のメニューや、中には日本語のメニューを準備しているレストランもあり、非常に便利です。
衛生面に関しても、しっかりと整備しているところが多く、屋台などのお店は少し心配という方には安心して食事を食べることが出来るでしょう。
様々なレストランがありますが、日本人がよく訪れるのは「ベトナムハウス」という老舗のベトナム料理店です。
ガイドブックにも紹介されるほど評判がよく、店内は広々としたスペースにバーやピアノがあり高級感あふれる雰囲気です。
エビやココナッツを混ぜたベトナムのサラダや、薄いお好み焼きのようなバインセオを味わうことができます。
時間帯によっては、アオザイを着た女性たちが伝統楽器を用いて音楽を演奏する演出もあり、特別な時間を演出してくれます。
お土産屋「TanPoPo」看板
ドンコイ通りを歩いていると、たくさんのショッピングを楽しめるお店があります。ここではほとんどのお店で、値札も貼ってあるので交渉する必要もなく、安心して買い物ができます。
「ユニオンスクエア」などの大きなショッピングモールから伝統工芸の漆器店や、高級ブティック店、また香水やアロマ店など女性には嬉しいお店もたくさんです。
その中でもおすすめは「TanPoPo(タンポポ)」というお店です。ドンコイ通りから少し入ったところにあるお店ですが、日によっては日本語が通じる店員さんがいたり、日本語の説明書きがあったりと安心して買い物ができるお土産屋です。
また、一つ一つ包装してあるので、お土産にも最適です。笑顔が素敵な店員さんが迎えてくれ、おみやげの相談にも乗ってくれます。
少し歩き疲れたら、ドンコイ通りで休憩しましょう。ベトナムはブラジルに次ぐ世界第二位のコーヒー生産国のため、コーヒー大国として知られています。
数多くあるカフェの中でも「Trung Nguyen Coffee」のカフェがおすすめです。ベトナムで有名なチェーン店で、おしゃれで高級感漂うカフェです。たくさんのメニューの中から選ぶことができます。
また、コーヒーの中に練乳を入れ思いっきり甘くするのがベトナム流。現地の方の真似をしてぜひ挑戦してみてください。
夜の市民劇場
ドンコイ通りには見ておきたい観光スポットもあります。それはドンコイ通りの中心に位置する「市民劇場」です。フランス統治時代に作られたコロニアル調の建物は、劇場になっています。
オペラやコンサートなどを楽しむことができますが、言葉がわからなくてもアクロバティックなエンターテイメントショーも開催されていることがあるので必見です。
お昼にチケットを購入し、その日の夜に見ることも可能です。また、ショーをみなくても、市民劇場は夜にライトアップされて非常に綺麗です。ぜひ美しい市民劇場を背景に写真を撮ってみてください。
1-2 ホーチミンのおすすめ②「ベンタン市場」
次に、おすすめしたいのは、アジアの活気を感じることが出来るベンタン市場です。朝6時から夜11時まで開いているこの市場では、小物やアクセサリーの商店、また飲み物やご飯を楽しめる屋台がひしめき合っています。
市場では4つのエリアに分かれています。
「南口エリア」では生地を扱うお店が集まっており、ベトナムらしい生地やTシャツなどの洋服などが売ってあります。偽物のロゴが入った下着や、子供服などもあります。
「西口エリア」では雑貨を扱うエリアで、バッグやサンダルを買うことができます。観光客が多いのはこのエリアなので、客引きの声が絶えません。おみやげにピッタリの可愛い小物入れもあります。
地元の人が多いのは「北口エリア」で、野菜や果物の食材を買う人で溢れています。地元の人が普段買い物している風景を見て楽しめます。
屋台には飲みものを販売していたり、ご飯を食べたりする場所もあります。衛生面が心配な方は、見学だけにしましょう。
「東口エリア」は、食材からアクセサリーまで幅広い種類のお店が並んでいます。日用品なども多いので、地元の人と観光客がどちらもいるエリアです。
客引きが西口エリアに比べて激しくないので、ゆっくりみて周りたい方にはピッタリの場所です。
市場の商品は値段が書いていないので、基本的に交渉が必要です。言い値の半分の値段から始める場合が多く、電卓で自分の希望の値段を打ち込んで交渉します。
自分が納得行く金額で購入すればいいのですが、「安くして!」と自分の要求だけ伝えても、なかなか値段は下がりません。「たくさん買うから、一つの値段を安くして!」など、お互いが気持ちよく買い物できるようにしたいです。
1-3 ホーチミンのおすすめ③「コンサーパリス周辺」
ベトナムの中でフランス統治時代の建物があるのがこのコンサーパリス周辺です。 まるでヨーロッパに来たかのような美しい建築物を見ることができます。
聖母マリア教会は、まるでヨーロッパにあるような大きな教会で赤レンガが美しく映えます。ネオ・ゴシック様式で、美しいステンドグラスも当時フランスから持ってきて作られました。
観光客が立ち入ることが出来るエリアは決められていますが、高い天井と美しい装飾の数々に圧巻です。ミサの時間には多くのキリスト教徒が集まります。
中央郵便局
聖母マリア教会の隣に位置するのは、黄色の外観が特徴的な中央郵便局です。こちらもフランス統治時代に建てられたため、西洋風の大きな建築物で現在も郵便局として使用されています。
まるで駅のホームのように奥行きがありアーチ状になっています。正面の奥の壁には革命家ホー・チ・ミンの肖像画が飾ってあり、ベトナム人に敬愛されているのがわかります。中にはお土産屋や、受付をするカウンターなどがあります。
今では日本でも懐かしいレトロな電話ボックスもあり、観光スポットになっている郵便局です。郵便局内はもちろん、まわりでもおしゃれなポストカードを販売しているので、ぜひこの郵便局から家族や友人、もしくは自分宛てに手紙を送ってみて下さい。
