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大分の日本酒は人気上昇中!近年注目を浴びている銘酒7選

公開日:2021.12.10 更新日:2023.09.28

目次

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大分と言えば、別府や湯布院に代表される全国屈指の温泉地ですが、温泉で一風呂浴びた後、地元のおいしい郷土料理と一緒にぜひ楽しんでほしいのが大分の日本酒です。

今回の記事では、近年酒業界で注目を浴びる機会が増えた大分の銘酒を、いくつかピックアップしてみました。

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Pokke編集部
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1.大分の日本酒は焼酎を超える豊かな歴史に磨かれた淡麗甘口

かつて大分は豊後(ぶんご)の国と呼ばれており、応仁2年(1468)に刊行された「碧山目録」という書物に、「豊後の練貫酒(ねりぬきざけ)」という名前の酒が登場します。

質の高い米やもち米を原料とするこの酒は、液体というよりペースト状に近いもので、甘酸っぱい味は広く庶民に愛飲されていたそうです。

その後江戸時代に入って、豊後の国に「麻地酒(あさじざけ)」が誕生します。

「御伽草子」にも記録が残る麻地酒は、蒸した米と米麹を使って水で仕込まれた酒で、全国的に有名となり幕府への献上品にもなっていました。大分の日本酒は、この麻地酒の製造工程の流れをくんだ酒と言えるでしょう。

今でこそ麦焼酎で有名な大分ですが、明治期まではこのように知る人ぞ知る日本酒王国でした。現在でも大分には約30軒の日本酒蔵があり、味の傾向としては淡麗甘口の酒が多いと言われています。

2.今飲みたい大分の日本酒はコレ。世界で高く評価された銘酒2選

世界で高く評価された大分の日本酒①「ちえびじん 純米酒」(中野酒造)

フランスで開催された日本酒コンクール「KURA MASTER 2018」で、出品された650本のうちの最高賞である「プレジデント賞」に輝いた酒です。

五つ星ホテルのソムリエやミシュランの星獲得店のシェフら58人が、銘柄を隠したブラインドで審査した結果であり、食通の舌をうならせた銘酒と言えるでしょう。

爽やかな香りと柔らかくて程良い旨味の後に、軽快な酸味が追いかけてきます。バランスよく整った味わいを持つおすすめ純米です。

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世界で高く評価された大分の日本酒②「大吟醸 九六位」(久家本店)

「インターナショナルワインチャレンジ2018」の大吟醸部門で銅賞を受賞し、5年前の全米日本酒歓評会では金賞を受賞した大吟醸です。

兵庫県産の山田錦を40%まで精米し、九六位山麓からの伏流水で仕込まれました。気品のあるふくよかな吟醸香とまろやかな口当たり、淡麗な中にもコクのある味わいが特長で、大分特産のふぐ刺しにもとてもよく合います。

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3.ワイングラスでぜひ楽しんでほしい大分の日本酒3選

ワイングラスで飲んで欲しい大分の日本酒①「和香牡丹 純米吟醸」(三和酒類)

「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018」プのレミアム純米部門で金賞を受賞した純米吟醸酒です。

大分県の穀倉地帯である宇佐の地で育まれたヒノヒカリを原料米に使用。ほのかな甘味とフレッシュさが感じられる酒に仕上がっています。

蔵元は本格麦焼酎「いいちこ」の蔵元として全国的に有名な三和酒類。「和香牡丹」は「いいちこ」よりも古い創業時からの銘柄です。

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ワイングラスで飲んで欲しい大分の日本酒②「大吟醸16°山水」(老松酒造)

「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」で2016、17年の2年連続でプレミアム大吟醸部門の金賞を受賞。華やかさと爽やかな香りをあわせ持ち、口の中でふくらみのあるやさしい味わいの純米大吟醸です。

大分県日田産の契約栽培の山田錦を40%まで磨き、水郷日田の清冽な水でていねいに低温発酵させて造られています。

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ワイングラスで飲んで欲しい大分の日本酒③「八鹿スパークリングNiji」(八鹿酒造)

「SAKE COMPETITION 2018」のスパークリング部門で金賞を受賞。大分県九重町産の酒米と清らかな伏流水から生まれたスパークリング純米酒です。

フランスのシャンパーニュ方式と同じ、瓶内2次発酵によるきめ細かな泡立ちが特長で、米の旨味とやさしい香り、そして爽やかな炭酸がバランス良く調和した、新しいスタイルの日本酒です。

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4.燗にするとひときわ旨い大分の純米酒2選

大分のおすすめ純米酒①「薫長 特別純米酒」(クンチョウ酒造)

「全国燗酒コンテスト2016」のプレミアム燗酒部門で金賞を受賞した、香りが穏やかで少し辛口タイプの純米酒です。

原料米には50%まで精米した地元大分県産の「ひのひかり」を使用。酸味と旨みのバランスが絶妙で、ぬる燗にすると一層旨味を増します。

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大分のおすすめ純米酒②「西の関 手造り純米酒」(萱島酒造)

「全国燗酒コンテスト」で2013年には極上燗酒部門で最高金賞、2015年はプレミアム燗酒部門で金賞を受賞した純米酒です。

米本来のまろやかな旨さが活きており、包み込まれるような柔らかな酸と、とろけるような上品な旨みのバランスが絶妙です。

ぬる燗にすると米の柔らかな風味と香りが口の中に広がり、まろやかでふくよかな旨味が楽しめます。

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最後に

いかがでしたでしょうか。

鶏肉消費量日本一を誇る大分ならではの名物とり天(鶏の天ぷら)&唐揚げをはじめ、ふぐ、カボスぶり、豊後牛、だんご汁など、大分には日本酒と合わせたくなる絶品ご当地グルメがたくさんあります。

大分を訪れた際は、ぜひ大分のおいしい日本酒と一緒にご賞味ください。

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