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サンタ・マリア・ダル・マル教会

14世期、地元の船乗りたちによって建てられたこの教会は美しいゴシック様式で知られています。

それは目線を上へと向けると実感できることでしょう。

床から伸びる柱や壁の導線が上へ、上へと向かって次第に尖っていくアーチ状になっています。

天の神に少しでも近づきたいとの思いで作られたゴシック建築の特徴です。

長さ80メートル、幅と高さがそれぞれ33メートル、天井の一つ一つのドームは13.5メートル四方の大きさです。

縮尺がキリの良い数字なのに気づきましたか?

サンタ・マリア・ダル・マル教会は正確に計算されて建設されているのです。

教会をしっかりと支えている16本の太い柱は直径1.5メートル。

前方の8本の柱は特に強く、1本で500トンもの重さを支えることができます。

天井の方に金色の装飾がありますが、そこまでの長さが17メートル。

実はこれらの柱には面白い仕掛けがあります。

一見しただけでは気づきませんが、根本がとても太く、先端が細くできているのです。

つまり、遠近法によって天井が実際よりも高く見えるという効果を生んでいるのです。

ちなみにこの教会の一番の見どころはステンドグラスの数々。

最初に目に入る門の上のほうにある大きな円形のステンドグラスは1459年に作られたもので、直径は9メートルもあります。

中心に描かれているのはマリアへの王冠授与の場面。

その周囲は福音史家のシンボルです。

外側には12人の使徒、残りは聖人とオビスポ、そして楽器を弾く天使たち。

左右に合計30の小聖堂がありますが、それらの上の壁にもステンドグラスが飾られています。

1711年作の最後の晩餐や、1995年作のバルセロナオリンピックをモチーフにしたものなど、新旧様々です。

サンタ・マリア・ダル・マル教会のストーリー

エリア スペイン > バルセロナ
施設名 サンタ・マリア・ダル・マル教会
住所 Pl. de Santa Maria, 08003 Barcelona
営業時間 9:00~13:00 (日曜日、祝日 10:00~)
17:00~23:30
Webページ -
アクセス 4号線ジャウマ・プリメ駅から徒歩5分
料金 無料

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