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サンタ・マリア・デル・ポポロ教会

「すべての道はローマに通ず」という言葉がありますが、古代ローマからあらゆる地方に向かって引かれた執政官道のうちの一つ、フラミニア通りを通ってローマに入ってきた中世の人々が、ローマに入場する際必ずくぐったのがフラミニア門です。

現在フラミニア門は、アウレリアヌス帝の城壁外から見た場合、「フラミニア門」と呼ばれ、内側から見た場合、「ポポロ門」と呼ばれます。

そしてポポロ門のすぐそばに、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会はあります。

もともと、11世紀に教皇パスクアーレ2世により、エルサレムのキリストの聖墓が解放された記念に建てられたものであると言われていますが、その後何度も増築や改修を繰り返し、1400年台後半に、システィーナ礼拝堂を建てさせたシクストゥス4世が同じ芸術家を起用して再建させたのだろうとジョルジョ・バザーリが記していますが、正確には解明されていません。

簡素な外観とは裏腹に内部は絵画、彫刻、建築の美術館といえるほど各時代の美術品が集まっており、特にチェラージ礼拝堂のカラヴァッジョ作「聖パオロの改宗」と「聖ピエトロの磔刑」や、キージ礼拝堂のベルニーニ作「ハバククと天使」、「ダニエルとライオン」は必見です。

サンタ・マリア・デル・ポポロ教会のストーリー

エリア イタリア > ローマ
施設名 サンタ・マリア・デル・ポポロ教会
住所 Piazza del Popolo 12, Roma
営業時間 7時30分~12時30分
16時~19時(金・土曜は7時30分~19時)
Webページ https://www.santamariadelpopolo.it/
アクセス 地下鉄A線フラミニオ(Flaminio)駅から徒歩3分
料金 無料

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