オリーブが有名な島!小豆島で絶対に訪れるべき観光名所3選
公開日:2021.11.22 更新日:2022.12.19
四国の香川県に属する離島、「小豆島」はみなさんご存知でしょうか。オリーブが有名なあの小豆島です。
今では「しょうどしま」と呼ばれていますが、古事記によると、かつては「あずきしま」として知られていたようです。これは、その昔この土地で小豆が多く収穫されていたからだとか。
そんな歴史の長い小豆島には、人の心を動かすような魅力ある名所がたくさんあります。今回は、実際に島を一人で回った著者が、絶対に外せない名所をご紹介致します。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
【感想】小豆島で絶対に訪れるべきおすすめ観光名所3選
小豆島のおすすめ観光名所①「道の駅 小豆島オリーブ公園」
全国でも小豆島のオリーブは非常に有名です。約2000本もあるオリーブの木に囲まれたオリーブ園は、歩くだけで心がほっとします。種類もいくつかあるようで、見ているだけでもかなりの時間をかけてしまいました。
このオリーブ園、スタッフの方曰く「ハート型のオリーブの葉を見つけると幸せが訪れます!」とのことです。早速四葉のクローバー探しの覚悟で挑みましたが、これが割と普通にあるようで周りの観光客も皆さんハートの葉っぱを手にされていました。
是非オリーブ園へ来た際には、ハートの葉をたくさん見つけてみてください。
また、このオリーブ公園は景色も素晴らしい事で有名です。丘の上には真っ白なギリシャ風車がぽつんと立っており、真っ青な海と青空に溶け込んだ風景はまさに色のコントラスト。
周りも静かでゆったりしているので、自分の時間をゆっくりと取りたい方にはおすすめのスポットです。
オリーブ園を存分に楽しんだ後は、近くの建物にあるオリーブショップへ足を運んでみてください。オリーブそのものや加工品、さらには小豆島の名品などさまざまな商品が並んでいます。
こちらでオリーブのハンドクリームと香水を購入しました。やはり保湿力と香りの良さは群を抜いています。多彩な商品を取りそろえるオリーブショップは、友達や家族への土産等を選ぶにもおすすめの場所です。
小豆島のおすすめ観光名所②「寒霞渓」
オリーブ公園からバスですぐの場所にあるのが、この寒霞渓です。1300年程前に起きた火山活動により作られた渓谷は、大自然を感じさせる素晴らしい絶景を見せてくれます。その美しさは、日本の三大渓谷美にも選出されているほどだそうです。
寒霞渓は、下からロープウェイが整備されており、山頂駅という地点まで一気に登ることができます。一人旅で訪問したのですが、途中同じく一人旅をしていた中国人の女性と仲良くなったため、一緒に寒霞渓を登ることとなりました。
ロープウェイは片道大人810円、往復1470円でチケットを購入します。途中にはスタンプを押せる場所なんかもあり、観光者向けに様々な工夫が施されていました。
ロープウェイからの景色を楽しんだ後は、ついに山頂駅に到着です。ここには展望台などの他に、小腹が空いた時のために出店が出ています。
ポテトを購入して二人で進路を相談し、私たちは「星ヶ城登山道」という一番きつそうな道を進むことにしました。
他にはそれぞれ表12景登山道、裏8景登山道というものがあります。どちらも観光できるスポットが多く、家族連れや友達同士で来られた方々は皆さんこのどちらかの道を選ばれていました。
星ヶ城登山コースは、途中から非常に険しい道のりになってきます。4月でも雪が残り、足場も滑りやすい危険な道となります。その厳しい道を経て星ヶ城を観光した後は、是非そのまま登り続けてください。
登山コース
ずっと木に囲まれていた道が開けて、岩が突き出た場所から絶景を目にすることができます。瀬戸内海を一望できるその景色は、今まで見たどんな景色よりも広く素晴らしいものでした。
小豆島に来たからには、ロープウェイだけでも十分なので是非寒霞渓に行ってみてください。
小豆島のおすすめ観光名所③「エンジェルロード」
小豆島で訪問すべき名所3つ目は、名の知れた観光地「エンジェルロード」です。別名天使の散歩道と呼ばれるエンジェルロードは、カップルの聖地として名高く観光客の人気を常に獲得し続ける超人気スポットです。
