地元民が教える!北海道観光の定番、おすすめ穴場スポットを徹底紹介
公開日:2021.12.02 更新日:2022.12.19
日本でも人気の観光地である北海道には、春夏秋冬の美しい風景や地場産の美味しい食材が魅力的で、多くの観光客が足を運ぶ人気エリアです。しかし、広すぎてどこに行っていいのかわからないという事も多いのではないでしょうか。
広大な大地を持つ北海道旅行を成功させるために重要なのは、事前の計画です。行きたい場所を明確にしてからスケジュールや宿泊施設を調べ、時間をあますところなく使ってとびきり満足できる旅行にしましょう。
そのためには、事前におすすめスポットは調べておきたいもの。そこで今回は、北海道の王道の人気おすすめ観光名所から、意外と知られていない穴場のスポットまでをご紹介します。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
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1.北海道で見ておきたいおすすめ観光名所
1-1 美しき庭「十勝千年の森」(十勝・清水町)
北海道に来た際に是非見ておきたいおすすめ観光名所は「ガーデン」です。富良野のラベンダーや、網走のさんご草などを思い浮かべる方は多いと思います。
実は北海道は気候の関係で本州よりも花の見頃がずっと長いのです。その美しい風景は北海道ならではの寒暖差が生み出しているもの。
また、「北海道ガーデン街道」という8ガーデンを結ぶ観光ルートもあるなど、ガーデン観光にはとても力が入っています。その中でも今回ご紹介するのは「十勝千年の森」です。十勝千年の森は、世界で最も美しいと名高いガーデンです。
イギリスの大会でガーデンデザイナーズ協会賞の大賞という非常に名誉ある賞を受賞し、「最も美しい庭」と世界的に賞賛されています。
その美しさの理由は、世界的ガーデナーのダン・ピアソンさんが、広大な400haの敷地で作った4つのテーマガーデンです。
千年の森の魅力は、ガーデンとはいっても花だけではなく、広大な草原や森を表現する庭園であることです。まるでどこか遠い世界に来たかのような圧倒的な風景に感動すること間違いありません。
また、千年の森の魅力はガーデンだけではありません!アクティビティや地元の食も盛りだくさんです。
例えば、ガーデンの中を駆け巡る「セグウェイ」のツアー、また「チーズとピザ作り体験(要予約)」もあります。
思い切り遊んだあとは一休み、甘酸っぱいハスカップのソースをかけたソフトクリームなども人気です。
また、園内にはヤギもいて、えさやり体験などをすることもできます。ヤギ乳からつくられた珍しいチーズも購入することができます。
他にも美しく個性的なガーデンがあるので合わせてチェックして、ガーデンめぐりもおすすめです。
1-2 夜桜と共に楽しむ「五稜郭公園」(函館市)
函館市は年間で500万人程の観光客が訪問する観光都市です。美しい夜景や、新鮮な海鮮が人気です。その中でも五稜郭公園は函館の定番スポット。幕末期に築かれた西洋式の土塁です。
中心には五稜郭タワーが聳え、展望台からは美しい景色や夜景を楽しむことができます。
おすすめは春の桜の時期に来訪することです。五稜郭公園は桜の名所としても人気、公園を歩いて楽しんでもいいですし、タワーの上から眺める星型の形とした非常に美しいです。
また春に公園を訪れると地元の方がジンギスカンをしながら花見をしている姿もよく見られます。北海道ならではの光景と言えるでしょう。
実は、公園内でジンギスカンを手ぶらで楽しめるセットを販売していることもあります。是非、北海道民ならではの花見を楽しんでみてください。
夜になるとお花見の電飾がつき、より一層華やかになります。
タワーの上からだけではなく、桜とともに下から見上げる五稜郭タワーは非常に美しいです。函館の定番スポットを満喫したいなら、是非春に訪れて楽しんでみてください。
2.北海道の意外と知られていない穴場観光スポット
2-1 パステル絵画のようなチューリップ「サラキ岬」(木古内町)
サラキ岬は、函館から車で一時間程下るとある町です。道南の観光は函館が中心と思われがちですが、実は函館中心部からさらに南下するとこんなに美しい絶景が待っています。
