ポーランド・クラクフと周辺の絶対に行くべき観光スポット&グルメ10選
公開日:2021.11.23 更新日:2022.11.16
ポーランドの都市クラクフに行ってきました。もともと世界遺産であるアウシュビッツが目的でクラクフ行きの航空券を取ったのですが、アウシュビッツ以外にも歴史もレストラン・グルメも楽しめるスポットが多い都市でした。
また、カジミエーシュ地区というユダヤ人街を筆頭に、日本とは大きく違う建築物が並ぶので、街歩きをするだけでも異国に来た気分を味わえました。
今回の記事では、ポーランドに1週間程度滞在して、いろいろと歩き回ったの中でも、クラクフでおすすめの観光スポットとグルメをご紹介します。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
1.ポーランド、クラクフ中心地のおすすめ観光スポット5選
1-1.中央広場 – 観光客も現地の人も集まる中心地
最初にご紹介するのは、中央広場です。中心部の中心ともいえる広場で、多くの人が集まり、多くのお店や教会が周りを囲んでいます。
次に紹介する『聖マリア像』や『織物会館』もすぐ見える位置にあります。周辺にある飲食店・レストランは、テラス席を出していることも多いです。
また、たまに馬車(本物の馬が引くあの馬車です!)が通ったりします。ここでのんびり時間を過ごすだけでも、ヨーロッパに来たなぁという気持ちを味わえる場所です。
1-2.聖マリア教会 – 1時間ごとにラッパが鳴るポーランドで最も美しい教会
13世紀に建てられた「ポーランドで最も美しい教会」といわれています。写真の通り、2つの尖塔をもつ重厚なゴシック様式の教会です。教会の中に入ると、青色ベースのステンドグラスに魅了されます。
聖マリア教会は1時間ごとにラッパが鳴っているのですが、そこにはあるエピソードがあるそうです。それは、昔、クラクフを襲おうとするモンゴル軍が来たことを告げるために、ラッパ手が聖マリア教会の塔からラッパを鳴らしていました。
ですが、そのラッパ手は、モンゴル兵の矢に打たれ、亡くなってしまったそうです。そのラッパ手を悼むために、14世紀からずっとラッパが鳴らされているのです。ちなみに、このラッパは、「ヘイナウ・マリアツキ」と呼ばれています。
聖マリア教会の入場料は10zlですが、写真撮影もする場合は追加で5zlかかります。
ラッパの音を実際に鳴らしているシーンはこんな感じだそうです。
・住所:Rynek Glowny 5, Krakow, Poland(Googleマップ)
・営業時間:11:30-18:00 (月~土)、14:00-18:00 (日)
・休業日:無し
・URL:http://www.mariacki.com/
・予算:大人10zl、子供・学生5zl、カメラ・ビデオ撮影5zl(※2017/9/1時に1zl=約31円)
1-3.織物会館 – クラクフのお土産はここで買うべし!多彩なショップが集まるモール
中央広場のすぐ横にあります。1階には、民芸品や、琥珀、切り絵などのクラフト雑貨、革製品、アクセサリーなど、多彩なショップが集まっています。
ポーランドのお土産を選ぶなら、この織物会館がおすすめです。もともとは、名前の通り、布の取引が行われていた場所だったそうです。
2階はクラクフ国立美術館になっていますので、興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
・住所:Sukiennice Krakow Poland(Googleマップ)
・営業時間:店舗による
・休業日:店舗による
・URL:無し
・予算:50~300zl(※2017/9/1時に1zl=約31円)
1-4.ヴァヴェル城 – クラクフ観光で絶対に外せない世界遺産
全体マップをご覧の通り、中央広場から歩いて10分ほどの小高い丘の上にあります。下に流れているのは、ヴィスワ川です。
敷地内は無料で入れますが、「城の大広間」「王族の私室」「宝物・武具博物館」など、いくつかの場所は枚数限定かつ時間指定が行われるので、朝早くから行くのがおすすめです。
すぐ横にヴァヴェル大聖堂もあり、こちらもおすすめです。同じタイミングで周ることをおすすめします。
・住所:Wawel 5, Krakow Poland(Googleマップ)
・営業時間:6:00-17:00
・休業日:無し
・URL:http://www.wawel.krakow.pl/pl/
・予算:無料
1-5.カジミエシュ地区 – 映画『シンドラーのリスト』の舞台にもなったユダヤ人ゲットーのあったエリア
後に紹介するアウシュビッツもそうですが、ポーランドはユダヤ人の歴史と切っても切り離せない国です。中央広場から歩いて15分ほどのところにあるのがユダヤ人街であるカジミエシュ地区です。
もともとは、1335年にカジミエシュ大王が、クラクフとは別の街として作ったそうです。カジミエシュ大王は、迫害されていたユダヤ人の保護活動をしており、結果として多くのユダヤ人が住むようになったそうです。
映画『シンドラーのリスト』の舞台にもなったユダヤ人ゲットーのあった場所でもあります。雰囲気のある小さなカフェなども多く、街歩きをしながら、気になったお店にふらっと入るような街歩きもおすすめです。
