【国内】意外と知らない!素敵な風景が広がる穴場の観光名所
公開日:2021.11.30 更新日:2023.01.05
実はあまり知られていない、おすすめの穴場観光スポットはないだろうかと思ってませんでしょうか。ガイドブックに大々的に取り上げられなくても、日本各地には素敵な風景が広がっている場所がたくさんあります。
今回の記事では、全国にある素敵な風景が広がっている穴場の観光スポットを厳選して紹介しています。ぜひ旅行前の観光地選びの参考にしてください。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
1.風景好きは必見!全国にある穴場の観光スポット9選
穴場の観光スポット①「マイルドセブンの丘(北海道)」
美瑛🌠マイルドセブンの丘。 pic.twitter.com/bBmGgM2EV4
— mari-chan (@mari_chan_chan) 2018年1月13日
北海道の美瑛(びえい)は、美しい景観が楽しめるエリアとして知られていますが、「マイルドセブンの丘」と言われる場所は、1970年代後半にたばこのマイルドセブンのCMが撮影されたり、マイルドセブンのパッケージに使用されたりして有名になりました。
「マイルドセブンの丘」にはいくつかのビューポイントがありますが、有名なのは斜面の上にカラマツ横一列に並んでいる場所です。
カラマツの列は周囲の新緑や花、そして小麦や雪とのコラボで一層その端正さが増し、1年を通して写真愛好家を惹きつけています。
穴場の観光スポット②「浦臼神社(北海道)」
一週間前は新十津川あたりで雪に埋もれてたな。。。ここで今回のお気に入りの一枚を。浦臼神社を通過する学園都市線。雪がないところに住んでると、雪で真っ白の風景って本当に感動的。歩くのは大変だけど。。。 pic.twitter.com/iuE33gqafG
— ぱんけぺんけ (@namake_no5) 2017年12月2日
北海道からもう1つ素敵な景色をご紹介します。「浦臼(うらうす)神社」は、札幌から電車で2時間余りのところにあります。紫色のカタクリや青色のエゾエンゴサクの植物が群生していて、5月にはパステルカラーの絨毯が広がります。
この花の中にエゾリスやキツネが姿を現すこともままあり、まるでおとぎの世界のようです。特にリスと遭遇できる確率が高く、それを目当てにたくさんのカメラマン達もやってきます。
穴場の観光スポット③「アスピーテライン(岩手県)」
岩手県八幡平市。
「八幡平アスピーテライン」
八幡平を横断する全長約27kmのツーリングロード。
4月中旬、冬期間の通行禁止が解除となった時期に行くと、まだ道路の両側に数mの雪が残っており、
まさに。
「雪の回廊」です! pic.twitter.com/wcUeA4FQEG— 日本のいいとこ。 (@tabibito_hakuto) 2017年11月30日
「アスピーテライン」は、岩手県と秋田県を横断する山岳ロードです。全長は30km、「日本百名道」にも選ばれている道路で、ダイナミックな岩手山の眺望や四季折々の美しさを見せる樹海の中を走ります。
冬季は11月上旬から通行止めになり、ゴールデンウイーク前の4月中旬から下旬にかけて開通します。開通する時期は両側に雪の回廊ができており、富山の立山黒部にも負けない迫力です。
近くには雰囲気のある温泉地もたくさんあり、ドライブと一緒に楽しめます。アスピーテラインから近い岩手山の東北斜面には「焼走り」という溶岩でできた岩原があります。
国の特別天然記念物にも指定されているもので、形成時期が比較的新しく、土壌や植生があまり見られません。ごつごつとしたむき出しの黒い岩が一面に広がっている様子は、他ではあまり見られない光景です。
穴場の観光スポット④「井波(富山県)」
【木彫りの里井波】
八日町通り。彫刻のお店も多く立ち並ぶ、風情あふれる通りです。
バス停も電話ボックスも木彫りです。さすが木彫りの街。#サクラクエスト #井波 pic.twitter.com/MqUmZILfHs— 間野山広報(ユキタ)🌸サクラクエスト応援 (@sakura_manoyama) 2017年5月11日
富山県の井波(いなみ)は「木彫りの町」です。町の中心である八日町通りを歩くと、そこかしこにある木彫りの作品が目をたのしませてくれます。
店の看板や表札、バス停や電話ボックスに至るまで見事な木彫りで装飾されているのです。職人が木を彫る音が聞こえる中、大小様々の木彫りを見て歩くだけでも楽しい町です。
井波の町の中心は瑞泉寺です。瑞泉寺は北陸有数の大伽藍を誇っていますが、何といっても目を驚かすのは境内の素晴らしい木彫りの彫刻群です。
象や鳳凰、バクなどの動物の彫刻もたくさんあり、動物探しをしながらの鑑賞もおすすめです。山門の龍は青い目をしています。
瑞泉寺の数ある彫刻の中で特に有名なのは「獅子の子落とし」です。寺の式台門にあり、井波彫刻の最高傑作と言われています。荘厳な太子堂、文化財を収めた宝物殿など、井波という小都市にこれほどの寺が、と思うような見どころの多い瑞泉寺です。
穴場の観光スポット⑤「大谷(栃木県)」
2018.3.2
@大谷資料館(栃木県宇都宮市) pic.twitter.com/phoba2PiCT— にれん (@niren_F2) 2018年3月4日
栃木県の大谷(おおや)は、古くから建材として人気の大谷石の産地として知られている町です。大谷石の採掘場跡に彫られた平和観音は高さ27mで、下から見上げるとその大きさが実感できます。観音像の胸の高さにある展望台からは町の景色が一望できます。
