あえて定番を外すのも正解!阿蘇の観光、1泊2日プランを紹介
公開日:2021.12.07 更新日:2023.01.05
青々とした草原が広がる阿蘇の草千里。阿蘇観光するなら「とりあえず草千里を訪れよう!」という人が多いのではないでしょうか。
この記事は草千里以外の観光地をピックアップしており、王道ではない阿蘇観光を楽しみたい方に読んでいただきたいです。
今回の記事では、2回目以降の阿蘇観光、もしくは人とは違った観光をしたい方への旅プランを紹介します。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
あえて定番を外した阿蘇の観光「1日目」
阿蘇の観光1日目 11:00「JR 熊本駅到着」
熊本観光は基本的にレンタカーでの移動がおすすめです。公共交通機関より時間を効率よく使えます。
熊本駅周辺にいくつかレンタカー会社があるので予約しておくのがベターです。車に乗ってまず目指すのはおいしいランチです。
阿蘇の観光1日目 11:45「レストランしん 名物グルメ」
阿蘇の外輪山のすそ野にあるお店です。駅からだと車で約45分、阿蘇くまもと空港からは車で約10分です。
看板メニューは海老かつ定食。海老かつってどんなものか想像がつきますでしょうか。豚かつのお肉の部分が海老になっていると言えば想像ができるでしょうか。
ただ海老フライのように1本だけではありません。丸ごとの海老が何本もぎっしりと入っているのです。太くてぷりぷりの海老が贅沢に使われています。
海老がぎりぎりまで詰まっているので他の具は入っていないかと思います。衣はさっくさく。これほど豪華な海老かつはここ以外に出会えない気がします。
このお店は地元の人に人気の店です。実際行った時は並んだので、予約した方がよさそうです。
営業時間:11:30-21:00(ランチは14:30まで)
阿蘇の観光1日目 13:00「阿蘇の自然の中をドライブ、時々休憩」
阿蘇はドライブ好きにはたまらない場所。雄大な自然が広がっています。風景を遮るものがないのでどこを撮っても素敵な写真になります。
車からの眺めもいいですが、所々に車を停められるスペースが設けられています。ドライブの休憩に、おいしい空気を吸いに車を降りてみます。緑に囲まれた阿蘇の澄んだ空気。
もう少し車を走らせます。道の駅が見えたのでこちらでも休憩しましょう。大きな水車があるこの道の駅には野菜やお土産が売られています。ソフトクリーム屋には行列ができていました。
道の駅から見える景色も最高です。阿蘇…どの景色を見ても感動するのは筆者だけではないはずでしょう。
阿蘇の観光1日目 14:00「神秘的すぎる上色見熊野座神社で癒される」
参道に足を踏み入れた途端、「何コレ?!」。あまりにも神秘的すぎる光景に言葉を失います。 苔むした参道、両側に並ぶ石灯籠。本殿までは260段以上の石段がずっと上まで伸びています。
異世界の景色にただただ圧倒されます。本来、なかなかハードな道なのですが、神社の神秘的な力のためかぐんぐん登ることができます。
ただし、靴は歩きやすいものを履くのをおすすめします。 本殿に着くとさらに道が続いています。この道は穿戸岩まで続いています。
なかなかの坂道が続いているので行くか迷っていると地元の方が、穿戸岩もかなりのパワースポットだから「絶対に訪れてみて!」と勧めてくださったので登ることにしました。
穿戸岩は阿蘇山の神。
健磐竜命の従者であった鬼八法師が蹴破ったと言われています。縦横10mほどある大穴です。大穴の前に立つと気持ち良い風が吹き抜けていきます。
大きな岩山にこの穴が貫いていることから、どんな困難もやり抜けるということで、この岩に触れると合格や必勝のご利益があると言われています。
この大穴も神社の参道同様、大変心地良さを感じました。パワースポットと軽々しく言うのは好きではないのですが、本当にパワーがもらえる場所です。
阿蘇の観光1日目 15:30「トンネルが観光地!?高森湧水トンネル公園」
旧国鉄時代の昭和48年に着手されたトンネル工事。これは高森線と高千穂線を結ぶために始まられました。しかし度重なる出水事故に見舞われ、ついには工事を中断することになりました。