・住所:Szeroka 24 Krakow Poland(Googleマップ)
・営業時間:24時間
・休業日:無し
・URL:無し
・予算:レストランなどは20~100zl(※2017/9/1時に1zl=約31円)
2.ポーランド、クラクフ周辺の絶対に行くべき世界遺産2選
2-1.世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑 – あのショパンも訪れた塩で作られた地下の礼拝堂
クラクフ中央駅から電車で約20分で行くことができるヴィエリチカ岩塩坑。世界遺産にも登録されています。地下300メートルまで広がる空間になっています。
地下には祭壇や彫像がすべて岩塩でできている聖キンガ礼拝堂など、非常に神秘的です。
ポーランド出身の音楽家ショパンも訪れたことがあるそうです。また、お土産として岩塩も販売されています。
・住所:Danilowicza 10 Wieliczka Poland(Googleマップ)
・営業時間:4~10月9:30-18:00、11~3月10:00-14:30(英語ツアーは4~10月が10:00、13:00、16:00に出発。11~3月は11:30、14:30に出発)
・休業日:無し
・URL:http://www.kopalnia.pl/
・予算:英語ガイドツアー大人79zl、子供・学生64zl(※2017/9/1時に1zl=約31円)
2-2.世界遺産アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所 – 人類史上最大級のホロコーストが起きた場所
ここ、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所では約150万人が殺害されたと言われています。歴史の授業などで、存在は知っていても実際に現地を訪れて、ガス室や様々な展示を見て回ると、様々な感情が湧いてきます。
収容された人の髪の毛や、靴・眼鏡・義手や義足など、様々な展示がされています。
収容されていた人の写真もあります。
・住所:Ofiar Faszyzmu 12 32-600 Brzezinka, Poland(Googleマップ)
・営業時間:12月・1月・2月:8:00-15:00、3月・11月:8:00~16:00、4月・10月:8:00-17:00、5月・9月:8:00~18:00、6月・7月・8月:8:00-19:00
・休業日:1月1日、12月25日とイースターサンデイ
・URL:http://auschwitz.org/en/
・予算:大人35zl、学生25zl(※2017/9/1時に1zl=約31円)
3.クラクフの中心地のリーズナブルで雰囲気も楽しめるオススメレストラン・グルメ3選
3-1.Noworolski – 街で一息つきたいときにオススメのカフェ
街の中心部にあるカフェにいくつか入りましたが、その中でも雰囲気が一番良かったのがNoworolskiというカフェです。窓際の席に座れば、そこから中央広場を見ることができます。
クラクフもそうですが、ヨーロッパのカフェは椅子がちゃんとしているのが良いです。やはり椅子の家具文化はヨーロッパだなと思わされます。
・住所:Rynek Główny 1, 31-005 Kraków, Poland(Googleマップ)
・営業時間:8:30-24:00
・休業日:無し
・URL:http://www.noworolski.com.pl/
・予算:20~100zl(※2017/9/1時に1zl=約31円)
3-2.Ariel(アリエル)
ユダヤ人街カジミエシュ地区にあるユダヤ料理を出してくれるレストランです。コースを頼みましたが、かなり量が多いです。壁一面に絵画が飾られています。
また、ちょうど演奏パフォーマンスのある日だったらしく、非常に良い時間を過ごすことができました。
・住所:Szeroka 18 Krakow, Poland(Googleマップ)
・営業時間:10:00-23:00
・休業日:無し
・URL:http://www.ariel-krakow.pl/
・予算:30~200zl(※2017/9/1時に1zl=約31円)
3-3.Ancora Restaurant
ミシュランを獲得したレストラン。と聞くと、お高いイメージですが、一人3000円くらいでコースを食べることができます。クラクフは、全体的に食事の値段が安いです。
少しおしゃれなディナーをしたい方にはおすすめです。
・住所:Dominikańska 3, 31-043 Kraków,Poland(Googleマップ)
・営業時間:10:00-23:00
・休業日:無し
・URL:無し
・予算:100~200zl(※2017/9/1時に1zl=約31円)
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポーランド・クラクフは、深い歴史を体験したい人にも、リーズナブルで美味しいグルメを味わいたい人にも、ザ・ヨーロッパな非日常を感じたい人にもおすすめの都市です。ぜひ、一度、旅行してみましょう。
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