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マルケルス劇場(マルチェッロ劇場)

マルケルス劇場は紀元前23年にアウグストゥス帝が後継者の養子マルケルスの死を悼んで建てたアーチ型の円形劇場です。

かつては41のアーチを持ち1万5000人もの観客を収容したと言われていて、世界遺産にも登録されていますが、現在は上層区がアパートとして利用されているという珍しい遺跡です。

マルケルス劇場はもともと外観が3階建てで、1階はドリス式、2階がイオニア式の付け柱で飾られていたところまでは残っています。

3階はおそらくコリント式の付け柱で装飾されていたでしょう。

これは、のちにコロッセオ建設時に繰り返されます。内部は残っていません。

マルケルス劇場のすぐ脇に、三本の柱が見られますが、これはもともと紀元前5世紀に建てられたアポロ神殿の跡です。

その後何度も修復、改築が繰り返され、マルケルス劇場の建設のために、正面階段が削り取られたりしました。

1900年代になって、転げ落ちていた柱などの部分をつなぎ合わせ、建て直しています。

正面の三角破風の浮き彫り装飾は、オスティエンセ通りにあるチェントラーレ・モンテマリーニ博物館に展示されています。

マルケルス劇場の裏には、四角いドームを持つ新しいユダヤ教の神殿、シナゴーグがあります。

この地域をゲットーといい、壁で囲まれたユダヤ人地区でした。

1870年に完全に解放され、今では、ユダヤ料理のレストランが軒を連ねる、とてもおしゃれな地区となっています。

マルケルス劇場(マルチェッロ劇場)のストーリー

マルケルス劇場(マルチェッロ劇場)のガイドツアー

エリア イタリア > ローマ
施設名 マルケルス劇場(マルチェッロ劇場)
住所 Via di Monte Savello, 30, 00186 Roma
営業時間 -
Webページ -
アクセス バス・トラム:44,81,95,160,170,628,716,810,715
料金 内部見学は不可

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