サメ以外にも魅力がたくさん!茨城、大洗水族館の観光体験記
公開日:2021.12.03 更新日:2023.01.05
アニメの舞台にもなっている茨城県大洗町は、夏は海水浴客でにぎわう街で有名ですが、日本トップクラスの水族館も人気の観光スポットです。
水族館が大好きな著者は、前日から泊まりで大洗町へ向かい、当日は営業時間に合わせて駐車場で今か今かと待機していました。そして、そこには小さな田舎町に大きくて迫力のある水族館がありました。
今回の記事では、大洗水族館の魅力を皆さんにお伝えしていきます。ぜひ参考にして下さい。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
大洗水族館の観光体験記!見どころポイント教えます。
癒されること間違いなし!大洗水族館のクラゲゾーンを観光
大洗水族館といえばサメの展示数が有名ですが、とても感動してしまったのがクラゲゾーンでした。
円球の水槽にライトアップされて展示されているクラゲは、同じ方向にグルグルと回り不思議で見ていて飽きません。
それぞれの水槽でクラゲの種類が分かれており、回るスピードや方向も違います。ライトアップされたクラゲたちはじっくり見ることで普段は分からない構造を知ることもでき、水族館の解説を見ながらクラゲを見ると新しい発見をすることもできます。
中には小さな赤ちゃんと思われるクラゲもいたり、1匹だけ逆の方向に回るクラゲや同じ場所を行き来するクラゲなど、小さな子どもに混じって見入ってしまうほど夢中になってしまいました。
見たことない!大洗水族館の深海魚ゾーンを観光
普段目にすることのない深海魚たちは管理をするのがとても難しく、どこの水族館でも見れるわけではありません。大洗水族館には貴重な「タカアシガニ」がたくさんいます。
タカアシガニは足だけで全長3メートルにもなる世界最大のカニで、危険を察知すると自分の足を切り離してしまします。
そのため海から水族館へ連れてくるのがとても大変なのですが、大洗水族館ではたくさんのタカアシガニを見ることができました。
他の魚には目もくれず、悠然と構えている姿はどこかたくましくてとてもかっこよかったです。壁をよじ登ろうとするタカアシガニや砂を掘るタカアシガニもいたりと、実はお茶目で見ているとクスッと笑えてきます。
とにかくよく動き、1番大きなタカアシガニは海で出会ったら怖いだろうなと思うほどの大きさでした。
深海魚は色や形が個性的な種類が多いので、解説を見ながら魚を見るとより楽しむことができます。「動いてない?」と思う魚も実は目だけをキョロキョロとさせていたり、少しずつ移動していたりします。
サーッと見過ごしてしまう地味な魚たちにも魅力がたくさんあるので、ぜひ深海魚ゾーンをゆっくり歩いてみてください。
人気の魚もたくさんいる大洗水族館
抱き枕になったりキャラクター化されたりと、大人気のチンアナゴも大洗水族館にいます。エビや小さな魚と一緒に入れられているのですが、ユラ~ユラ~とマイペースでなんともいえない可愛さがあります。
出たり入ったり右に左に揺れるその姿は大人気の理由も分かり、帰りにチンアナゴのお土産を買っていくお客さんもたくさんいました。
そして映画で一躍子どもたちの心をつかんだカクレクマノミもいました。イソギンチャクの中からひょっこり顔を出す姿はとても愛らしく、たくさんで泳いでいるのを見ると会話しているように見えてしまいます。
すばしっこく泳ぎ、1匹になることはほとんどなく群れで移動しています。熱帯魚はカラフルな色合いが多く、どの魚も個性的でとても可愛らしいです。
大洗水族館には外にも海の動物がいる
大洗水族館はとっても広い水族館で館内から館外へ出る道があり、そこにはたくさんの動物たちが生活しています。
また、動物たちのすぐ後ろは海になっていて、海までの遊歩道もあり魚や動物を見た後は海までお散歩を楽しむこともできます。
7月の暑い日に訪れたので、ペンギンたちは日光浴を楽しんでいました。
プールに飛び込むペンギンや、じーっとお客さんを見つめるペンギン。ケンカをしたり仲良くカップルで日向ぼっこするペンギンもいたり、さすが人気者だけあって「かわいい!」が止まりませんでした。
大洗水族館の名物スポット!やっぱりサメは見逃せない
大洗水族館と切っても切り離せないのが「サメ」です。「大好きなサメをたくさん見れるのか!」と意気揚々で大洗水族館に行ったのですが、とにかく種類が多くてかっこいいの連続でした。
サメを他の魚と同じ水槽に入れても大丈夫な理由は、常に満腹状態にしているからとのこと。この「ザ・ハンター」の顔つきがとてもかっこよくて、写真をたくさん撮ってしまいました。
サメの中には温厚でほとんど動かず、人間を襲うことのないサメもいます。今まで知らなかったサメの生態を知ることもでき、また小型のサメはかっこいいというより可愛いに近かったです。
大洗水族館の基本情報、気になる疑問について
大洗水族館の営業時間は?
営業時間は通年9:00~17:00(最終入場16:00)となっており、休館日はその年によって変わるので事前にホームページで調べてから行くのがおすすめです。
またイルカショーなどのショープログラムや企画展などもその時々によって変わるので、電話等で確認してから行きましょう。
遊びに行くならいつがおすすめ?
海沿いにあるので冬はとっても寒いですが、夏は海水浴客もいて大変混み合います。そこでおすすめなのは「気になる企画展が行われている朝」です。
大洗水族館では定期的に企画展が行われており、内容は多岐にわたります。子どもから大人まで楽しめるものが多く、海で暮らす魚や動物の知らないことをたくさん知れる滅多にない機会です。
朝は空いていてゆっくり見られる時間帯なので、少し早起きして営業時間開始と共に入場するのがおすすめです。
大洗水族館の周りにはなにがある?
大洗水族館の近辺には鳥居越しに夕焼けを見ることができ、また初詣には大渋滞が起こるほど人気の「大洗磯前神社」があります。
新鮮で美味しい魚を食べることのできる「那珂湊おさかな市場」や、子ども向けでありながら大人も楽しめる「大磯わくわく科学館」もあります。
また、お買い物も楽しめちゃうアウトレットモールもあるので、夏に行ったときはアウトレットモールで水着を買ってそのまま海水浴をして帰りました。
まとめ
東京から車でドライブしながら大洗水族館に行ったのですが、運転手1人だと日帰りでは相当疲れてしまいます。泊まりで行くのがおすすめですが、水族館だけを目当てに行くなら朝早く出発して休憩を挟みながら下道でのんびり帰ってくるのもおすすめです。
東京近郊には大きな水族館がいくつもあるのであまり期待せずに行ったのですが、営業時間前から駐車場にはたくさんの人だかりができていて、近くの幼稚園の子どもたちも遊びにきていました。
ゆっくりじっくり館内と館外を歩けば2~3時間は楽しむことができます。ショーや企画展の他にも、魚の標本を展示しているスペースやお土産スペースもとても広く面白かったです。
また、周辺には安くて美味しい海産物を食べられる場所がたくさんあり、買って帰ることもできました。レストランやカフェなどはないので、コーヒーやお茶などの飲料は必ずコンビニなどで購入しておくようにしましょう。
連休のプチ家族旅行や、水族館好きにはぜひおすすめしたい水族館です。とてもキレイで清潔に保たれており、館内の道幅は広く休憩スペースもたくさんありました。小さなお子様から大人まで文句なしに楽しめるので、ぜひ行ってみてください。
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