大谷資料館は、大谷石の採掘場跡です。地下には東京ドームがすっぽりと入ってしまうほどの巨大な空間が広がっていて、採掘場の様子や新旧の採掘機や輸送機などについて知ることができます。
掘り跡が残る地下空間は雰囲気たっぷりで、コンサートや展覧会、映画の撮影などにも利用されています。
穴場の観光スポット⑥「巌立峡(岐阜県)」
巌立峡綺麗やった pic.twitter.com/cNrHwAsObB
— taka (@skylabhurricane) 2017年11月7日
岐阜県の下呂温泉から車で40分ほどのところにある「巌立峡(がんだてきょう)」は「飛騨・美濃紅葉33選」に選ばれた紅葉の名所です。
一番の見どころは御嶽山の大噴火で流れ出た溶岩によってできた高さ72m、幅120mの大岩壁で、目の前に迫る柱状節理の岩肌が圧巻です。
大岩の目の前の展望台(がんだて公園)からは遊歩道が伸びていて、滝を見ながらハイキングが楽しめます。スタートから10分ほどのところにある「三ツ滝」は3段になっている滝で、水量も多く滝つぼの色が神秘的です。遊歩道を進むにつれ、色々な角度からこの滝を見ることができます。
途中、スチール製の階段を上ったり、赤い橋を渡ったり、変化に富む景色を見ながら木製の「行者橋」にたどり着きます。ここから展望台のある公園に戻る人も多いのですが、さらに行くと滝壺の澄んだ水が美しい「あかがねとよ」、午後日が射し込むと虹が見られる「からたに滝」という2つの滝を見ることができます。
厳立峡のある小坂町は「滝の町」として知られ、高さ5m以上の滝が200以上もあります。町では14の滝巡りコースを紹介していますが、そのうち4つは遊歩道が整備されていて、一般観光客でも訪問しやすくなっています。
穴場の観光スポット⑦「醒ヶ井(滋賀県)」
I’m at 中山道 醒ヶ井宿 in 米原市, 滋賀県 https://t.co/N3Nlvpjt8l pic.twitter.com/PcTdkxk5MQ
— とまむ@最長片道切符 (@tomm65536) 2017年11月17日
滋賀県米原市の醒ヶ井(さめがい)地区は、水中花の「梅花藻(バイカモ)」で有名です。バイカモは水温14℃前後の清らかな水でしか育たず、全国でも生育場所が限られている珍しい植物です。醒ヶ井の地蔵川は湧出水によって年間を通して水温が14度前後に保たれているのです。
バイカモは5月中旬から8月下旬ごろまで、梅の花に似た、白い小さい花を咲かせます。水の上に顔を出している花もありますが、多くは水中に咲いています。ガラスのように透明な水の中に揺れている花を見るのは、一種不思議な感覚です。
7月下旬から8月上旬にかけてはライトアップもされ、昼間とはまた違った雰囲気の中で、白く浮かび上がるバイカモの可憐な花を鑑賞できます。地蔵川には貴重な淡水魚である「ハリヨ」も生息していますので、魚好きの方は探してみてください。
また、近くにある「居醒の清水(いさめのしみず)」は「平成の名水百選」にも選ばれていますので、訪ねてみてはいかがでしょうか。
蛇足ながら、醒ヶ井からは関ヶ原も近く、歴史好きな人は両方を訪問することをおすすめします。
穴場の観光スポット⑧「白猪の滝(愛媛県)」
愛媛県東温市の白猪の滝。
9割凍っててすごい幻想的(^○^) pic.twitter.com/CfnZVsigTT— カツセ (@kaccheblit) 2018年1月26日
「白猪(しらい)の滝」は愛媛県東温市の皿ヶ嶺連峰県立自然公園の中にある高さ96mの滝です。駐車場からは遊歩道を30分ほど歩きますが、一見の価値がある名勝です。
正岡子規や夏目漱石も訪れたと言われ、二人の句も残っています。この滝は3段になっていて、それぞれに違った趣で色々な角度から楽しめます。
春は新緑、夏は清涼感を堪能できる滝ですが、何といっても圧巻は冬です。厳しい寒さが続くと滝全体が凍結し、巨大な氷の彫刻のようになります。市内に立ち寄り湯もあるので、滝見で冷えた体を温泉でほぐすこともできます。
穴場の観光スポット⑨「臼杵(大分県)」
斎藤工とglobeのKEIKOを輩出した大分県臼杵市 pic.twitter.com/MtOXEDAP1X
— フジイサナエ♨フリーライター (@sanae_fujii) 2018年2月22日
大分県の臼杵(うすき)は、大友宗麟が築城した臼杵城を中心とした城下町です。城自体は明治時代には廃城され、今では空堀、井戸跡、石垣などが残るのみの公園となっていますが、町は城下町の趣を色濃く残しています。
特に「二王座」と呼ばれる一帯は、趣ある曲がりくねった石畳の両側に武家屋敷跡、白壁の土蔵や多くの寺院が並んでいて、テレビの撮影などにもよく使われる、風情あるエリアです。
市街から車で10分ほどのところにある「臼杵石仏」は、60数体のうち59体が国宝という、素晴らしい摩崖仏群です。平安時代後期から鎌倉時代の作と推定され、一部には色も残っています。
数からも彫刻の質からも我が国一の石仏群と言えます。周囲の山里には蓮、コスモス、芝桜など季節の花が咲き、そんな風景ともあいまって、敬虔で穏やかな気持ちになれるスポットです。
2.まとめ
いかがでしたでしょうか。全国にある意外と知られていないおすすめの絶景穴場観光スポットを紹介いたしました。
旅行先を迷っている方であれば、観光地選びの参考にしてください。
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