【南海本線編】子供が喜ぶ、ママ鉄×カメラの鉄道親子ふたり旅
公開日:2021.11.01 更新日:2022.11.25
ある日、当時1歳2か月だった息子とふたりで電車に乗って出かけました。目をキラキラさせながら、当たり前のように「ガッタゴト」と言い始め、それ以来、電車が大好きになりました。
もちろん、我が家は電車のおもちゃで埋め尽くされるようになり、テレビはいつも電車のDVDが流れていました。
幼稚園に通い始めて4歳になった今も、週1回は電車に乗るのが楽しみです。ドアの開閉音やインバータ音、車掌さんのアナウンスに夢中で、普段はおしゃべり大好きなのに、電車の中ではいつもおとなしい息子。
私にとっては最高のリラックスタイムなのですが、息子に付き合わされているだけではおもしろくない。子鉄だけでなくママ鉄も楽しめる、おすすめスポットをご紹介します。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
1.鉄道親子ふたり旅!駅のホームで電車を見よう
大きな駅のホームに次々と入って来る電車を見ているだけで、あっと言う間に時間が過ぎてしまいます。
子どもが安全に過ごせる広めのホームで、他のお客さまの邪魔にならずに、ゆっくりと電車を眺めるのが大好きです。
もちろん、ママはカメラを構えて撮り鉄三昧!出産前はカメラが大好きで、いつも持ち歩いていました。出産後、息子を撮る以外に使われていなかったのですが、そのカメラを再び持ち歩く目的ができました。
1-1 なんば駅(特急停車駅)
南海本線だけではなく、南海高野線の車両も見ることができるのでおすすめです。なんば駅では降車用ホームと乗車用ホームに分かれています。
到着時は乗車側ホームで待機していて、落ち着いたのを見計らって降車側ホームへ移動すると、他のお客様のご迷惑になることもなく、電車を楽しむことができるのです。
目の前に多目的トイレもあるので、ベビーカーでも安心です。
1-2 浜寺公園駅(特急・急行通過駅)
駅に停車する普通電車を見ながら、特急と急行が猛スピードで通過する迫力満点の場所です。
お昼の時間帯なら人も多くないので、駅のベンチでサンドウィッチやパンを食べながら電車を見たあと、浜寺公園に遊びに行くこともできます。
ただ、トイレが駅の階段を下りたところにあるので、できれば違う駅で済ませておいた方が良いと思います。
そして大阪で唯一の路面電車でもある阪堺線の始発駅があります。
浜寺公園には子ども用のミニSLもあって、このあたりを歩いているとママ鉄の皆さんといっぱい出会えます。
みんなで挨拶し合って知らないママさんとお友達になることもあり、「私だけじゃない」と嬉しくなれる場所なのです。
1-3 泉大津駅(特急通過駅)
普通電車と急行電車が待ち合わせをする駅で、4つのホームに同時に止まる電車を見ることができます。ステキな場所にベンチもあるので、ママも座りながら写真を撮ることができます。
このすぐ後ろ側には自動販売機もあるので、コーヒーを飲みながらリラックスできる、おすすめの駅です。トイレはエレベーターを下りた階に多目的トイレがあるので便利です。
2.子供が喜ぶ!特急電車に乗ってみよう
2-1 空港特急ラピート(なんば~関西空港)
なんばから関西空港を約40分で結ぶ特急ラピートβ。鉄仮面と呼ばれていて、電車好きの男の子たちには大人気です。
毎年のように期間限定のラッピング車両が出ているこのラピート。昨年はスターウォーズとのコラボで真っ黒な鉄仮面が走っていて、かっこ良かったです。
そして今年は台湾の桃園メトロとのコラボで、パープル車両がとっても可愛いです。関空連絡橋から見える海が大好きで、春には絶対に乗るようにしています。春の海の上を走る、キラキラ感がたまりません。
2-2 特急サザン(なんば~和歌山市)
なんばから和歌山市を約1時間で結ぶ特急サザン。息子はサザンが大好きで、いつも見るまで帰りません。
和歌山にはびわジュースやみかんジュースなど、美味しいものがいっぱいです。
3.せっかくの電車旅!お土産が買えるおすすめの場所
そうなんです、ママにとっていちばん大事なのは、「お土産」だと思います。
お土産を見ながら楽しい思い出に浸るだけで嬉しくなって、また次の乗り鉄ツアーを考えることができるのです。
3-1 みさき公園
南海電車と言えば、みさき公園。1日遊んでも足りません。
特急ラピートの運転シミュレーター体験ができて、南海グッズを買うことができる、「わくわく電車ランド」が男の子にはおすすめです。
プラレールで遊ぶコーナーもあって、暑い日でも屋内で遊ぶことができます。
3-2 関西空港
みさき公園と同じく、1日遊んでも足りません。おすすめはバスに乗って行く、関空展望ホール。空港連絡橋を颯爽と走るラピートを見ることができて、楽しいです。
この景色を見るだけでも日常から離れた気がして、私の癒しスポットです。たくさんの飛行機の離発着を見ながら、飛行機カレーをいただきました。
電車を見ている時間が長いので、他のお子さまランチはいつも売り切れです。
いろんな場所のお土産がいっぱい買えるので、お得な気分です。
「ザ・大阪」なお土産も。
3-3 なんば駅2階総合案内所
なんば駅の2階総合案内所では、南海グッズを買うことができます。
大好きな加太線のおさかな電車グッズ。すぐに売り切れてしまうので、見つけるたびにちょっとずつ集めています。
3-4 なんば駅 蓬莱
電車に乗ってお出かけしたあと、タイヘンなのは息子のグズグズです。南海なんば駅と言えば551の蓬莱どの改札口から出ても、蓬莱のお店に出会います。
いつもお世話になっております。
大好きな豚まんと焼売を食べながら、「〇〇系の電車見たなぁ!」と話しながらゴキゲンで電車旅を振り返るのです。
4.最後に
「毎日楽しくしてあげたい!」という想いから、ママ鉄を目指すことを決めました。
ベビーカーやトイレの都合で、小さな駅に行くのは難しいと思うのです。遠出をするにはベビーカーが絶対に必要だったので、トイレを探すことがただただ大変でした。
そしておやつはいつも、駅のホームで電車を見ながら食べるようになっていました。ステキなランチやカフェにも憧れるけど、一緒に電車に乗ってウロウロできるなんて、数年間しかないことをずっと思っています。
電車のおかげで、息子は色の名前や数字に強くなりました。駅名を覚えるのも大好きで、自然とひらがなも覚えるようになりました。
自分で描いた電車の絵に大好きな終点の駅名を漢字で書きたくて、書く練習をしています。電車好きの子は賢くなると言われますが、もしかすると本当かも知れません。
子育て中のお出かけは疲れますが、きっと楽しい思い出いっぱいになると思います。最初は勇気が必要だと思いますが、ぜひお出かけしてみてください。
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