バンコクの観光地図ができました!ガイドさん監修【印刷用pdf】
公開日:2021.10.29 更新日:2022.11.08
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
1.バンコク観光地図の印刷用pdfダウンロードはこちら
こんにちわ。Pokke Magazine編集部です。
以前、ガイドさんにご協力を得て制作したバルセロナの観光地図が予想外のご好評をいただきました。
スマホのマップアプリがこれだけ便利になった現代でも、その場所に特化した観光地図の需要はまだまだあるのですよね。
バルセロナの観光地図を制作したことがきっかけとなり、「他の都市でも観光地図を作って欲しい!」というお声を複数いただきました。
そこで今回、新たに制作したのがタイのバンコク!
タイといえば、東南アジア一の観光大国。その首都バンコクは、豪華絢爛な寺院を始めとした観光スポット、タイ料理や中華などのグルメ、さらにはショッピングやナイトスポットまで、旅行の楽しさを最大限に味わえる都市といえましょう。
だからこそ、どこに行けばいいのか迷ってしまいがちです。時間の限られた海外旅行、ハードな日程のなかでも効率的に観光先を周りたいですよね。
そんなあなたのために、編集部がバンコクのガイドさんと協力して制作した観光地図をご紹介します。これを印刷して持っていけば、きっとバンコクで大活躍するはずです!
印刷用のPDFダウンロードはこちらからどうぞ。改変は禁止していますが、二次配布可能です。
pdfデータはA3サイズの印刷用です。
地図の表面はバンコクの街歩き観光にぴったりな観光地図です。
裏面ではバンコクで人気の飲食店やお土産店をまとめています。
pdf版の地図は、以下のリンクからダウンロードできますのでぜひ印刷してバンコクの旅のお供に使ってみてください。
また、このマップにも載っている各観光スポットや街歩きのガイドは、トラベル音声ガイドアプリ「Pokke」で利用することができます。
こちらの地図に表示されているQRコードからPokkeをインストールしていただくと、バンコクの有名観光スポットでもあるワット・ポーの音声ガイド(有料)を無料でプレゼントさせていただきます。
ぜひこの記事を読んだ方は、地図を印刷した後に、QRコードからPokkeをインストールしてみてください。また、ダウンロード機能もありますので、オフライン環境でも使えて海外でも安心です。
※うまく作動しない場合は、info@pokke.inにご連絡ください。至急対応させていただきます。
音声ガイドを利用してほしい理由として、有名な観光スポットに訪れたとしても、背景知識がなかったり、興味が持てなかったりなどで、「面白くなかった、魅力がわからなかった」と、がっかりすることが多くあります。
実際に、日本人だけでなく訪日外国人含めて、そういう口コミが多く見られます。
その原因としては、その場所の素晴らしさを捉えることができない、よく分からないが故に、見逃してしまうことがたくさんあるからです。
Pokkeは音声ガイドという形で、この課題を解決しようと考えています。
すぐにダウンロードしたい方は下記をクリックしてください。
(QRコードからの方がワット・ポーが無料になるので、そちらを利用する方がお得です!)
2.バンコクはエリア別に観光しよう!
