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2400年前の神殿跡が残るトッレ・アルジェンティーナ広場の見どころ

4つの古代遺跡とポンペイウス劇場の遺跡

共和制ローマ時代には4つの神殿と当時世界最大のポンペイウス劇場がありました。ユリウス・カエサルはポンペイウス劇場の敷地内で暗殺されましたが、その場所はこの広場内にあると言われていました。

ローマ最古の遺跡の一つであり、ユリウス・カエサル暗殺の事件現場

1900年代初めに、都市の拡張工事があり、トッレ・アルジェンティーナ付近の塔を取り壊すことになりました。

しかし、その作業中の1927年、大理石で出来た像の頭部と腕部が地中から出てきたことにより、作業は急きょ中断。

掘り起こしてみると神殿らしきものが埋もれているのが発見されたのです。

考古学的調査により4つの神殿とポンペイウス劇場の一部が見つかり、そこが共和政ローマ時代の「聖域」だったことが判明したのです。

ユリウス・カエサルはポンペイウス劇場の敷地内で暗殺されましたが、その場所はこの広場内にあると言われていました。

「ブルータスお前もか!」

一度は聞いたことがある有名な台詞ですね。ここがその事件現場なのです。

2012年には考古学者のチームがカエサルが暗殺された正確な位置を特定したと発表しました。

後継者となったアウグストゥスが暗殺地点に建てさせた幅3メートル、高さ2メートルの構造物を見つけたのです。

4つの古代遺跡

現在、神殿は一見したところ3つしかないようにも見えますが、実は北から順にA,B,C,Dというアルファベット名で呼ばれる4つの神殿跡があります。

まずA神殿は、紀元前三世紀半ばのジュトゥルナの神殿であると推定されています。周柱式で、両脇はそれぞれ6本ずつの柱に囲まれています。

クイントゥス・ルタティウス・カトゥルスがカルタゴに勝利したことを記念して建てられたものであると考えられています。

B神殿は円形神殿です。他の神殿よりも高い位置に基礎があり、もっとも新しい時期に造られたと考えられています。

そのすぐそばで、アクロリートの頭部などが見つかったことより、フォルトゥーナの神殿とされています。

C神殿はもっとも古く、紀元前四世紀から三世紀ごろのものだと考えられています。

イタリア半島の土着の豊穣の女神であるフェローニア神に捧げたもので、床だけでも何層にも重なり修復の痕が見られます。

D神殿は、一番大きかった神殿ですが、実はフロリダ通りの下にそのほとんどか隠れてしまって見えません。

もともと紀元前二世紀のものらしく、ローマの船乗りの守護神であるラレス・ペルマリーニ神に捧げるものであると考えられています。

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