北海道ワインのおすすめ8選!美味しい料理にも合う最高ワイン
公開日:2021.12.08 更新日:2023.09.28
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北海道といえば、どこまでも続くラベンダー畑であったり、知床に押し寄せる流氷であったりなど、いろんな表情を見せる自然が、内外の観光客を魅了しています。 さらに、北海道といえば、豊かな海の幸、豪勢なお肉、特色ある野菜、果物が、季節ごとの味わいで、観光客を満足させています。 そんな北海道には、20以上のワイナリーが誕生し、それぞれがおいしいワイン造りを競い合っています。今回の記事では、北海道のおすすめワインを厳選して紹介しています。
株式会社MEBUKU
Pokke編集部
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北海道ワインの歴史と特徴について
北海道ワインの歴史は、1963年に十勝ワインが創業したことに始まります。初期の北海道のワイン造りは、十勝ワインなどのように、自治体や企業により大規模に進められてきましたが、その潮流は、2000年を境に変化を見せます。 それ以降は、各地で、独自性を追求する小規模や家族経営のワイナリーが次々とオープンしました。一方、北海道は、北緯42~45度に位置していて、これは、ヨーロッパで言うと世界的銘醸白ワインの産地にあたります。 梅雨や台風の影響が少ない北海道の夏は、湿度が低く、昼夜の寒暖差が激しく、ヨーロッパ系ブドウの栽培に最適なのです。このような地で造られるワインが、おいしくないはずがないのです。
歴史が深い!北海道ワイナリーのおすすめワイン3選
北海道ワイン① 十勝ワイン(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)城(キャッスル)
十勝ワインは、1963年にわが国最初の自治体ワイナリーとして、北海道池田町にオープンしました。「ワイン造りは、ブドウ造りから」の考えのもと、独自のブドウ品種を開発し、北国特有の酸味豊かなブドウで長期熟成タイプのワインを中心に造っていいます。 その中から、今回おすすめのワインは「城(キャッスル)」です。池田町独自品種の「清見」をベースに、北海道産ツバイゲルトレーベをブレンドした、酸味と熟成感の絶妙なバランスのワインです。 十勝ワイン 城の紹介ページ
北海道ワイン② 余市ワイン(日本清酒株式会社)ナイアガラ
1974年の創業以来、余市ワインが変わらず、守り続けていることは、「余市のブドウを余市で仕込み、余市に根付いたワイン造りを心掛けている」ことだそうです。 良質なブドウ造りから製造過程まで、オンリーワンな地ワインであることに誇りを持ち、余市オンリーワインと名乗っています。 「ナイアガラ」は、生食用品種としておなじみのナイアガラで造られたワインです。果皮が薄く、黄色に熟した果実から滴る果汁は、味も香りも甘みが強く、フルーティで果実をそのまま口に含んだような爽快感あふれる、甘口なワインに仕上がっています。食前酒として、またはデザートワインとしておすすめです。
北海道ワイン③ 北海道ワイン(北海道ワイン株式会社)鶴沼シリーズ
1972年に誕生した北海道ワインは、小樽から北西に100㎞の浦臼町鶴沼地区に、北海道ワインの自社農園鶴沼ワイナリーを持っています。北海道ワインは、北海道各地に、契約栽培園も持っており、北海道のワインの出荷量の50%以上のシェアを誇っています。 北海道ワインからは、鶴沼シリーズをご紹介します。自社農園鶴沼ワイナリーで収穫された遅摘みブドウを原料にした、高品質な辛口ワインです。 ワイナリーの中でも、特に上質なブドウを厳選し、醸造後の適正な熟成期間を経て、さらに厳しい官能検査に合格したワインだけが「鶴沼」のブランドを名乗ることができます。
ローカル色豊かな北海道ワイナリーのおすすめワイン3選
北海道ワイン④ ふらのワイン(富良野市ぶどう果樹研究所)ラベンダーラベル
自然豊かな富良野の地に、1972年、ちいさな木造、平屋の建物から、富良野市ぶどう果樹研究所が始まったのは、富良野市の気候風土と土地条件が、ワインの本場、北欧に似て、原料ブドウの育成に最適であることが立証されたからです。 自然の恵みだけでは、いいワインにはなりません。ふらのワインには、自然の豊かな恵みに加えて、職人たちのたゆまぬ努力、富良野市民の熱き思いが詰まっています。おすすめワインは、ふらのワイン(赤)ラベンダーラベルです。これは、創業当時からのロングセラーです。 ロングセラーはベストセラーであるといわれますが、果実香のなかに、品種特有の植物の香りがあり、程よい渋みで飲みやすい赤ワインです。ラベルは、富良野らしいラベンダー畑です。お土産や、記念のお品に最適です。
