高尾山の観光体験記事!森林浴できる癒しスポットを楽しもう
公開日:2021.12.03 更新日:2023.01.05
東京から気軽に行ける癒しのスポット、高尾山を訪れたいと考えていませんでしょうか。高尾山は、人気の観光地でもあり、訪れる人は年間約300万人で、登山者数はなんと世界一です。
高尾山は、登山といっても軽装で登ることができ、夏になればビアガーデン「高尾山ビアマウント」がオープンするので、若い世代からも人気を集めています。
今回はそんな高尾山に、初挑戦で挑んできました。本当に軽装で登れるのか、高尾山の人気の秘密は何なのか、東京八王子高尾山の魅力をたっぷりとお伝えします。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
軽装で登頂できる!癒しの高尾山を観光体験
高尾山中腹地点からの眺め
登山というと重いリュックを背負い、専用の靴を履いていくイメージがありますが、高尾山は違いました。軽装で楽しむことができ、サンダルで登っている女性を見かけるくらいです。
「そんな山があるのか」と疑問に思うかもしれませんが、実際にあります。しかも、登山初挑戦でしたが、高尾山は楽しいと思いながら登ることができました。
高尾山の標高は599m。日本最高峰である富士山が3776mなので、富士山と比べるとそれほど大きな山ではないことが分かります。
大きな山ではありませんが、中腹からでも東京の街並みを見ることができました。この中腹地点には、夏になるとビアガーデン「高尾山ビアマウント」がオープンします。
高尾山の展望レストランから見える景色はまさに絶景で、その景色を見ながら飲むビールは普段の2倍も3倍も美味しく感じられます。昼は青空の下、夜は東京の夜景を楽しみながら食事するなんて贅沢な時間です。
高尾山中腹まではケーブルカー、リフトで楽々
高尾山の中腹までは、ケーブルカーかリフトを使って登ることができます。どちらを使ってもいいのですが、リフトで登るのをおすすめします。
カラフルなリフトが目に鮮やかですし、ブランコに座るようにして登るので山の香りや風、温度変化を感じることができます。このリフトは2人乗りなので、特にカップルにはおすすめです。
高尾山には、一号路から六号路に加え稲荷山コースという7つの代表的なコースがあります。このうち表参道コースと呼ばれる一号路が最も人気があり、カップルや家族連れで賑わっていました。
気軽に登れるコースというのは、この一号路表参道コースのことです。リフトで中腹まできたら、一号路を進んで行きましょう。
高尾山の1号路表参道コースには、さる園や寺院があり観光を楽しむことができました。中腹にある薬王院は天狗信仰で有名で、お守りを購入することができます。リフトを降りてすぐのところには「ひっぱりだこ」というたこの像があります。
この像を撫でて拝むと、引く手あまたのひっぱりだこ状態になれるんだとか。高尾山に行った際は、ぜひともそのひっぱりだこパワーをもらって帰りたいですね。
高尾山の山頂から富士山が見える
高尾山の山頂からは、富士山を眺めることができます。登ったときは快晴でしたが、残念ながらスモッグがかかっていて上手く見えませんでした。夕方頃を狙って行くと、富士山に沈む幻想的な夕日を眺めることができるようです。
山頂の魅力は、景色だけではありません。もう一つの魅力、それは達成感です。軽装で登れるコースといっても、やはり山登りは息が切れます。
登っている最中は、山頂まであとどれくらいあるんだろうと思いながら一歩、また一歩と足を踏み出していて、そろそろ苦しくなってきたかなという頃合いで山頂が見えてきます。
登頂時には思わず「やったー!」と飛び上がってしまいましたが、周りでも同じように喜んでいる人がたくさんいました。ぜひ味わってもらいたいです。
天然鮎に自然薯!魅力たっぷりの高尾山グルメ
高尾山グルメ①「名物とろろ蕎麦」
高尾山といえば、自然薯(ジネンジョ)が有名です。自然薯とは山芋のひとつで、粘りが強いという特徴があります。
高尾山口駅付近で食べられるとろろ蕎麦は、ネバネバ好きにはたまらない逸品なので、ぜひ食べてみてください。
高尾山グルメ②「鮎の塩焼き」
栄茶屋の鮎の塩焼きは、鮎釣りが解禁になる6月以降の季節限定品なので、対象の季節に行った際はぜひ食べてみてください。1匹1000円ほどなので少し高いように感じますが、天然鮎で納得の美味しさでした。
パリッと焼けた皮にほくほくの白身、塩だけでさっぱりといただくあの味は、まさに日本人が愛する味と言っていいでしょう。
高尾山グルメ③「季節野菜・天狗の耳たぶの天ぷら」
こちらは、季節野菜の天ぷら。健康志向の方にもおすすめの一品です。このほかに「天狗の耳たぶ」というきくらげの天ぷらもいただきましたが、こちらも肉厚で絶品。
天狗の耳たぶは高尾山の地元、八王子で作っているんだそうです。空腹は最大の調味料と言いますが、登山を終え、下山してからいただくとろろ蕎麦や鮎、天ぷらは忘れられない美味しさでした。
高尾山へのアクセスと周辺施設について
高尾山へのアクセス
高尾山の最寄り駅である高尾山口駅へは、電車でのアクセスが便利です。新宿駅からであれば京王線、若しくは中央線を使うと1時間弱で行くことができます。高尾駅へ向かい、そこから京王電鉄高尾線に乗り換えて高尾山口駅へ行くのですが、この間も3分ほどです。
電車で行くときはぜひ、窓から見える風景も楽しんでみてください。都心部のビルが立ち並ぶ風景が高尾山に近づくにつれ、自然いっぱいの景色へと変わっていきます。
高尾山口駅には、八王子市営山麓駐車場と高尾山薬王院祈祷殿駐車場の2つの駐車場があります。およそ330台分の駐車スペースがあるので、車で行くことも可能です。連休時は混雑するので注意してください。
高尾山の周辺施設① 京王高尾山温泉「極楽湯」
登山の疲れをゆっくり癒したい、若しくは手軽に温泉を楽しみたいというときには高尾山口駅に隣接する京王高尾山温泉「極楽湯」がおすすめです。極楽湯は2015年10月にオープンした日帰り温泉で、内装がとてもきれいで清潔感があります。
入浴料は1日どれだけ居ても、1000円ピッタリ。朝は8時から夜は23時までやっているので、時間を気にせずゆっくりとすることができます。
館内の食事処近くには京王線のダイヤ表示があり、逐一自分でダイヤを検索しなくていいので、とっても便利です。
高尾山の周辺施設②「トリックアート美術館」
トリックアート美術館は高尾山口駅から徒歩1分のところにあります。1時間から2時間くらいで楽しめるので、高尾山登山を楽しんだ後に、時間と体力が余っていれば寄ってみるのも良いでしょう。
目の錯覚を利用した不思議な写真がたくさん撮れるので、カップルやグループ、家族連れで賑わっています。入館料は1300円とお手頃で、10時から19時まで営業しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。高尾山は新緑や紅葉など、季節によってその雰囲気が変わるので、何度も訪れたくなる場所です。
体力に自信がない人や、登山初挑戦という人でも気軽に登山できるので、デートや家族でのお出かけにも最適で、登山客数が世界一というのにも納得ができます。
癒されたい、温泉に入りたい、美味しいものが食べたいそんな希望を一度で叶えてくれる東京八王子の高尾山、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
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