グルメも観光も期待以上!また訪れたくなる、ベルギーの旅行体験談
公開日:2021.12.08 更新日:2022.12.19
ベルギーの観光スポットやグルメに関して知りたいと考えていませんでしょうか。著者は、ヨーロッパを旅行するのが好きで、今までに何カ国を訪れていますが、その中でもベルギーは特にお気に入りの国です。
ベルギーに旅行をしたのは7月。天候にも恵まれ、花々も鮮やかに咲き乱れており、観光をする時期としては正解でした。
そして、食べ物もおいしく、人も優しいベルギーは、思わず移住したいと思えるような美しい国、ベルギーの魅力を存分にお伝えしていきます。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
1.ベルギーのおすすめ観光スポット「ブリュッセル」
1-1 グランプレス
ベルギーに行った際に観光の拠点にしたいのが首都のブリュッセルです。ブリュッセル中央駅の周辺にほとんどの観光スポットが集まっており、とても観光がしやすい都市です。
まずは、ブリュッセルのメイン観光スポットともいえるグランプラスです。グランプラスは世界一美しい広場とも称されている場所で、世界遺産にも登録をされています。
ブリュッセルは小道が多いのですが、それらを進んでいくと突如上記の写真のような立派な建物が現れます。360度、ゴシック建築とバロック建築の荘厳な建物に囲まれた広場は、見た瞬間とても感動しました。
週末にはイベント会場にもなることが多いようで、私が行った際にはフットサルのミニゲームの試合が行われていました。広場全体が多くの人であふれており、ものすごい盛り上がりです。
平日にも多くの観光客をはじめ、地元の子供たちがアイスを食べていたりなど、市民の憩いの場であることがうかがえました。
1-2 夜のグランプレス
これは夜のグランプラスです。建物全体がライトアップされ、幻想的な雰囲気となります。昼間とはちがった雰囲気を味わうことができるので、昼と夜の2回訪れることを強くおすすめします。
1-3 ブリュッセルの小便小僧
世界3大がっかりの1つといわれている小便小僧です。グランプラスから徒歩5分ほどの通りにさりげなくあるのですが、あまり期待をしていくとあまりの小ささに本当にがっかりしてしまうかもしれません。
小便小僧は人だかりがなければ通り過ぎてしまうほど目立たないので、地図で場所をしっかり確認しつつ、見逃さないようにしましょう。
1-4 ブリュッセルの小便少女
ブリュッセルには小便小僧に加えて小便少女もあるのは知っていますか?ガイドブックでその存在を知ったときは少し衝撃でしたが、思わず好奇心で見に行ってしまいました。
小便少女は小便小僧とは少し離れたレストラン街の一角にあります。小道を奥に進んだ少し薄暗いところに小便少女はあるのですが、少し下品とも思いつつ、こういった像を作るなんて面白いなと、とても興味がわきました。
見に来ている他の観光客も大笑いしており、ブリュッセルのおもしろスポットとしては訪れる価値ありです。
1-5 ブリュッセルのカフェ
ブリュッセルの街中にはおしゃれなカフェが多くあります。ここで朝食を済ませたり、観光の合間に休憩をしたりなど、一息つくことができます。特にブリュッセルではExkiというオーガニックカフェが人気なようで、街のあちらこちらで見かけました。
実際に私も利用しましたが、ヘルシーなサンドイッチからお菓子系のパン、ケーキまで豊富にそろっており、小腹が空いたときに利用するにはぴったりでした。
ブリュッセルでは街のいたるところから音楽が聞こえてきます。バイオリンの音にアコースティックギター、トランペットの音など、多くのストリートパフォーマーが私たちを楽しませてくれます。
美しい町並みの中で音楽をゆっくりと聞くのはまさに極上のひと時です。
2.ベルギーのおすすめ観光スポット「ブリュージュ」
2-1 水の都ブリュージュの景観
北のベネチアとも呼ばれている水の都市、それがブリュージュです。ブリュージュはブリュッセルから電車で1時間ほどで行くことができ、半日あれば十分観光しきれるほどの小さな町です。
街のいたるところには水路があり、歩いているだけでもその景色の移り変わりを楽しむことができます。時間があればゆっくりと運河クルーズを楽しむのもおすすめです。
2-2 マルクト広場
写真はブリュージュの中央にあるマルクト広場です。ここにはベルギーで最も古い市庁舎や鐘楼もあり、鐘楼は中に入ることができブリュージュの町並みを一望することができます。
