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トッレ・アルジェンティーナ広場

ローマの猫好きの聖地

猫好きの聖地として有名!ローマのトッレ・アルジェンティーナ広場 - イタリア

2400年前のものとされる神殿跡が残る、アルジェンティーナ広場のアレア サクラ遺跡。現在は野良猫の保護施設として猫好きたちの聖地となっていますが、その昔には、複数の神殿が立ち並ぶ聖域でした。広場には、神殿などの建造物やポンペイウス劇場の遺跡を見ることができます。

ローマ最古の遺跡の一つであり、ユリウス・カエサルが暗殺場所

トッレ・アルジェンティーナ広場はローマのカンポ・マルツィオ地区にある広場です。

この広場の名称は、広場からスダリオ通りに入った44番地にあるブルカルド宮を立てた人物の愛称から生まれました。

十五世紀にシュトラスブール出身のヨハン・ブルカルドは、スダリオ通りに邸宅を建てます。シュトラスブールの古代ラテン語名がアルジェントラトゥムといったところから、彼は署名などに本名ではなく、アルジェンティネンシスとかアルジェンティヌスという愛称を使うのを好みました。

当時の5人の教皇たちの式部官を務めたブルカルドは、ファルファの修道院より、スダリオ通りの土地を借ります。ちょうどこの辺りは、古代ローマ共和制時代初の本格的な石造りのポンペイウス劇場の跡が地中などにちらほら残る地域です。現に、地図で上から見てみると、劇場の半円形のカーブがビショーネ通りや、グロッタ・ピンタ通りに確認できます。当時の劇場はよく、(コロッセオを半分に切ったような)半円形のテアトロと呼ばれる部分に付属して、直径部分に長方形のポルティコと呼ばれる列柱で囲まれた中庭が隣接しました。ポンペオウス劇場の場合、百の列柱のポルティコという意味で、エカトスティロンと呼ばれたのですが、その北側の壁に当たるのが、現在のスダリオ通りです。

ブルカルドは、すでに中世から存在していた塔を内蔵し、邸宅を築くのですが、現在スダリオ通りから見える正面は後の修復により当時の様子を残していません。現在劇場図書館となっているこの建物の中庭側からは塔と当時の様子が伺えます。

この塔をアルジェンティーナ塔、イタリア語でトッレ・アルジェンティーナと呼んでいたのが、のち広場の名前に採用されました。

4つの古代遺跡とポンペイウス劇場の遺跡

1900年代初めに、都市の拡張工事があり、トッレ・アルジェンティーナ付近の塔を取り壊すことになりました。しかし、その作業中の1927年、大理石できた像の頭部と腕部が地中から出てきたことにより、作業は急きょ中断。掘り起こしてみると神殿らしきものが埋もれているのが発見されたのです。
考古学的調査により4つの神殿とポンペイウス劇場の一部が見つかり、そこが共和政ローマ時代の「聖域」だったことが判明したのです。ユリウス・カエサルはポンペイウス劇場の敷地内で暗殺されましたが、その場所はこの広場内にあると言われていました。「ブルータスお前もか!」一度は聞いたことがある有名な台詞ですね。ここがその事件現場なのです。2012年には考古学者のチームがカエサルが暗殺された正確な位置を特定したと発表しました。後継者となったアウグストゥスが暗殺地点に建てさせた幅3メートル、高さ2メートルの構造物を見つけたのです。

現在、神殿は一見したところ3つしかないようにも見えますが、実は北から順にA,B,C,Dというアルファベット名で呼ばれる4つの神殿跡があります。
まずA神殿は、紀元前三世紀半ばのジュトゥルナの神殿であると推定されています。周柱式で、両脇はそれぞれ6本ずつの柱に囲まれています。クイントゥス・ルタティウス・カトゥルスがカルタゴに勝利したことを記念して建てられたものであると考えられています。凝灰岩の柱と、トラバーチンの柱頭のほか、ドミツィアヌス帝期の修復時の新柱の痕跡も見られます。中世期に・チェザリーニ家が建てた教会の後陣が少し残されています。

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