タイの首都バンコクを訪れると、この魅力的な街にいくつもの顔があることに気づくことでしょう。
急速に発展する大都会としての側面が伺える「サイアムエリア」
古き良き時代の面影を残す旧市街地「カオサン・王宮エリア」
アジアの雑踏のイメージそのもののチャイナタウン「ヤワラートエリア」
ネオンがきらめく歓楽街「シーロムエリア」など。
この「バンコク観光地図」がカバーしているエリアは、観光要素の強い「カオサン・王宮エリア」と「ヤワラートエリア」です。
ここではそれ以外にもぜひ訪れてみたい、バンコクの主要エリアについて解説しましょう。
2-1 カオサン・王宮エリア|寺院の集まる旧市街
タイ旅行で決して欠かせないのが、このカオサン・王宮エリア。
チャオプラヤ川の両岸にまたがり、中華街のすぐ北側に位置するこのエリアは、長年にわたって再開発がほとんど行われていないため、今なおタイの古い街並みが残っている旧市街地です。
バンコク観光に欠かせない3つの有名寺院(ワット・ポー、ワット・アルン、ワット・プラケオ)と王宮が位置するのがこのエリアです。
また、北側に足を向けると、バックパッカーの聖地として有名なカオサン通りが位置しています。
しかし、最近ではバックパッカーはめっきり減ってしまったそうで、代わりにバンコクの若者たちが集まるおしゃれなスポットへと様変わりしています。
おしゃれな雑貨や服が安く売られていて、ショッピングを楽しむのもよいでしょう。
レストランやファッション店は夜遅くまで営業しているので、昼間は王宮周辺で観光し、夜にカオサン通りを訪れるのがおすすめです。
2-2 ヤワラート|チャイナタウン
カオサン・王宮エリアのすぐ南側に位置するヤワラートを一言でいえば、チャイナタウン。
タイ系よりも中国系の人の方が多いのではないかと思えるこの一帯では、近代化の進むバンコクでは見られなくなったいわゆる「アジアの雑踏」の空気を楽しむことができます。
小さな店舗がひしめくように軒を連ね、中華料理のレストランが路傍に並びます。
メインストリートは夜まで人であふれ、街全体から人々の活気を感じることでしょう。バンコクに住むタイ人もわざわざ車でやってくるほどの人気ぶりです。
通りをぶらぶら歩いているだけでも、なんだか楽しくなってくるエリアですが、せっかくこの場所に来たのなら、ぜひとも中華料理を食べておきたいところです。
特におすすめは、フカヒレと燕の巣。
どちらも日本ではなかなか気軽には注文できない高級料理ですが、このエリアでは道沿いの屋台で格安の価格で並んでいるのです。
屋台で食べるフカヒレ料理。日本では決してできない体験ですね。
また、ヤワラートのメインストリートから1本外れると、雑貨などが並ぶサンペンレーン市場やインド人街のパフラット市場があります。
どの市場も、バンコクの中心部とは別世界の下町的な雰囲気が漂っていますので、一見の価値ありです。
2-3 サイアムエリア|大都会バンコクを象徴的するエリア
バンコクの中心地サイアムは、タイのイメージとは異なるかもしれません。
MBKセンターやサイアムセンター、サイアムディスカバリーセンターといった巨大ショッピングモールが立ち並び、すれ違うのはおしゃれに着飾った10代~20代の若者たちばかり。
実はこのサイヤムは、流行の最先端が集まるタイの若者たちのデートスポットです。ここを歩けば、「タイの今」を知ることができるでしょう。
原宿を歩いている外国人観光客のような気分で、ぶらぶらと観光してみるのも楽しいのではないでしょうか。
ちなみにバンコクでお土産を買うなら、このエリアのショッピングモールに行くのが手っ取り早くておすすめです。
市場とは違ってきちんと値札が貼ってるので適正価格で購入することができるうえ、基本的に何でもそろいます。
2-4 シーロム|ネオンがきらめく繁華街
シーロムエリアはバンコク一のオフィス街です。
交通の便が良く人が集まるエリアで、レストランやおしゃれなカフェ、ゴーゴーバーまでと、多くのお店が並んでいます。
一方でホテルも集中しているので、このエリアに泊まるひとも多いかもしれません。
シーロムエリアを一言でいえば、繁華街。日本でいうところの新宿のような場所といえるでしょう。
大企業や外資系企業のビルが集まっているので、昼間はビジネスマンの姿がよくみられます。
彼らを狙って、かなりの数のレストランや食堂が軒を連ねているので、昼間に行けば、安くおいしいタイ料理をいただけることでしょう。
また夜になると、名の知れたアジアの歓楽街パッポン通りにネオンが灯ります。外国人観光客の姿が目立ち始め、クラブやゴーゴーバーが営業を開始します。
バンコクのナイトライフを楽しみたいのなら、ここしかありません。
2-5 スクンビット|ホテルの多い洗練されたエリア
スクンビットは日本人を含む外国人が多く住む一帯で、おしゃれなレストランやカフェが多く点在する洗練された場所です。
バンコクのなかでもホテルが一番多いエリアで、交通の便が良いので、スクンビットに拠点を構えるのがよいでしょう。
格安の宿から最上級の高級ホテルまでがそろっているので、たいていの外国人観光客はこのエリアにホテルを取るようです。
また、観光スポットではありませんが、アソークからナナまでの一帯はプレイスポットが多く、旅行者にも人気のエリアです。
ただし、物乞いや売春婦も多く、治安は決して良くないので気を付けましょう。
3.バンコク観光の定番「カオサン・王宮エリア」とは?