北海道ワイン⑤ 奥尻ワイン(奥尻ワイナリー)OKUSHIEI Kerner (奥尻ケルナー)
奥尻島は、北海道南西部の日本海に浮かぶ周囲約84㎞の島です。周囲の海は、透明度が約25mというきれいな海で、ウニ・アワビなどの魚介類が多く取れます。 また、島は、ブナの原生林が60%覆う、水が豊富な環境です。海に囲まれていることによる塩害等苦労も多いですが、奥尻ワインは、ミネラル分を多く含む、海を感じる独特の味わいが楽しめます。 おすすめのワインは、奥尻ケルナーです。澄み切った黄金色で、若いリンゴやハーブの気品ある香りが特徴です。きれいな酸が感じられる程よい辛口で飲み口は丸くやわらかです。 奥尻ワインの紹介ページ
北海道ワイン⑥ 宝水ワイナリー RICCAシリーズ
宝水ワイナリーは、岩見沢市にあるワイナリーです。緯度から言えばもっと北国でもワインはできますが、積雪2mを越える雪国でのワイン造りは、ほとんど類を見ないといっても過言ではありません。 遅い春と早い冬の、短い期間に情熱と汗を注いで、その年のワインになるブドウを育てる、そんなワイナリーが宝水ワイナリーです。宝水ワイナリーでは、「テロワールが溶け込んだ、手工芸のワインを」をモットーにワイン造りをしています。 RICCAシリーズのワインをお勧めします。岩見沢にある宝水ワイナリーの自社農園で収穫されたブドウのみを使用したワインです。 雪の大地、岩見沢のテロワールを表現できるよう醸造されたスタンダードシリーズです。世界に類を見ない雪国のワインをぜひ、味わってみてください。
家族経営の北海道ワイナリーが作る、おすすめワイン2選
北海道ワイン⑦ ドメーヌタカヒコ ナナ・ツ・モリ
ドメーヌタカヒコ パストゥグラン2015 酢エチっぽい香りがある まだまだ良くなるなあ~ pic.twitter.com/tRxRAvSDAO
— 鴨肉 (@ryaukwan) 2017年12月27日
ドメーヌタカヒコは、余市町でワイン造りをすることを目的に始まった家族だけで経営する醸造所を持つ農園です。ビオで管理されたピノ・ノワールを9000本植えています。 長野県の小布施ワイナリーの次男である曽我貴彦氏が、日本中、世界中のワイン産地をめぐった中で出会ったジュラのオベルノアのワインを強く意識したワインを造っています。ビオロジック、野生酵母、完全全房発酵の自然なワイン造りを目指しています。 そんな自然派ワインのなかで、ナナ・ツ・モリをご紹介します。自社畑4.5haのピノ・ノワールからのワインです。栓抜の理想は2年以上熟成させてから、というこのワインはおすすめの逸品です。 ナナ・ツ・モリの紹介ページ
北海道ワイン⑧ YAMAZAKI WINERY(山崎ワイナリー) ピノ・ノワール
山崎ワイナリーは、三笠市で4代に渡り農作業に従事してきた家族が経営するワイナリーです。地域に根付き、技術革新、農産物の高付加価値化、農家の自立を意識してきた結果としてのワイナリー設立でした。 今まで、農産物の品質にこだわって作ってきたように、ワインにおいても少量ながら、質の高いワイン造りを目指しています。 そんな山崎ワイナリーのワインから、ピノ・ノワール青ラベルをおすすめします。ワイナリーから一望できる南斜面のブドウのみを使用しています。深いルビー色で、エレガントな赤い果実香、繊細で緊張感のあるピノ・ノワールです。 このワインは、2012年、TV番組「遠くへ行きたい」2018回「家族が育てる北の大地の恵み」で、「奇跡のワイン、奇跡のピノ」として紹介されました。 ピノ・ノワールの紹介ページ
まとめ
北海道の特色あるワインをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。北海道の雄大な自然、厳しい自然、そんな中で、人の手によって、心を込めて造られるワインは、飲む人に感動を与えずにはおかないでしょう。 北海道ワインを一口飲むとき、大きな北の大地の恵みに包まれることでしょう。ぜひ、手に取って、味わってみてください。
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