サラキ岬では、幕末に活躍したという咸臨丸が眠ると言われています。咸臨丸のモニュメントを見ることができます。
また、天気が良ければ津軽海峡、また函館山も望むことができます。特におすすめなのはなんといってもチューリップが咲き誇る5月です。
サラキ岬に色鮮やかなチューリップが数万球咲き乱れます。時期によってはチューリップ祭りも開催しており、出店などがでていることもあります。
個人的にはチューリップ越しに見る咸臨丸の景色を多くの方に見ていただけると嬉しいです。まだまだ函館などに比べると来訪者も少ないのですが、是非この時期に北海道に来る方には函館と一緒に見に来て欲しい景色です。
また、チューリップの時期は5月ですがサラキ岬は通年で見学することができるので是非立ち寄ってみてください。
2-2 有名温泉地「心の里定山」(札幌市)
心の里定山は、2013年にオープンした施設です。足湯やラウンジの中で茶菓子と飲み物を自由に楽しみながらくつろぐことができます。入場料は1,500円で、時間は無制限で心ゆくまで滞在することができます。
例えば、定山渓に来たので温泉を楽しみたいけれど入浴までは…でも気分だけでも味わいたい、という方や旅行中ちょっと疲れたのでゆったりと旅の疲れを癒したい方、自然に囲まれてのんびりとしたい方におすすめです。
足湯は定山渓の「ぬくもりの宿ふる川」の温泉です。ナトリウム塩化物泉という非常にぽかぽかと温まる温泉です。
足湯に浸かりながらの飲食も可能なので、お手製のクッキーやケーキと、コーヒーや紅茶などの飲み物と一緒に、足湯を楽しむことができます。
ラウンジでは、癒される音楽が流れ、大きな窓から降り注ぐ日差しに癒されながら雑誌を読んだりうたた寝をしたりと、思う存分くつろぐことができます。
敷地内の森と庭園の散策も非常に心癒されます。一点注意が必要なのは、小学生以下は入場ができないこと。よって、ご家族連れは皆で一緒に入ることができません。その分、大人の癒された空間が作られています。
3.北海道のおすすめグルメスポット
3-1 わさびがアクセント「豚丼のはなとかち」(帯広市)
北海道といえば豚丼が人気です。特に帯広エリアではグルメの代名詞です。お肉の美味しさや調理の仕方はお店それぞれで個性的です。その中でも今回特におすすめなのは「豚丼のはなとかち」です。
はなとかちは観光客だけでなく地元の方にも愛される豚丼屋さんです。おすすめメニューは「半ばら豚丼」ロース肉とバラ肉どちらも楽しみたいという方にぴったりの豚丼です。
はなとかちの豚丼は上に山わさびがのっているところがポイントです。山わさびはおろしたてなので辛くなく、油の乗った豚肉と相性抜群!いくらでも食べ進めることができちゃいます。
3-2 地元民との交流ができる「北の屋台」(帯広市)
道東観光といえば十勝川温泉や阿寒湖温泉が人気ですが、帯広の街に宿泊し、夜までゆっくり屋台に滞在するのが地元民のおすすめの過ごし方です。
北の屋台は帯広市にある屋台村で、焼肉や居酒屋はもちろんフレンチや中華など、さまざまな屋台が20件以上軒を並べています。
魅力的なのはどのお店も十勝産の食材をふんだんに使用していること、そして、地元の方との交流が図れることです。屋台は1店舗あたり6~10名がほとんど、カウンターでぐるりと店主を囲む形で作られていることが多いです。
まずは気さくな店主との会話を、「観光できた」ということを伝えるとすぐにおすすめを教えてくれるので是非話しかけてみてください。
客同士でも屋台で席が隣になれば、「どこから来たの?」「これ食べた?」などと初対面でもすぐに和気藹々と会話がはじまります。
お酒と十勝の料理をつまんで次から次へと屋台のお店をハシゴするのも楽しいです。帯広市ならではの楽しい時間を過ごせること間違いありません。
3-3 朝食が美味しい!「帯広天然温泉ふく井ホテル」(帯広市)
帯広天然温泉ふく井ホテルでおすすめなのは「朝食」です。とても美味しいと評判で主にビシネス利用の方から非常に高い支持を受けているのですがもちろん観光にもおすすめです。
人気の理由は選べるお膳です。「和食」「洋食」「おかゆ」「コンチネンタル」から選ぶことが出来ます。例えば、前日屋台で飲みすぎてしまった時はおかゆに、朝から元気をチャージしたいときは和食などなど、その時の体調や気分にあわせてセレクトすることができるのが魅力です。