マルクト広場にはレストランやカフェも多くあるので、ここで休憩をするのもおすすめです。また、馬車に乗って街を見て回るのも優雅で楽しいですよ。
3.ベルギーのおすすめ観光スポット「ゲント」
3-1 美しき景観
私が一番ベルギーで気に入っている街がゲントです。ゲントはガイドブックで紹介されていることは多くはないですが、ブリュッセルとブリュージュの間に位置しており、ブリュージュの観光ついでに少し立ち寄るにはぴったりです。
フランドル伯の城などの見所があるゲントは、見る景色1つ1つがとても美しく、何十枚でも写真を撮りたくなってしまいます。
特に写真の水辺のエリアは絵本の中の世界のようで、何時間でもゆっくりとしていられる素晴らしい場所でした。
3-2 ゲントの花
写真のようにゲントのいたるところで、花々を見ることができます。ヨーロッパらしいかわいい町並みと一緒に写真を撮ると、インスタグラム栄えする素敵な写真をたくさん撮ることができます。
3-3 ゲントの小便小僧
ちなみにゲントにも小便小僧がいます。名前はジュリアン君。レストランの窓際にさりげなく設置されています。このジュリアン君、あまり人気がないようで、写真を撮っている人は私以外誰もいませんでした。
あまりに目立たないの探すのには少し苦労しますが、街歩きのついでに探してみると、見つけた時にちょっとした感動があります。少し恥ずかしそうに首を傾けている様子が愛らしいです。
4.ベルギーの絶品グルメはこれ!旅行の際に食べるべき料理
4-1 ベルギーワッフル
ベルギーに行った際に欠かせないのはベルギーワッフルです。ブリュッセルのいたるところにはワッフルのお店があり、生クリームやフルーツ、アイスがのったものなど、多くの種類のワッフルが用意されています。
ワッフル自体はとても香ばしく、ふわっとした食感と優しい甘さが特徴です。写真の通りボリューム満点ですので、2人でシェアして食べるのがおすすめです。
4-2 本場のフライドポテト
ベルギーではフライドポテトも有名です。写真のものは、太目にカットされたフライドポテトにオニオンとケチャップ、マヨネーズがトッピングされています。
ソースは他にもカレーソースやチリソース、バーベキューソースなど店舗によって用意されているものも異なります。
カロリーを想像すると食べるのをためらってしまいますが、一口食べるとそんな思いも吹き飛びます。一つ食べるとまた一つ、と思わず手が止まらなくなくこのフライドポテトは、まさにベルギーの絶品B級グルメです。
4-3 ワーテルゾーイ
これはゲントの郷土料理のワーテルゾーイです。ワーテルゾーイとは直訳すると水煮込みという意味で、日本のクリームシチューに似た料理です。
この具だくさんのワーテルゾーイには、チキンにニンジン、ジャガイモにキャベツなど多くの野菜が入っており、野菜が不足しがちな旅行中の食事にはとてもおすすめです。
味は似ていますが日本のクリームシチューのようにドロッとはしていないので、あっさりと食べることができます。
5.ベルギーの気になる7つの疑問に答えます
5-1 ベルギーの治安はどうだった?
私が観光の拠点にしていたのはブリュッセルですが、治安の悪さを感じることはありませんでした。夜9時を過ぎても街中には多くの人があふれており、女性だけで歩いていても危険を感じませんでした。
しかし、ブリュッセルの中心を離れたところは人通りが少なくなるので、そのあたりは避けるのがいいでしょう。
特にブリュッセル南駅周辺は治安が悪いという情報を事前にウェブサイトから得ていたので、その周辺には近寄らないようにしていました。
治安が悪いというわけではありませんが、海外であることに変わりはないので、スリや置き引きなどには常に警戒しているようにしましょう。
5-2 ベルギーのチョコレートについて
ベルギーは多くの有名チョコレートブランドの発祥の地でもあります。日本でも有名なゴディバチョコレートの本店もブリュッセルにあります。
もちろんブリュッセルでしか手に入らないギフトボックスもあるので、お土産として購入するにはぴったりです。
ゴディバチョコレートの他にもブリュッセルには、ピエール・マルコリーニ、ガレーなどの有名ブランドをはじめ、日本に未上陸のチョコレートブランドも多くあります。
いたるところにあるチョコレート店では、ほとんどのお店で試食ができます。ですので、いろいろなお店のチョコレートの味を比べて、お気に入りのものを選んで日本に持ち帰るのがおすすめです。
5-3 ベルギーの物価は高い?
