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彦根城の観光はこれでOK!モデルコースや穴場スポットを紹介

公開日:2021.11.07 更新日:2022.11.16

目次

日本人に切っては切り離せない存在のお城ですが、実は昔から残っているお城は日本にたった12城しかないのをご存知でしょうか。明治時代に行われた廃城令や天災で焼けてなくなってしまいました。

つまり今あるお城は再建されたのがほとんどです。
現存する貴重な現存天守閣12城のうち、ひとつが滋賀県にあります。

ゆるキャラのひこにゃんで有名な彦根城がそのひとつです。では彦根城とその周辺観光スポットの魅力を紹介します。

株式会社MEBUKU

Pokke編集部
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彦根城の観光はこれでOK!モデルコースや穴場スポットを紹介

彦根城の観光①「井伊直政」

彦根城へは車かJRが便利です。JR彦根駅を出るとまず井伊直政像が迎えてくれます。

彼は1600年の関ヶ原の戦いで項をあげ、石田三成の城だった佐和山城を与えられ大名となりました。しかし、その2年後、彼は41歳の若さで病没しました。

直政の生前の願いだった、城を彦根山に移すという意志は子が引き継ぎ、彦根城は1622年に完成しました。

彦根城の観光②「表門」

彦根城のすばらしいのは天守閣が残っているだけではありません。遺構をよく残している城郭、安土桃山時代から江戸時代の櫓や門など5棟が残っています。

太鼓門櫓を始め、これらは国の重要文化財に指定されています。さらに天守は国宝に指定されています。天守が国宝なのは5城しかありません。

彦根城の観光③「天秤櫓」

坂を上がったところには廊下橋が見えます。今は架け橋ですが、当時は両側に壁があり、屋根があったそうです。この橋を中央として左右対称に建てられているのが天秤櫓です。日本の城郭でこのスタイルは彦根城だけです。

コの字型のこの建物は石垣の上に建てられています。

天秤櫓を抜けると本丸があるという配置になっており、天秤櫓に架かる廊下橋がなければ高い石垣を登らないと本丸に侵入できません。

つまり天秤櫓は城を守る上で重要な存在でした。内部に入ることもできました。梁が見事です。柱も美しいです。

彦根城の観光④「天秤櫓の内部」

木造の建物は歴史を感じます。古いお城にはありがちな急な階段は、この彦根城は特に険しく感じました。

その角度なんと62度!直角ではないにしても、登るとほとんど梯子の感覚です。

彦根城の観光⑤「天守閣からの眺め」

階段を登る敵を突き落とせるように急にしたそうですが、急すぎます。スカートの人は注意してくださいね。
急な階段を頑張って登ると天守閣です。

天守閣からの眺めは見事です。四方遮るものがないので街を見渡すことができます。

彦根城に来たら周辺の散策!穴場スポットも楽しもう

彦お城を観たら周辺の散策をおすすめします。ご自身の足で歩いてもいいですし、他に2つの方法で観光することができます。まずひとつめは人力車です。

彦根城周辺の観光①「人力車」

乗り場はお城の入口付近にあります。少し高い位置から景色を楽しむことができます。そして何といっても解説付きで街を巡ってくれるのでただ風景を観るだけとは違った視点で観光することができます。

彦根城周辺の観光②「屋形船」

ふたつめは彦根城屋形船です。彦根城のお堀をゆらりと遊覧します。この屋形船は井伊家の専用船を江戸時代の絵図面や幕末の古写真から復元したものです。

屋根が付いているので雨でも乗ることができます。徒歩より低い視点から、屋形船からでしか観られない風景を楽しむことができます。

彦根城周辺の観光③「黒壁ガラス館」

彦根城を堪能した後は電車で約20分で行ける「黒壁スクエア」の観光がおすすめです。長浜市にある、黒壁スクエアは北国道沿いに続く古い街並みが残る一帯です。

明治時代から黒壁銀行の名で親しまれた古い銀行を改装した黒壁ガラス館を中心にお土産屋やカフェ、レストランなどが並んでいます。メインの黒壁ガラス館はその名の通り、見事な黒壁、黒漆喰の建物です。

黒壁ガラス館で販売しているガラスは様々です。

ガラスの置物、アクセサリー、花器など普段使いの食器やインテリア用の作品など幅広いアイテムが揃います。小さな小物は安価で買えるのでついついあれもこれも買いたくなります。

自分用に、またお土産に最適なお店です。
各種ガラス体験をすることができます。とんぼ玉や吹きガラスなどがあります。

ガラス体験

こんな素敵なガラスが家にあると心が豊かになると思いませんか?筆者が購入した上記の花器は梅花藻という花を表現した作品です。

この梅花藻は水温14度の清流にしか育たない花で滋賀県米原市醒ヶ井の地蔵川というところが名所だそうです。滋賀県らしい作品です。

飛び出し人形「とび太くん」の愛称で親しまれている、とび太くんが目印の「黒壁AMISU」では鮎の姿煮、調味料、地酒など滋賀県のお土産を販売しています。

お土産に困ったらまずこちらのお店に行けば間違いありません。ところで、なぜお土産屋に飛び出し人形?と思うかもしれませんが、飛び出し人形は滋賀県が発祥地と言われています。

飛び出し人形

せっかく彦根城に訪れたら食べたいおすすめグルメ

何を食べようか迷いますが、滋賀県と言えば忘れてはいけないのが近江牛です。

近江牛を扱うお店は多く、ブランド牛を食べたい!という人におすすめしたいのが、精肉店が営業する「おにくや食堂Suehiro」です。ランチなら近江牛を1080円~楽しむことができます。

一番人気は近江牛100%使用のハンバーグです。他のランチメニューは近江牛入りカレーや近江牛丼があります。

彦根城のグルメ①「近江牛丼」

「もっと美味しいお肉を知ってもらいたい」「美味しいものに出会ったときの感動を!」という思いでできたこのお店。予約はできないので行列に並ぶことがありますが、並ぶ価値ありです。

おにくや食堂 Suehiro(スエヒロ)

彦根城のグルメ②「黒壁ソフト」

黒壁ガラス館の真向かいにある96CAFEでは黒壁スクエアらしいスイーツを食べることができます。その名も黒壁ソフト。真っ黒なソフトの見た目に驚かされます。

竹炭の色だそうですが、味はチョコレートです。見た目に反して甘くておいしいソフトクリームです。インスタで注目されること間違いなしなスイーツです。

96CAFE

最後に

いかがでしたでしょうか。日本が誇る、そして大変貴重な彦根城は魅力がたっぷりです。歴史を感じながら過去を想像しながらお城を観るとより観光を楽しめます。

そしてお城とセットで、黒壁スクエアでショッピングやグルメを楽しむのもおすすめです。ぜひ一度彦根に訪れてみてください。

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