【インタビュー】駒田航さん 東洋文庫ミュージアムの音声ガイド
東京 駒込
東洋文庫ミュージアムはアジアの貴重な古書を展示する本の博物館です。国宝や重要文化財を含む古今東西100万冊の蔵書の中から、えり抜きの書物をご紹介しています。
蔵書のテーマは東洋学。
日本を含む東洋の国々の特徴は、多様です。それらは互いにどんな関わりを持ち、独自の文化を築いてきたのか。西洋の人々の目に東洋の国々はどのように映ったのか。何が同じで、何が違うのか。
今回、東洋文庫ミュージアムの音声ガイドのナビゲーターをお願いしたのは声優の駒田航さん。
ナレーションの収録後に、今回のご感想やガイドの注目ポイントなどをお聞きしました。
── 今回初めて音声ガイドのナレーションをされてみてのご感想をお願いします。
駒田航さん:ものを見ながらとは言えども、耳から入ってくる情報という意味で、ものすごく丁寧に、単語や少し難しい歴史の話などがクリアに伝わるようにと思って取り組みました。なかなか難しいところもありましたが、ボリュームもたっぷりでやりがいを感じました。
── 普段声のお仕事をされているときと比べて、今回読み方や雰囲気で意識されたところがあれば教えてください。
駒田航さん:キャラクターを背負っているというよりは、その場をしっかり説明する立場として、個性はあまり出さず、司書さんのような雰囲気で、フラットな感じで行こうと思い収録に臨みました。
── 音声ガイドのなかで特に印象の残ったエピソードがあれば教えてください。
駒田航さん:僕が好きなのは、名言の小径ですね。
── 気に入った名言ありますか?
駒田航さん:「愚者は学ぶことを恥とし、賢者は学ばないことを恥とする」の言葉ですね。
学生時代は世界史を選択していたのですが、この言葉自体はチベット語ですけど、ギリシャのソクラテスなども似たようなことを言っていたなと思い出しまして。やはり学者たちといいますか、知を得た人たちはたとえ大陸が違っても、発想が似るんだな感じて面白かったですね。
今回の東洋文庫ミュージアムの音声ガイドのリリースを記念して、特設サイトにて、駒田航さんのサイン付きしおりのあたるTwitterキャンペーンなど行っております。ぜひチェックしてみてください!
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