ベルギーの物価はそこまで高くなく、日本とさほど変わりないという印象です。
観光客向けのレストランに入ってしまうと料金設定が高めになっていますが、少し外れたところにあるレストランや地元の人の利用が多いようなところに行けば、1000円ちょっとで食事をすることができました。
また、スーパーマーケットでも500mlのペットボトルのジュースが150円程度、パンやサンドイッチが100円から300円程度などで、安く食事を済ませることが可能です。
ホテルに関しては、その他の主要ヨーロッパ都市よりも安かったです。私はグランプラスから徒歩5分以内という好立地のホテルに滞在しましたが、1泊10000円程度で宿泊することができました。
旅行会社を介さずにホテル予約サイトにて予約をすると、手ごろな価格でいいホテルに滞在することができるのでおすすめです。
5-4 ベルギーを訪れるのにおすすめの季節は?
私がベルギーに行ったのは7月でしたが観光をする時期としては最適だったと思います。外を歩くにも暑すぎず、旅行中1度も雨に降られることはありませんでした。
これから夏を迎えるというベルギーは街のいたるところにカラフルな花が咲いており、色鮮やかな町並みを写真に収めることができます。
ですので、5月から8月にかけての時期が空気もカラッとしており、観光するにはベストな時期だといえます。9月以降になると雨が増えたり一気に冷え込む日も増えてくるので、秋、冬の観光はあまりおすすめしません。
冬にはクリスマスマーケットも開催されるのでその時期に訪れるのもいいですが、冬のベルギーには東京よりも3~4度ほど低くなるので、寒さ対策をしっかりしていく必要があります。
5-5 おすすめのベルギーのお土産は?
もちろんベルギーのお土産の定番といえばチョコレートです。各チョコレート店では写真のようにプレゼント用にラッピングされたものが多く販売されています、ですので、お土産として友人に渡すと喜ばれるでしょう。
チョコレートの他にもお酒好きな人にはベルギービールのお土産もおすすめです。また、少しおもしろいお土産を買いたいという人は、小便小僧グッズはいかがでしょうか。
置物やキーホルダーなど、雑貨店や駅、コンビニなどで購入することができます。
5-6 ベルギーでは英語は通じるのか?
ベルギーではオランダ語やフランス語、ドイツ語が公用語とされていますが、ほとんどの人が英語を話すことができ、それらの言語が話せないからといって困ることは1度もありませんでした。
これは首都のブリュッセルだけではなく、ブリュージュやゲントでも同じことが言えます。駅でも英語の表示が必ずあるので、利用の際に特に困ることはありませんでした。
5-7 ベルギーと一緒に観光できる周辺国は?
せっかくヨーロッパに行ったのであれば、1つの国に限定せず、複数の国を訪問するのがいいでしょう。
私は、ブリュッセルの前にはオランダのアムステルダム、後にはドイツのケルンとフランクフルトを観光しました。これらの都市は電車で簡単に移動することができるので、まとめて観光をするにはとてもおすすめです。
また、私は日程的に行くことができませんでしたが、ルクセンブルクもベルギーから観光するにはおすすめです。
ユーロレイルパスを購入してしまえば、毎回チケットを買う必要もなく、お得に移動をすることができます。
6.まとめ
ベルギーは、首都のブリュッセルだけではなく、周辺都市も見どころの多い素敵な都市です。そして、食べ物もおいしいので、何日滞在をしても飽きることはありません。特にチョコレート好きの人は一度は訪れておきたい国です。
ブリュッセルへは日本からの直行便も運航しており、旅行会社から多くのパッケージツアーも販売しています。多くの日本人も訪れる人気観光都市ですので、ぜひ一度旅行をしてみましょう。
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