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その旅に、物語を。

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世橋

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世橋は、イタリア統一の50周年祭に建設されたものの一つです。

統一時の首都はトリノに置かれましたが、のちフィレンツェに数年移り、1870年にはローマが首都となります。

その結果、ローマは急激に人口が増加していき、需要に合わせ町が拡大していきました。

実はそれまではバチカン地区というと、テヴェレ川の西側で陸の孤島のように周辺は草原しかなかったところです。

そのバチカンの周辺、特に北側の草原地帯に次々と集合住宅が建てられていきました。

今でもバチカンの北側に広がる住宅街を「プラーティ」すなわち「草原地区」と呼んでいるのはそのせいです。

ローマの中心部から新しいバチカン地区を結ぶためエンニオ・ロッシの設計により、25年がかりで1911年に新しくヴィットリオ・エマヌエーレ二世橋が誕生していきます。

イタリア統一の歴史の象徴とも言えるこの橋は、全長110メートル、幅20メートル。

3つの大きなアーチで支えられています。

真っ白ですが、大理石ではありません。

コロッセオ外壁と同じトラバーチンです。

橋の両端には、それぞれ2本ずつ柱が立てられ、先端に「翼を持つ勝利の女神」のブロンズ像が置かれています。

橋の中ほどに、左右2つずつ彫刻群が見られます。

計4つで、それぞれ、「自由」、「抑圧の克服」、「国家への忠誠」、「イタリア統一」をイメージしたものです。

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世橋のストーリー

エリア イタリア > ローマ
施設名 ヴィットリオ・エマヌエーレ二世橋
住所 Ponte Vittorio Emanuele II, 00186 Roma
営業時間 -
Webページ -
アクセス メトロB線Colosseo駅から徒歩10分
料金 無料

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