トンネルの長さは2055m。ここまで掘るのも大変だったでしょう。今では幻想的な観光地として注目されています。
中に入るとイルミネーションや季節にあったオブジェが飾られています。筆者が訪れた時は夏だったので七夕関係の飾りがありました。
トンネルの真ん中には冷たく澄んだ水が流れています。そう、ここは貴重な水源地となっていて、毎分32tの水が沸いています。
営業時間
9:00-18:00(4-10月)
9:00-17:00(11-3月)
料金 大人300円、小人100円
阿蘇の観光1日目 17:00「今夜の宿へ」
阿蘇にはいろいろな宿泊がありますが、そのひとつにペンションがあります。ペンション村といういつくかのペンションが集まった場所があり、さらにそのペンション村は6つあります。
筆者は今回、長陽のんびり村のおれんじびーるというペンションに宿泊しました。
木のぬくもりを感じるペンションです。阿蘇の自然に囲まれたペンションで泊まれるのは幸せです。
晩ごはんは熊本あか牛の炭火焼きをいただきました。
あか牛100%の手作りハンバーグは肉汁がぶわっと溢れ出ました。 空気がおいしくて水がきれいなところの食事は何を食べてもおいしいです。
阿蘇の観光1日目 20:00「温泉で身体の疲れをとる」
ペンションおれんじびーるから徒歩約15分のところに「南阿蘇村温泉センター ウイナス」があります。
ジャクジー、薬草風呂、露天風呂など6つのお風呂があります。温泉に入ると1日の疲れが吹っ飛びます。
料金
大人300円、小人150円
あえて定番を外した阿蘇の観光「2日目」
阿蘇の観光2日目 8:00「手作り朝食」
パン作り体験もしているおれんじびーるの朝食はパンが特においしい。 朝からもりもり食べられます。ただ 肝心なパンの写真を撮り忘れてしまいました。
阿蘇の観光2日目 10:00「鍋ヶ滝でマイナスイオンを浴びる」
2日目も阿蘇の自然をたっぷり感じられる場所へ。
鍋ヶ滝は約9万年前の巨大噴火の火山灰が固まった岩石でできました。岩石の下の柔らかい層が長い年月をかけて侵食されて滝裏に大きな空間ができています。
この鍋ヶ滝が他の滝と少し違うのは何か分かりますでしょうか。
表から滝を見るのも美しくて感動するのですが、ぜひ裏側からも滝も必見です。裏から滝を見るなんてなかなかできないです。
開園時間 9:00-17:00
料金
大人300円、小人150円
阿蘇の観光2日目 11:30「おいしいそばで腹ごしらえ」
「手打ちそば巴」は九州産のそばを使用し、細くて喉越しが良い麺です。つけ汁は無添加醤油でかつお風味とくるみ風味の2種類があります。
山菜の天ぷらがあったので注文しました。店主自らが採りに行っているようで、またたびなど珍しい山菜ばかりでした。舞茸の天ぷらもおいしく、揚げたての天ぷらは香り高かったです。
営業時間
11:00-18:00
阿蘇の観光2日目 12:30「食後のデザートはソフトクリーム」
手打ちそば巴のすぐ隣にある「OGUNIYA JERSEY オグニヤジャージー」のソフトクリームはとってもおすすめです。
牧場直送の搾りたてジャージー牛の牛乳を使っています。この牛乳、なんと低温殺菌のノンホモ牛乳なんです。
つまり通常の牛乳よりコストと時間をかけて作られた牛乳で、本来の牛乳の風味を損なわないよう低温で殺菌されています。
そんなこだわり牛乳を使用したソフトクリームは優しい甘味がしました。牛乳も販売していたのでソフトクリームといただきました。
阿蘇の観光2日目 15:00「JR熊本駅に到着」
熊本駅に到着です。お土産の買い忘れがあったら駅の「肥後よかモン市場」に寄りましょう。お土産以外にも駅弁もありますし、飲食店が入店しているので、何かと便利なエリアです。
最後に
いかがでしたか。阿蘇は壮大な自然が広がり目も心も楽しませてくれる場所です。草千里以外にも魅力的な場所が多くあります。
そしておいしいグルメに溢れています。阿蘇観光をより楽しむためにも旅の参考にしていただければと思います。
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