テルミニ駅のすぐ近く!共和国広場の有名なナイアディの噴水の見どころ
不老不死伝説の残4人の妖精を象った噴水
ローマ、テルミニ駅から一駅。
歩いて行くこともできる共和国広場はローマ市民の憩いの場です。
朝8時から夜12時まで営業しているイータリー(EATALY)が面しており、軽食やお土産探しに寄っていくのもいいでしょう。
共和国広場の中心には1901年に完成した有名な「ナイアディの噴水」が位置し、4人の妖精の彫刻が勢い良く水を吹き上げている様子を見ることが出来ます。
共和国広場の中心で勢いよく水を噴き上げている「ナイアディの噴水」
この噴水が完成したのは、1901年のこと。
元ローマ市長のフランチェスコ・ルテッリの曾祖父マリオ・ルテッリが制作しました。
もともとはイタリア統一時の教皇ピオ9世が古代のマルチャ水道橋を建て直した記念に一緒に造られた噴水です。
そのときはテルミニ駅の近くにあったのですが、エセドラ広場の建設にあたり共和国広場に移動してきました。
「ナイアディ」とはギリシャ神話に出てくる水の妖精で「ゼウス」の娘とも「オケアノス」の娘とも言われます。
川や泉、噴水、湖、沼などあらゆる水のあるところに生息していると言われ、「ナイアディ」のいる水を飲めば病気が癒されると言われています。
しかし、もしその水に入ってしまうと「ナイアディ」の怒りを買い不治の病に陥ってしまうとか。
噴水には周囲に4人のナイアディがいます。
それぞれ、白鳥を抱える湖の妖精「リムニアス」、川の怪物の上に横たわる川の妖精「ポタメイス」、その他ドラゴンの上に横たわる地下水の妖精や海馬にまたがる海の妖精です。
中央にはイルカと闘う「グラウコ」の逞しい姿が見られます。
施設情報
シェアしよう
共有
https://jp.pokke.in/story/6760