都市からガイドを探す▼

シュノンソー城

6人の奥方たちの古城

6代にわたり城主が女性!?世界遺産シュノンソー城の歴史や内部の見どころを紹介 - フランス・ロワール

ロワール川の支流、シェール川をまたいで建つ姿がとても優美で、広大な庭園の中に気品を漂わせ、ルネッサンス様式の傑作といわれています。約400年間 6代にわたり城主がすべて女性であったため、「6人の奥方たちの城」とも呼ばれています。

ユネスコ世界遺産に登録され、ベルサイユ宮殿に次ぐ人気のシュノンソー城

シュノンソー城はユネスコ世界遺産に登録されている、ベルサイユ宮殿に次ぐ人気のお城です。
このお城は、11世紀の製粉所跡地に1411年に建造されました。地下1階から3階まであり、お部屋の数は20以上もあります。

ロワール川の支流、シェール川をまたいで建つ姿がとても優美です。広大な庭園の中に気品を漂わせ、ルネッサンス様式の傑作といわれています。約400年間 6代にわたり城主がすべて女性であったため、「6人の奥方たちの城」とも呼ばれています。

特に、国王アンリ2世をめぐる2人の女性の愛憎劇は有名です。アンリ2世はレオナルド・ダ・ビンチをフランスに呼んだ国王です。このお城はアンリ2世より20歳年上の愛妾ディアーヌ・ド・ポワティエや本妻のカトリーヌ・ド・メディシスなど、多くの女性に愛され、保護されてきました。城内には彼女たちの複雑な心移りが読み取れる、美しく哀しいエピソードが残っています。

6人の奥方・女性城主はどんな人物だったのか?

この城の主だった「6人の奥方」について簡単に紹介します。
第一の奥方、
財務官ボイエの妻カトリーヌ、彼女はこのお城を造るのに大きな貢献をしました。1521年城が完成した後、夫の遠征に随行し、ミラノで亡くなりました。

第二の奥方は、
アンリ二世の愛人、ディアーヌ・ド・ポワチエ、1547年に城主になっています。

第三の奥方、
カトリーヌ・ド・メディシス、夫アンリ2世が亡くなると愛人のカトリーヌを城から追い出し、橋の上に3階建ての建物を増設し、現在のお城の姿になりしました。

第四の奥方、
ルイーズ・ド・ロレーヌ、ヴァロワ王朝最後の国王アンリ三世の王妃です。1589年にアンリ三世が暗殺された後、この城に引きこもり、王家の色である城の喪服を着て、ひそやかな余生を送りました。

ルイーズ・ド・ロレーヌの後、このお城は相続人の手から手へと受け継がれた末、資産家であるクロード・デュパン夫人が手に入れました、この夫人が第五の奥方です。この時代、このお城でサロンなども開かれ、「モンテスキュー」や「ヴォルテール」なんかもよく訪れたそうです。

第六の奥方は、
1864年にこのお城を買い取ったプルーズ夫人、昔の絵などを基に、ディアンヌとカトリーヌの時代の城の様式に復元することに没頭したそうです。

続いて、シュノンソー城の内部の見どころをいくつかご紹介します。

1.回廊「ギャラリー」

見どころの1つはギャラリーと呼ばれる回廊です。もともとは華やかな舞踊会場でした。

この回廊の広さは、全長60m 幅6mの縦長です。18もの窓から明るい日差しが差し込み、床は白と黒のおしゃれな木組み風のデザイン、石灰岩とスレートが敷き詰められています。天井は横梁が剥き出しになっています。

カトリーヌ・ド・メディシスは、1576年ディアーヌ・ド・ポワティエの橋の上に、このギャラリーを建設させ、1577年に完成、カトリーヌ・ド・メディシスは、息子である後のアンリ三世へ敬意を込めて宴を開催しました。

ギャラリーの両端に2つの美しいルネッサンス様式の暖炉が据えられていますが、シェール川へ続く南側の扉を囲む暖炉は機能しておりません。ここは、第一次世界大戦時には病室として利用され、第二次世界大戦時には、シェール川はドイツの占領地区の境となり、この回廊の南側の扉は左岸の非占領地区に通じていた御蔭で、フランスのレジスタンスは大勢の人々をここから逃すことができました。

2.フランソワ一世の居室

暖炉のまわりの装飾「マントルピース」はルネッサンス様式の傑作の一つであり、トマ・ボイエの金言が次のように刻まれています。
「城が完成したならば、私の名は歴史に残る。」。 
この金言は、ドアの上の彼の紋章にも刻まれています。

この部屋の家具には、15世紀フランスの食器棚が3つと、16世紀イタリア製のキャビネットがあり、このキャビネットは、フランソワ2世とメアリー女王への結婚祝いで贈られたもので、真珠海の嵌め込み細工や象牙の羽ペンが施された見事な丁度品です。

壁には、フォンテーヌブロー派のル・プリマティスの「狩の女神ディアナ姿をしたディアーヌ・ド・ポワティエ」の画絵が飾られています。この絵は、1566年、この城で完成、額縁はエタンプ公爵夫人であったディアーヌ・ド・ポワティエの紋章が彫られており、又、メディチ家の紋章(薬丸が6つ)も見れます。

3.ルイ14世のサロン

ルイ14世が1650年7月14日にシュノンソーを訪れた記念として、叔父ヴァンドーム公爵に、次のコレクションを贈り物としました。
リゴーによる自画像、オービュッソン織りのタペストリーに覆われた家具、そして高名な家具師ブールの小テーブルです。リゴーの自画像の見事な額縁は、大きな4つの木片のみで組まれており、ルポートルの作品です。

ルネッサンス様式の暖炉の上には、火をはくトカゲ 「サラマンダー」と、
ストート「オコジョ」が刻まれ、フランソワ1世とクロード王妃を表しています。この火トカゲは、他のお城でも見かけます。

天井と剥き出しの横梁を囲まれているところに、ボイエ家のイニシャルT、B、Kの文字が刻まれています。

小テーブルの上には、1889年、ナポレオンの兄のスペイン王ジョゼフ・ボナパルトから購入したルーベンスの「幼子イエスとバプテスマのヨハネ」が飾られています。

この他、居間には18世紀フランス絵画、次の素晴らしい作品が見られます。
ファン・ロー 「ルイ14世の肖像」
ナティエ「ロアン公爵夫人」
ネッチェル「ルイ14世大臣 シャミラールの肖像」と「男の肖像」
ラン  ルイ14世の孫「スペイン王フェリペ5世の肖像」、

ミニャール作のルイ14世の銀行家サミュエル・ベルナールの大きな肖像画も見ることができます。

詳しくは、シュノンソー城のガイドを聴こう

シュノンソー城の見どころはまだまだたくさんあります。トラベルガイドアプリ「Pokke」でシュノンソー城のガイドを体験することができます。ただ見て回るだけでは気づけない発見や物語を体験したい方は、ぜひ旅に行く前にダウンロードしてお楽しみください。

シュノンソー城の物語をPokkeで聴いてみる

インストールは無料です

パリ近郊の他のオススメスポットも見てみよう

ガイドを都市で探してみる

ガイドを国で探してみる

国の一覧を見る

Pokkeは、最高な旅に必須のアプリです。

様々な観光スポットを音声で案内してくれる音声ガイドツアーアプリ。 その場所の見どころポイントだけではなく、歴史や文化、秘密、エピソードなども聴くことができます。 Pokkeで音声ガイドを聴きながら旅をすれば、ただ見て回るだけでは分からなかった世界が見えてきます。 あなたもPokkeと一緒に出かけてみませんか?

© 2018 MEBUKU Inc.