【観光体験】世界遺産の里、白川郷で絶対にするべき5つのこと
公開日:2021.11.03 更新日:2022.11.25
岐阜県といえば、集落全体が世界遺産に登録されている白川郷が有名です。そんな白川郷では、合掌造りの可愛らしいフォルムや、のどかな日本の田園風景を眺めながら、日々の忙しさを忘れてゆったりと流れる時間を過ごすことができます。
今回の記事では、そんな世界遺産にもなった白川郷の観光体験記を紹介しています。GWの観光体験をもとに、行った人にしか分からない白川郷の情報を記載しているので、参考にして下さい。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
【観光体験】世界遺産の里、白川郷で絶対にするべき5つのこと
①城山天守閣展望台で白川郷を写真撮影
白川郷に到着したら、まずは是非この展望台に行って、集落全体の景色を堪能してください。田んぼの間にポツポツと建っている合掌造りのお家が可愛くて可愛くてミニチュアみたいでした。ただ、写真を見ても分かる通り、5月初めということもあり新緑がイマイチでした。
展望台ではアイスクリームの販売や写真撮影のサービスもあります。手持ちのカメラでも景色をバックに撮ってくれました。集落からは歩いても行けますが、やめたほうがいいです。結構な坂を30分登るので、車かシャトルバスのご利用をおすすめします。
②白川郷の名物観光スポット!築300年以上の和田家を見学
白川郷のいたるところにある合掌造りですが、内装ってどうなっているのかと気になりませんでしょうか。
この築300年超の和田家は今も尚、住居として使用されているのですが、なんとありがたいことに、中の一部を見学させて頂くことが出来るのです。
江戸時代から残るこの建物は重要文化財にもなっており、数ある合掌造りの中でも存在感があります。人の技術は美しく、天井も写真におさめたくなります。
二階の屋根裏部屋に登ると、合掌造りの仕組みがよく分かります。これだけ大きな建物が、すべて天然素材で組み立てられているなんて、昔の人の知恵と技術には頭が下がります。
③白川郷で三つ子の合掌造りを見つけよう
白川郷の中でも有名なフォトスポットが、この三つ子の合掌造りです。三軒の合掌造りが綺麗に3つ並んでいるんです。訪れた時に残念ながら工事車両があり、雑誌で見るような綺麗に3つ並んだ姿を写真に収めることは出来なかったのですが、同じ合掌造りが仲良く並んだ姿に癒されました。
この三軒の合掌造りは、有名な割に、お店やお食事処があるメインの場所から離れた場所にあり、前情報が無いと見逃してしまいそうな隠れスポットです。
てっきり並行に並んでいるのかと思いきや、手前と奥にずれて並んでいるので、最初は地図では正しい位置にいるはずなのになかなか見つかりませんでした。なるべく離れて見るとより綺麗に見えます。
④白川郷にある明善寺でお参りをしよう
明善寺は茅葺屋根の鐘楼門、そして本堂も合掌造りの茅葺屋根になっています。白川郷の中にあるから、お寺も茅葺屋根なっていても全然驚かないのですが、改めて考えてみると、なかなかこんなお寺見ることできないですよね。
茅葺屋根の鐘楼門が特に珍しくて、最初遠くから見たときに何か分かりませんでした。本堂の隣にある資料館には行きませんでしたが、こちらでも合掌造りの中の様子や、農具・養蚕具など見学出来るようです。
御朱印は残念ながら今はやっていません。白川郷ならではのお寺、明善寺のお参りをぜひお忘れなく。
⑤白川郷の趣きのある合掌造りでコーヒーを飲む
散策してちょっとブレイクタイムには、「文化喫茶 郷愁」がおすすめです。目印は入り口にある考える人で、なんとメニューはコーヒーのみ。ホットかアイスかは選べます。窓辺の座敷のカウンターでのんびり外の景色を見ながら飲むコーヒー1杯はとても美味しいです。
ちょうど明善寺の鐘楼門が見えました。メニューがコーヒーのみということもあり、大人のお客さんが多いので、本当に静かな時間を過ごすことが出来ました。お店の外観にも味があって、ついつい写真におさめてしまいました。
白川郷を観光する時に気になる疑問を紹介
白川郷へのアクセス方法は?
白川郷って山奥にあるけれど、アクセスはどうなんだろうと思っている方多いと思うのですが、車で行く場合も広い村営駐車場があり、集落に直行しているバスも駅から出ています。
ちなみに駐車場は、貸し切りバスや二輪車を止めることも出来るので、団体さんやツーリングの方も便利です。詳しく知りたい方は参考URLを見てみてください。
参考URL
白川郷で宿泊はできるの?
さすがにホテルはありませんが、合掌造りの住民の方が宿として提供している場所がいくつかあるのです。おいしい郷土料理も食べられるとか。
私自身は、スケジュールの関係上泊まれませんでしたが、田舎の景色って時間帯によっても全然違うと思うので、次に行く機会があったら是非泊まってみたいものです。
訪れるのにおすすめの季節は?
おすすめの季節に関して重要だと思いますが、ちょっと難しいです。散策で体を壊さないように、過ごしやすい時期に行きたいと考えているの方であれば、GWはおすすめです。
長袖Tシャツ1枚で朝早くから散策できました。気温にバテて非難する必要が無いので、時間を有効に使うことが出来ます。ただ、景色的にはちょっと今一つと感じてしまいます。
5月だから新緑が綺麗だろうと勝手に期待して行ってしまったというところもあるのですが、なんせ標高が高いのでまだ葉桜の時期でした。
反対に、暑くても寒くても、そこは我慢して綺麗な景色をと考えている方であれば、是非、田んぼの稲が青い真夏、そして雪が降り積もって風情のある真冬にトライしてください。
白川郷の周辺にある観光地は?
白川郷に行くなら高山もセットで行く方も多いと思います。でも高山だけじゃちょっとありきたりだと感じるのであれば、ついでにあの世界的に有名な「君の名は。」の聖地を散策するのはいかがでしょうか。
高山
著者は遠方からの1泊旅行で、1日目に白川郷、二日目に高山という日程で行きました。
早起きをして宮川朝市で食べ歩きを堪能し、午前中は定番のさんまちにある古い町並みの散策、そしてランチの後は高山陣屋の見学、これで高山観光はバッチリです。
宮川朝市も、古い町並みも、早めに行くことをおすすめします。とにかく人が多いので、どんなお店があるのか見るのも一苦労です。
お昼前にはこのような状態の古い町並み
高山陣屋
飛騨古川
世界的に有名な「君の名は。」ですから、もうこの地名を見てピンときた方、多いと思います。糸守町について調べに東京から滝くんが訪れた町がこの飛騨古川をモデルにしているようです。駅前のタクシー乗り場や図書館などが劇中に出てきます。
予約したホテルが飛騨古川だったというだけなので、さすがに図書館までは行きませんでしたが、せっかくなので街を散策してきました。
思いのほかとても素敵な町で、瀬戸川が流れる白壁土蔵街はとても絵になり、写真もたくさん撮ってしまいました。かつて城下町として栄えた街並みが今も残り、白川郷とはまた違う、日本の古き良き時代の風景に心が和みます。
造り酒屋
飛騨古川に流れる瀬戸川には鯉が優雅に泳いでいます。
白壁土蔵街
路地裏も趣があります。
まとめ
白川郷はこれぞ日本の風景と文化だといえる場所だと思います。世界遺産なだけあって、外国人観光客もたくさんいましたが、日本人だからこそぜひ一度は行っておきたい場所であると感じました。今も尚、人が住み続ける世界遺産の里である白川郷、ぜひぜひ訪れてみてください。
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