バンコクの主要な観光スポットはカオサン・王宮エリアに集中しています。いずれも歩いて回れる範囲にあるので丸一日かけてこのエリアを見て回ることになるでしょう。
pdf版のバンコク観光地図では、カオサン・王宮エリアを中心に記載しています。ここでは特に人気の観光スポットについて見どころをご紹介しましょう。
3-1 ワット・アルン|地図左下
別名「暁の寺院」。数々の伝説に彩られたバンコク有数の寺院です。無数の装飾が加えられた美しい仏塔は、バンコクのマストビューと言えるでしょう。
特に夕方以降ライトアップされたワット・アルンを眺めながら、対岸のレストランで頂く食事は最高の思い出になるのではないでしょうか。
色とりどりの陶器やガラスで飾られた5基の美しい仏塔からは、ほかの寺院とは異なる雰囲気を感じるのではないでしょうか。
それもそれのはず、ワット・アルンの仏塔はヒンドゥー教のクメール様式。高さ67mの大仏塔は迫力満点です。
pdf版のバンコク観光地図では、マップの左下あたりに位置しています。次にご紹介するワット・ポーとは向かい合わせの場所にあります。
3-2 ワット・ポー|地図中央
黄金に輝く巨大な涅槃仏で有名な一番人気の寺院です。
本堂に足を踏み入れると、ゆったりと体を横たえた巨大な涅槃物が目に飛び込んできます。しっとりと光り輝く金箔で覆われた全身は、なんと45m。その迫力に初見ではまず驚かされることでしょう。
しかし、ワット・ポーの魅力は巨大な涅槃物だけではありません。きらびやかな仏教美術を堪能できるのもワット・ポーの素晴らしいところです。
天井は赤と金で装飾され、壁面は色鮮やかな仏教美術で埋め尽くされています。日本とは異なる、南国の躍動感あふれる宗教世界を体感できることでしょう。
ちなみにワット・ポーはタイに伝わる古式マッサージの総本山でもあり、境内で受けられるマッサージにはいつも行列ができるほどの人気ぶりです。
3-3 ワット・プラケオ|地図左側
ワット・プラケオはタイで一番重要と言っても過言ではないエメラルドの仏様が祀られていることで有名な寺院です。
寺院のすぐ隣には歴代の王が暮らしていた王宮があり、合わせて見学することができるのも人気の理由の一つです。
これらの王宮や仏塔は非常に管理状態がよく、美観に優れているため、バンコクでも有数のフォトジェニックなポイントと言えるでしょう。
また、寺院内の見どころとしては、エメラルド仏はもちろんのこと、色鮮やかな壁画に描かれたラーマーヤナをじっくりと眺めてみるのがおすすめです。
ラーマーヤナとは、元をたどればヒンドゥー教の経典にたどり着くインドの神話です。
タイは敬虔な仏教国、というイメージがあるかもしれませんが、実はラーマーヤナはタイ人の宗教観に深く根差していて、歴代のラーマ王の呼称もここから来ていると言われるほどなのです。
pdf版のバンコク地図では、マップの中央あたりに位置しています。三寺院とも歩いて回れる範囲にありますが、暑いのでトゥクトゥクで移動するといいでしょう。
3-4 カオサン通り|地図上部
かつてのバックパッカーの聖地は、タイの若者と旅行者でにぎわう異国情緒あふれる通りへと変貌しました。週末にもなるとファッションとダンスを求めて多くの人でにぎわいます。
ショッピング目的でカオサン通りを訪れるのもよいですが、この通りの真価が発揮されるのは深夜。クラブこそがその中心です。
夜のカオサン通りの醍醐味はお酒と音楽とダンス!センターポイントの入口手前にあるクラブ、「THE CLUB」やそこから100mほど進んだ「LAVE GOLD」、さらに50mほど先にある「BRIGK BAR」などが人気です。
昼間は外国人観光客しかいませんが、夜になるとタイの若い人達が集まってきます。他にも店の前にテーブルを出しているような店では、深夜になると歌ったり踊ったりする人が出てきます。外国人観光客もタイ人も基本的に明るいので、宴は深夜0時を過ぎても続きます。
旅先でお祭り騒ぎに加わってみたい方はおすすめです。場所は、pdf版のバンコク観光地図の中央上側です。
3-5 シリラート死体博物館|地図左上
ここは寄生虫や奇形児、人体解剖のサンプルなどが展示されている博物館です。非常にショッキングな内容のため、画像はありません。
