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西郷どんの舞台を見に行こう!夏の鹿児島フェリー旅と桜島観光

公開日:2021.12.06 更新日:2023.01.05

目次

鹿児島旅行に行かれたことがありますでしょうか。鹿児島は、NHKの大河ドラマ「西郷どん」の舞台にもなり、注目を集めている場所でもあります。

今回は鹿児島にスポットライトをあてて、鹿児島へ行くおすすめフェリー旅や、鹿児島市内のおすすめスポット、鹿児島の象徴「桜島」についてご紹介させていただきます。

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1.鹿児島への交通手段について

まず鹿児島にはどのような交通手段があるのでしょうか。本州から鹿児島への公共交通機関での交通手段についてご紹介させていただきます。本州からのは主な交通手段は以下の三つがあります。

交通手段① 飛行機で鹿児島空港へ

鹿児島の空の玄関口である鹿児島空港へは、国内外23路線が就航しています。その中でも関東方面からは羽田空港から一日23便、成田空港から一日3便の飛行機が就航しています。

中部方面からは中部国際空港から7便、富士山静岡空港から2便が就航しています。関西方面からは伊丹空港から一日13便、関西空港から一日2便が就航しています。(2018年2月現在)

所要時間は羽田空港からは約2時間、中部国際空港からは約1時間30分、伊丹空港からは約1時間15分となっています。

交通手段② 九州新幹線で鹿児島中央駅へ

九州新幹線の終着駅は鹿児島の中心である鹿児島中央駅となっており、本州からは新大阪駅発の「みずほ」、「さくら」にて鹿児島まで向かうことができます。

その所要時間は、停車駅が少ない「みずほ」で新大阪駅から鹿児島中央駅まで約3時間50分です。飛行機と新幹線を比較すると、やはり飛行機の方が圧倒的に早いので、時間を優先する方は飛行機が便利かもしれません。

交通手段③ フェリーで鹿児島志布志港へ

現在、本州からは大阪南港からのフェリーが就航しており、商船三井系のフェリー会社である「さんふらわあ」の「さつま号」、「きりしま号」が大阪南港と鹿児島志布志港を結んでいます。

所要時間は約15時間で、日曜日以外は大阪南港17時55分発、日曜日は大阪南港17時発となっています。往路復路ともに一日一便ずつです。

2.鹿児島へのフェリー旅について体験レポート

時間に余裕が無いとなかなかできないフェリー旅ですが、今回は鹿児島へのフェリー旅について少し詳しく紹介させていただきます。

フェリー観光さんふらわあ

桜島 観光

大阪・鹿児島間を結ぶさんふらわあさつま・きりしま号は全長186m、旅客定員782名のフェリーです。船内にはレストランや大浴場があり、宿泊施設も大部屋の寝台からファミリータイプ、一人タイプの個室までさまざまな種類があります。

2018年には新しい船が竣工となり、順次リニューアルした新船に切り替わります。新船ではスイートルームが新設されたり、個室全室にシャワー室が新設されたりする等、長時間にわたる船旅での快適性が増しています。

フェリーの内部、景色

桜島 観光景色

さんふらわあフェリーでは単なる移動手段の枠を超えた非日常の空間を味わうことができます。個室の部屋はビジネスホテルの一室に遜色がない快適さです。

自由に見学することができる甲板デッキでは、出発後には大阪や神戸の夕暮れの街並みを、夜は暗闇の中から遠く四国の海岸沿いの明かりを、朝には日向灘から宮崎、鹿児島の美しい海岸沿いを眺めることができます。

また、食事は夕朝ともにバイキングで、美味しい食事を船上で味わうことができます。

鹿児島到着

桜島 観光景色ⅲ駅

フェリーは鹿児島県志布志市の志布志港に翌日の朝に到着します。志布志港からは鹿児島市内向けに事前予約制のシャトルバスがあり、2時間ほどで鹿児島市内まで向かうことができます。