エンジェルロードは、その名の通り「道」です。潮が満ちているときは遠くに浮かぶ余島が見えるのですが、引潮になると水の下から道が現れ、島の向こう側に渡ることができます。
ここには、「大事な人と手をつないで渡れば、天使が二人の元を訪れて願いを叶えてくれる」という素敵な言い伝えがあるのです。
また、このエンジェルロードを一望できる「約束の丘展望台」には、恋人同士が愛を誓い合う鐘があります。鐘の音と共に見る天使の散歩道は、何とも素晴らしい哀愁があります。
行った時期は春先でしたが、ちょうど日の入りの時間帯が完全に引潮になるとのことでした。島の方に車で連れて行ってもらい、無事ゴールデンタイムのエンジェルロードを拝むことができました。
意外にもカップルは少なく、家族連れや外国の方々、一人の方もたくさんいらっしゃいました。道を渡りきると、恋絵馬のようなものが木に括り付けられており、ここを訪れたであろうカップルたちの愛の誓いが書かれていました。
また、カップルの聖地ということで、近くには100円で引ける恋みくじのようなものも用意されていました。ここはなぜかエンジェルロードよりカップルが並んでおり、とても賑わっているようでした。
エンジェルロードへの交通手段は、タクシーやバスを使うと便利です。島の端になるので歩きは相当きついと思います。
しかし、さすがカップルの聖地だと言われるだけあるなという感じでした。あの広大な海と一本の道に囲まれた景色は、それだけで幻想的で大切な人を想い出すような場所でした。
ロマンチックな雰囲気、美しい眺め、特に夕日の時間帯は是非一度体験していただきたいです。
小豆島の観光で知っておくと便利なこと
小豆島へのアクセス方法
小豆島へは船で行くことができます。本州から行く場合は神戸新港、新岡山港、姫路港、日生港、宇野港から船が出ています。値段もだいたい1000円〜2000円とかなりお手頃です。
四国から行く場合は、高松港、高松東港から乗船可能です。こちらは距離も近いため片道600円~1300円程度で向かうことができます。
神戸新港から早朝の便で出発しましたが、船内が非常に綺麗でロビーのようなところで到着まで爆睡してしまいました。
気を付けなければいけないのが、出発する港によって小豆島内のどの港に着くかが変わってくるということです。ご自身の宿泊先や最初の目的地を決める際は、どの港に着くか事前にチェックしてから行くとスムーズに観光することができるでしょう。
宿泊先
小豆島にはリゾートホテルから民泊まで多数の宿が存在します。価格帯もバラバラで、人数や用途、向かう先などによってかなり左右される印象があります。
今回は、実際に利用した宿泊施設をご紹介いたします。
「国民宿舎 小豆島」
「国民宿舎 小豆島」というところに泊まらせて頂きました。価格比較サイトで安かったこと、大浴場があることが決め手となりこちらに宿泊することになりました。
ここが大当たりだったのです。オフシーズンということもあり、一泊5000円代で予約できました。そして早朝から大浴場に浸かったのですが、ここの景色がかなりの絶景です。
ガラス張りの大きな窓からは朝の光と空の広い景色が広がり、開放的な空間は想像以上にリラックス効果があったように感じます。
また、朝ごはんも非常に豪華です。その日は焼き魚に白ご飯、お味噌汁、納豆、漬物に小鉢二つと冷ややっこ。さらにおかゆまで付いていました。
朝あまり食べられないタイプですので正直多いと思いましたが、男性やよく食べる人にとっては本当にうれしい内容だと思います。味も申し分ない美味しさで、5000円とは思えないクオリティでした。
まとめ
四国の楽園「小豆島」の体験記事はいかがでしたか。また、日本にこんな素敵な場所があったこと、ご存知でしたでしょうか。
家族や友達、恋人、もちろんお一人様もすべての人が楽しみ癒されることのできる島はなかなかありません。次の旅行先を悩んでいる方、是非小豆島へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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