※行く前にどうしても見ておきたい人は、画像検索するとたくさん出てきます…
バンコク観光地図では、左上のあたり、川を渡った先に位置しています。
怖いもの見たさで行くにしてはかなり勇気のいる場所ですが、なぜか日本人に根強い人気があります。耐性のある人でしたら、楽しめるかもしれません。
4.pdf版バンコク観光地図の利用方法
それでは今回制作したpdf版のバンコク観光地図についてご説明しましょう。観光地図の範囲は、カオサン・王宮エリアにヤワラートエリアを加えたものです。
ショッピングを除いた、バンコクの主要な観光地・グルメエリアですね。街並みが日本とはまるで異なる、旧市街にあたるエリアなのでじっくりと見て回るには最高の場所です。
歩いて周れるギリギリの範囲でもありますね。とはいえ、バンコクを歩き回るのは暑さ的に非常にしんどいので、トゥクトゥクかタクシーを利用するのがよいでしょう。
それではこの観光地図の特徴をご説明しましょう。
◆地図の特徴① 日本人に人気の観光スポットだけを集めました!
ワット・アルンやワット・ポー、ワット・プラケオなどここだけ行けばバンコク観光は大丈夫!と断言できるバンコクの超人気スポットが掲載されています。
各観光スポットや飲食店の位置関係が一目瞭然なので、限られた日程のなかで効率的な観光プランを立てるのに重宝するはずです。
◆地図の特徴② 日本人に人気の飲食店、お土産店を集めました!
バンコク観光で忘れてならないのが、グルメ!トムヤンクンをはじめとした美味しいタイ料理のお店がたくさんあります。
特に王宮・カオサンエリアからヤワラートエリアにかけては地元の人にも評判な老舗のレストランが集中しており、そのなかでも特に日本人におすすめのお店をピックアップしています。
◆地図の特徴③ 一日で周れる範囲の地図です!
バンコクの中心部は意外と広く、東京の23区並みの面積があります。そのため、移動は電車やタクシーがメインになりますが、寺院の集中しているカオサン・王宮エリアと隣接するヤワラートエリアに絞れば、十分に歩いて行ける範囲内です。
基本的にバンコク観光の主要観光スポットはこのエリアに集中しているので、この観光地図を持ち歩けば十分に対応できるのです。
この観光地図はA3サイズで制作されていますので、印刷の際には用紙をA3で指定しましょう。
また、ダウンロードしたpdfの2枚目には、飲食店などのおすすめのお店情報が記載されていますので、両面印刷で指定するのがよいでしょう。
5.オフラインのマップアプリもおすすめ
バンコク観光地図を印刷したら、合わせてオフラインのマップアプリもダウンロードしておきましょう。
海外旅行でよく使われているのが、「MAPS.ME」というアプリ。
海外のアプリなのですが、しっかりと日本語対応していて、非常にわかりやすいUIになっています。
バルセロナマップのときには、グーグルマップのオフライン版をおすすめしましたが、実はバンコクはじめ東南アジアの国々ではまだオフラインダウンロードに対応していません…
とはいえ、「MAPS.ME」もオフラインで使えて非常に便利なので、旅行に出かける前にバンコクの都市データをダウンロードしておくことをおすすめします。
印刷した紙の観光地図とオフライン版のマップアプリ。
歩きながら目的地を探したり、一日の観光プランを立てるときは紙の観光地図で。
道に迷ってしまったり、電車の乗り換え方法を調べたいときはマップアプリで。
この二つを使用すれば、基本的にはほぼすべての状況に対応できることでしょう。
6.さいごに
ここまでpdf版のバンコクの観光地図をご紹介し、バンコク旅行の見どころとなるエリア・スポットを見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
微笑みの国タイの首都バンコクは、若さと活気に満ちたエネルギッシュな街であると同時に、歴史と伝統の積み重なった数々の寺院が見られる興味深い都市です。
今回ご紹介したバンコク観光地図を利用して、あなたのバンコク旅行をより印象深いものにしてみませんか。
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