ただ時間がたくさん余っているという方は、志布志駅からローカル線を使って宮崎経由でゆったりと鹿児島市内に向かうことも一つの手です。

志布志駅はJR日南線の終着駅なのですが、駅舎が何とも言えない雰囲気の良さです。

3.体験レポート!鹿児島市内を観光しました。

鹿児島市内に来たら外せないのが鹿児島一の繁華街である天文館です。

鹿児島市内の交通の中心は九州新幹線の発着駅である鹿児島中央駅で、鹿児島中央駅から天文館へはバスや市電(路面電車)で向かうことができます。

市電(路面電車)で天文館へ

桜島 観光景色ⅲ駅

鹿児島市内は市電が非常に発達しており、ひっきりなしに電車が来ます。

基本的に鹿児島市内の移動は、市電に乗れば主要処へ行くことができます。なお鹿児島中央駅から天文館までは所要時間は約7分です。

しろくまでかき氷

かき氷

天文館に行ったら外せないのがしろくまのかき氷です。籠島名物として有名な「天文館むじゃき」に行って、ぜひ「しろくまかき氷」を食べてみてください。

一食約700円する巨大なかき氷には、フルーツがトッピングされ、それはまるで「しろくま」の顔のようになっています。

夏は唸るような暑さになる鹿児島の気候に負けないよう、巨大なかき氷をほおばって身体を冷やしてみてください。

夜はかごっまふるさと屋台村で焼酎

鹿児島の夜は繁華街の天文館のお店もおすすめですが、鹿児島グルメを手っ取り早く色々と楽しみたい場合は「かごっまふるさと屋台村」がおすすめです。ここでは鹿児島の名産を揃えた飲食店が多数集まっています。

黒豚や海鮮、鹿児島ラーメン、さつま揚げ、鹿児島鶏、うなぎ、鶏飯。鹿児島の味覚をたくさん味わうことができます。

もちろん鹿児島の名産である芋焼酎も、かごっまふるさと屋台村オリジナルの種類が用意されている等、たくさん堪能することができます。

ぜひかごっまふるさと屋台村で何軒もはしごして鹿児島の夜を楽しんでください。

銅像見物

せっかく鹿児島に来たならば日本の歴史上の偉人にご挨拶するのも良いでしょう。西郷隆盛や大久保利通らの銅像が市内に建てられています。

市電ですぐに行くことができる場所が多いので時間があればぜひ行ってみてください。

4.桜島を観光!鹿児島のシンボルを見に行こう

桜島

鹿児島観光で絶対に外せない場所は鹿児島のシンボル「桜島」です。

桜島は、かつては鹿児島湾上に浮かぶ島だったのが、大正3年の大噴火により現在は鹿児島市内と対岸の大隅半島と陸続きになっています。

桜島は今でも噴火を繰り返しており、火山灰が降ってくることも日常的にあります。鹿児島に住んでいる人にとって、桜島は生活に切り離せない存在なのです。

桜島フェリーで桜島へ

桜島

鹿児島市内から桜島に行くにはまずは市電で鹿児島港まで行き、鹿児島港と桜島港を結ぶ桜島フェリーに乗船する必要があります。

桜島フェリーは、日中は15分間隔で1便が発着し、深夜は1時間間隔で1便が発着する24時間運航のフェリーです。

まさに島民の足であると言って過言ではないでしょう。鹿児島港と桜島港を結ぶ所要時間は15分程度で、乗船中にフェリー内では名物のうどんを注文することができます。

せっかくフェリーに乗ったなら島民の方々と一緒にうどんをすすってみてはいかがでしょうか。

島内をぶらぶらしてみる

桜島島内に入ったらまずは桜島ビジターセンターで桜島について学ぶのが良いでしょう。

その後は道の駅「桜島」で桜島の味覚を楽しんだり、足湯や温泉に浸かってリラックスしたり、ツアーに参加して噴火口を見渡すことができる展望台に行っても良いです。

桜島には何個もの展望台やビュースポットがあり、噴火を繰り返す火口を目の前で見ることができます。とにかく桜島の観光を通して大自然の迫力に圧倒されるはずです。

5.終わりに

今回の記事を通して鹿児島の魅力は伝わりましたでしょうか。

九州地方以外に住んでいるとアクセスがしづらい鹿児島は、なかなか訪れる機会が少ないかもしれません。ただ、鹿児島には鹿児島にしかない魅力がたくさんあるのです。

ぜひみなさんも鹿児島を訪れて鹿児島の魅力を発見いただければ嬉しいです。

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