1-4 ホーチミンのおすすめ④「4月30日公園」
先ほどご紹介したコンサーパリス周辺にあるのは4月30日公園です。4月30日は約40年前に終わったベトナム戦争の終結日です。
緑豊かな広い芝生の周りにはベンチがたくさんあり、ゆっくり出来る場所になっています。周りには屋台があり、小腹がすいたときなどに食べることもできます。
ホーチミンでは現地の人々が、このような公園でゆっくりくつろいでいる姿をよく見ます。若者だけでなく家族連れや高齢の方もみんなで話してリラックスしているようです。
また、夜には街頭が灯り公園内も明るので、さらに人々が集まってきます。暑いベトナムでは家にいるよりも公園の風を受けたほうが快適なのかもしれません。
夜遅くてもまだ子どもたちが公園を駆け回っている様子を、周りの人々は微笑ましく見ているようです。観光の際には、忙しくいろいろなところを見たくなりますが、ローカルの人々に混じってゆっくりするのも特別な瞬間です。
1-5 ホーチミンおすすめ⑤「メコン川ツアー」
あまり知られていませんが、ホーチミンから車で2時間のところにあるメコンデルタの入り口の港町でベトナムらしい体験ができます。ツアーの申し込みが必要ですが、ドンコイ通りのツアー会社でも申込みでもOKです。
三角の帽子をかぶってメコン川を船で渡るジャングルクルーズや、昼食には名物料理の「エレファントフィッシュ」、そしてココナッツキャンディの試食や大きな蛇を首に巻いたりと盛りだくさんのツアーです。
ベトナムの自然を感じながら、多くの体験できるのは思い出に残っておすすめです。
2.ベトナム、ホーチミンで美味しかった料理3選
ベトナムは日本人の口に合う料理も多ので、グルメも楽しみたいです。衛生面が気になる方など、どこで食べたら良いのかわからない方のためにおすすめの料理とレストランをご紹介します。
2-1 ベトナムといえばフォー
やはり、ベトナムといえば一番に思いつくのはフォーではないでしょうか。平たい米粉麺を使用し、肉やパクチーなどの野菜を入れます。日本のうどんをあっさりした感じです。
ホーチミンでよく見かけるのは「Pho24」というチェーン店のレストランです。清潔な店内で、英語付きのメニューから選ぶことができます。無料Wi-Fiも使用でき、旅行中にはぜひ訪れたいお店です。
また、普通のフォーではなく少し変わったフォーをお探しの方はフォー・クインのお店がおすすめです。ファングーラオ通りとドークァンダウ通りの交差点に目立つフォーのお店で、フォーボーコーのフォーを食べることができます。
フォーボーコーとはビーフシチュー味のフォーで、上に乗っているお肉が柔らかくて病みつきになります。バックパッカー街にも近いので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
2-2 生春巻き
ベトナム料理の生春巻きは、ベトナム旅行中に食べたい料理です。ただ、衛生面が悪い場所の料理はお腹を壊すことが多く、特に生野菜は怖いという方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのは「Wrap & Roll」のレストランです。黄色と緑の看板が目印のチェーン店レストランで、ホーチミンのさまざまな場所で見ることができます。清潔な店内で、様々なベトナム料理が楽しめるレストランです。
普通の「生春巻き」や、蒸したもの、焼いた物と種類は豊富で春巻きだけでも40種類以上あります。現地の人にも愛されている「Wrap & Roll」で、本場の味を楽しめます。
2-3 バインセオ
よくガイドブック等では「薄いお好み焼き風」と紹介されるバインセオもホーチミンで食べておきたい料理です。バインセオはベトナム南部でよく食べられる家庭料理で、米粉とココナッツミルクをベースにした薄い生地で、豚肉やもやしなどの野菜をたっぷりはさみこんだ料理です。
皮は薄くパリパリしていますが、中には具材がたくさんつまっておりボリュームたっぷりの料理です。先ほど春巻きでご紹介した「Wrap & Roll」のレストランで食べることができます。
3.ベトナム、ホーチミンの気になる疑問まとめ
3-1 ベトナムの治安はどうだったのか?
ベトナムの治安は良いと言われており、夜遅くでも地元の人がご飯を路上で食べていたりと、賑わいを見せています。観光客を狙った殺人などの重犯罪は少ないですが、スリや置き引きはもちろん気を付ける必要があります。
特に、チョロンの地域は貧富の差が激しいため、スリが多発しています。お店でのお釣りのごまかしや、バイクタクシーの高額なチップの請求など、金銭トラブルは多く報告されています。そのため、しっかりしたお金の管理が必要です。
また、蚊が媒体となって感染するデングなどの病気もあります。予防策は蚊に刺されないようにするしかないので、虫除けスプレーで寄せ付けないようにしましょう。
渡航する前には必ず外務省の「海外安全ホームページ」を見て最新情報を確認しましょう。
3-2 ベトナムの物価は?
ベトナムの物価は安いと言われていますが、観光客が訪れる場所は観光価格になっているので、「日本より少しやすいかな」と感じる程度でしょう。また、高級ブティックを除き、殆どの場所でクレジットは利用できません。
また、高額な紙幣だと受け取ってくれない場合がありますので、なるべく単位のお札を何枚も持っていた方がいいでしょう。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。東南アジアの雑多な雰囲気が残るベトナムのホーチミンでは、歴史的な建築物から美味しい食事まで楽しむ場所がたくさんあります。ぜひ事前に訪れる場所を決めてホーチミン旅行を楽しんでください。
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