前日までに食事内容を決めなくてはいけないホテルは多いですが、ふく井ホテルの場合は朝食会場のその場で決めることが出来ます。
お膳以外にも十勝の食材をふんだんに使用したサラダや納豆、ヨーグルトなどを食べることもできます。
またふく井ホテルは帯広駅前のホテルで唯一「源泉かけ流しのモール温泉を楽しめる」ことも魅力でしょう。大浴場は宿泊者限定の利用なので、日帰り客の利用もなくゆっくりくつろげるのも魅力。
脱衣所には無料のマッサージチェアなどもあり、旅の疲れを癒すことができます。
3-4 北海道といえばチーズにアイス!「十勝野フロマージュ」(中札内)
北海道といえば乳製品。広大な大地で育った牛からとれた牛乳のチーズやアイスを食べたい方は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのは帯広市内から無料の高速に乗り30分程で到着するのが中札内エリアです。
「十勝野フロマージュ」は手造りチーズ・バター・アイスクリームを製造販売をしている直売店です。人気のカマンベールチーズやクリームチーズをはじめ、今年の夏からは中札内村のお土産も取り扱うスペースが増えて、より商品の取り扱いが増えました。全国配送をすることもできるのでお土産を送ってしまうこともできます。
またアイス、ジェラートは地元の方にも観光客にも人気です。おすすめは「カマンベールチーズソフト」濃厚なチーズの味わいがそのままに楽しむことができます。
ジェラートも10種類程揃っています。季節によって近隣の農家でとれたいちごやかぼちゃなど季節限定のフレーバーが登場するのでいつきても楽しいです。
また、十勝野フロマージュのジェラートは「道の駅なかさつない」でも購入することができます。道の駅なかさつないは十勝内で最も来訪人数の多い人気の道の駅なんです。
ほかにも地元食材を使用した定食やからあげがリーズナブルに楽しめる出店や、カフェ、野菜や卵を売っている直売所もあるのであわせて立ち寄ってみてください。
3-5 海鮮を楽しむならここ「どんぶり茶屋」(おたる堺町通り店)
北海道といえば新鮮な海の幸を楽しみたい方も多いと思います。海鮮が有名なエリアやお店はたくさんありますが、今回おすすめするのはどんぶり茶屋です。
新千歳空港や札幌市内にもお店を構えるどんぶり茶屋ですがおすすめはなんといってもその新鮮なネタです。きらきらと輝くネタがその鮮度を物語っています。
また、おたるの町は比較的店舗が締まるのが早いので夜も営業しているという店も魅力です。堺町通りは小樽の定番観光スポット、ガラスやお土産、お菓子屋さんを見た最後にどんぶり茶屋で海鮮丼を食べて締めるルートがおすすめです。
3-6 山奥に佇む穴場カフェ「タンポポハウス」
黒松内の中にあるコテージと喫茶店である「タンポポハウス」は個人的には穴場中の穴場スポットで誰にも教えたくないほどです。
特に大きな宣伝はなく、黒松内を通る道を走っているとふいに手作りの看板が現れ、そこをたどっていった方しか到着することはないと思います。
タンポポハウスは、放し飼いの鶏からとれたうみたての卵を使ったプリンやシフォンケーキが絶品です。また、気さくなオーナーが経営しており、気さくに話しかけてくれます。
私が訪れてた時には特別に鶏も見せていただきました。ニワトリは皆とても元気で、道路に出て行ってしまうほど自由にのびのびと育っていました。健康で愛されて育った鶏から生まれた卵を新鮮なうちに使って使ったプリンだからこんなにも美味しいのだと感じました。
またコーヒーにもこだわりがあるようで、非常に美味しかったです。あまり詳しくなくても、好みをお伝えしたところとても美味しいコーヒーを出してくれました。販売もしているのでお土産にもぴったりです。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。北海道は自然が溢れた癒される観光スポットが満載です。美味しいものもたくさんありますので、グルメ旅に出るのもおすすめです。
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