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クロ・リュッセ城

レオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごした館

クロ・リュッセ城とレオナルド・ダ・ヴィンチパークの歴史と見どころ

イタリア・ルネッサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ晩年の住まい、クロ・リュセ城はロワール渓谷の中心、アンボワーズにあります。お城以外にも、天才的な創造の源を探るレオナルド・ダ・ヴィンチパークもあり、大人から子どもまで楽しめる美術スポットとなっています。

クロ・リュッセ城とは?

クロ・リュッセ城の歴史は、大変古く、その起源はガリア、ローマ時代にまでさかのぼります。
ばら色のレンガと白い石のコントラストが印象的なルネッサンス様式です。
1471年に国王ルイ11世のお抱え料理人エティエンヌ・ル・ルーのために建造し、その後、1490年に国王シャルル8世が城の主になって以降、200年間にわたり、この城は王家の所有となります。

クロ・リュッセ城はレオナルド・ダ・ヴィンチが1516年から1519年までの3年間滞在していたことで有名です。
現在は、博物館となっており、修復されたダ・ヴィンチの寝室、マルグリット・ド・ナヴァルの寝室、厨房、審議室、ダ・ヴィンチの弟子がフレスコ画を描いた礼拝堂など、ここを訪れてみれば、ダ・ヴィンチの日常を感じることができるでしょう。

彼の発明品はもちろん、軍事技術、都市計画、機械工学をテーマにしたものや、水力学を応用したり、空を飛ぶ機械なども展示されています。

最期に遺言を書いたダ・ヴィンチの寝室

クロ・リュッセ城には、ダ・ヴィンチの心室があります。ダ・ヴィンチは、この寝室の窓からフランソワ一世の大きな城を見るのが好きでした。この窓からの景色のスケットは、ウインザー・コレクションにあります。

1519年4月23日、ここで遺言を書き、愛弟子に書籍、デッサン、各種道具を残しました。同じ年の5月2日、フランソワ一世が、ダヴィンチの死に立ち会ったと伝えられており、数人の大画家が、それを題材にしています。

ルネサンス時代の天蓋付きのベッドやキャビネットなど、ダ・ヴィンチがここで暮らしていた当時をしのばせる作品が並んでいます。
暖炉はフランスの紋章とサンジャックの首飾りで装飾されており、ルネッサンス仕様の寝台には、キメラ、天使などのの彫刻がなされています。
書斎机は16世紀、17世紀のもの。椅子にはフランソワ1世の象徴である火を吐くトカゲ、サラマンダーの装飾が施されています。

フランソワ1世のための発明をしたダ・ヴィンチの仕事部屋

レオナルドが建築家、エンジニアとして多くのアイデアを手稿にしたためていた部屋です。フランソワ1世のために発明した数々の機械、建築はここから生み出されました。

1517年のダ・ヴィンチのノートの多くには「アンボワーズのクルー城にて」と記されており、まさにこの場所から多くの発明が生み出されていたことが分かります。そのノートには自筆で1517年5月の日付のメモが記されています。「アンボワーズへ降り立った日、クルー城」。

技師であり建築家でもあるダ・ヴィンチは、フランソワ一世のために、電話装置、水路、船乗り場、自動ドアのついた城の設計をしたそうです。又、フランソワ一世からの依頼でロモランタン城の設計を行い、ソローニュ河の水流を変える計画書を作成し、年がら年中、旅を続ける王家のために組み立て式の家屋を考えたりもしました。

この部屋には、イタリア寄木細工の家具、ホール・ヴァレリーのダ・ヴィンチに関して書かれた研究のオリジナルなどが展示されています。

城の名前となった礼拝堂と小さなサロン

城の1階へと降りると、15世紀末にシャルル8世によって造られた小さな礼拝堂があります。この礼拝堂は、15世紀末シャルル8世王により、幼い子どもを亡くし、悲嘆にくれていた妻のアンヌ・ド・ブルターニュのために造られました。

ブルーのアーチ型の天井には王家のシンボルである百合の紋章が施されています。入って左の壁に「受胎告知」、右に「最後の審判」、入り口の扉の上に「光明の聖女マリア」のフレスコ画がありますが、これらはダ・ヴィンチの弟子たちによるものだと思われています。この「光の聖母」が、この城の名「クロ・リュセ」の由来ではないかと考えられています。

入って右側のガラス箱の中には、16世紀の悲しみの聖母、15世紀末の木製の受胎告知、16世紀のアイルランドのアルバートルの石の彫刻など、中世の時代の作品が並びます。

光彩の良いこれらの部屋は、ダ・ヴィンチの時代には、恐らく仕事部屋として、「洗礼者ヨハネ」の作品を描きあげた場所と思われます。

ダ・ヴィンチの料理人マチュリーヌの厨房

ここにも15世紀から16世紀のルネサンス時代のタペストリーや調度品が飾られ、当時のままの姿で残されている暖炉や旧約聖書の場面が描かれた丸皿、椅子、などをご覧頂けます。

ダ・ヴィンチの料理人として仕えていたマチュリーヌは、ダ・ヴィンチの遺言通り、黒い皮とラシャの素晴らしいコートを形見としてもらったと記載されています。

厨房にある暖炉のもとでダ・ヴィンチは、暖をとっていました。暖炉の上には、鉄製のクシが下がっておりますが、狩りで得た獲物をそこに下げ、丸焼きにし、錫製の水差しにいれたワインを温め、ディナーを供したそうです

詳しくは、クロ・リュッセ城のガイドを聴こう

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