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独特な装飾建築と回廊で有名!世界遺産ジェロニモス修道院の見どころ

フォトジェニックなポルトガル独特な装飾

ジェロニモス修道院は、1502年に、ポルトガル王「マヌエル1世」により着工され、完成するまでには、なんと300年もの歳月を費やしました。

その建築資金は、はじめ、「ヴァスコ・ダ・ガマ」が持ち帰った、胡椒などの「スパイス」の売却で得た莫大な利益によって賄われ、その後も「東方交易スパイス取引」によって得た収入で建築が続けられたそうです。

「マヌエル様式」と呼ばれる、世界に類をみない独特の建築様式

ジェロニモス修道院を最も有名にしているのが、めずらしい2階建て構造となっている中庭を見渡す回廊です。

回廊とは、修道士たちが、修行のために瞑想をしながら歩く場所のことを指します。

マヌエル様式で繊細に装飾されたモチーフは、海や動物や植物などの他、ロープや地球儀、船、珊瑚、海藻もあります。

まさに、海洋国家ポルドガルを象徴する彫刻となっています。

マヌエル様式とは、ポルトガル王「マヌエル1世」にちなんで付けられた建築様式名です。

マヌエル1世は在位中に、ヴァスコ・ダ・ガマによるインド航路発見をはじめ、アフリカ、アジア、新大陸に一大海洋帝国を築き、ポルトガルに巨万の富をもたらしました。

そんな栄華を反映させるような、とても華美な装飾が特徴であるマヌエル様式は、ポルトガル独自の建築・芸術様式。

ゴシック建築をベースとして、イスラム様式の他、海藻や珊瑚、貝殻、地球儀、くさり、ねじれたロープなど海洋にまつわるもの、そして、新大陸やキリスト教の象徴なども取り入れられています。

ここ、ジェロニモス修道院を手がけたのは、フランスの建築家ボワタックで、三つ編みのような柱や窓の装飾によく特徴があらわれています。

ボワタックは、マヌエル様式を確立した人物として知られています。

ジェロニモスとは?

ジェロニモスとは、342年頃に現在のクロアチアで生まれて、420年に没した「ヒエロ二ムス」のこと。

イエス誕生の地、ベツレヘムで修道院生活を送りながら、聖書の正確なラテン語翻訳をおこなった人物で、彼の訳が、カトリックの公認ラテン語訳聖書となったのです。

ではここで、ひとつ、ヒエロニムスにまつわるエピソードをご紹介いたしましょう。

ある日の夕方、ヒエロニムスが修道士たちと聖書の朗読をしていると、1頭のライオンが足を引きずりながら修道院に入ってきました。

修道士たちは驚いてみんな逃げ出しましたが、ヒエロニムスだけは、まるで客人を迎えるようにライオンに近づいていきました。

よくよく見ると、ライオンの足には、なんと「茨(いばら)のトゲ」が刺さっていました。

ヒエロニムスは、修道士たちを呼び戻して、傷ついたライオンの手当てをしてあげたそうです。

そしてそれからライオンはまるで家畜のように、その後も修道院に住みついたといいます。

このエピソードは、「聖ヒエロニムスとライオン」というタイトルで、中世ではよく知られた聖者伝説で、多くの絵画などに描かれています。

あの、天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた未完の作品「聖ヒエロニムス」は世界的にも有名ですね。

中庭の脇にある食堂の一番奥に、ジェロ二ムスの絵が飾られており、ライオンを従えた姿で描かれています。

施設情報

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