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潜伏キリシタンと長崎の歴史を巡る旅

6. 潜伏キリシタンのツアーへようこそ 世界文化遺産を辿る旅


潜伏キリシタンとは何か?世界文化遺産に登録された長崎の歴史を学ぶガイダンス」では、長崎県の「潜伏キリシタン」について6つのパートに分けてご紹介します。記事を通して、潜伏キリシタンがどのような存在なのか、その劇的な歴史背景、ユニークな信仰の特徴など、潜伏キリシタンの魅力がわかります。

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6つ目のパートでは「潜伏キリシタンのツアーへようこそ 世界文化遺産を辿る旅」。

前回まで、潜伏キリシタンの歴史や文化、映画などについて深く掘り下げてきました。
今回は、前回までを踏まえて、さらに潜伏キリシタンがよくわかるスポットをご紹介します。

1. 潜伏キリシタンのスポットのご紹介

世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」をもとに、時代ごとにスポットをご紹介します。

島原・天草一揆

島原・天草一揆はキリシタンが潜伏し、日本が鎖国に入るきっかけとなった歴史的な一揆です。

スポット1

歴史を知る
有馬キリシタン遺産記念館

有馬キリシタン遺産記念館は潜伏キリシタンの歴史について深く知ることができます。
島原の有馬は、セミナリヨという神学校があったり、有馬晴信というキリシタン大名が取り締まっていた、日本におけるキリスト教にゆかりがある土地。

その地で潜伏キリシタンについて学ぶと理解が深まりそうです。
島原・天草一揆や日野江城についても非常に詳しく展示されています。
原城跡の近くにあるため、原城跡へ行く前に訪れることがおすすめです。

住所 長崎県南島原市南有馬町乙1395番地
Google Mapで開く
営業時間 9:00〜18:00
URL https://www.city.minamishimabara.lg.jp/sekaiisan/page7165.html
電話番号 095-785-3217

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有馬キリシタン遺産記念館の施設情報

スポット2

悲劇の舞台
原城跡

原城は、一揆軍が籠城し、幕府軍と戦った最後の場所です。
島原・天草一揆軍は原城で幕府軍に全滅させられました。

原城は島原・天草一揆の当時すでに廃城となっており、島原・天草一揆後は基礎だけ残された跡地に。

原城跡には、一揆の説明をする立札が設けられているので、予備知識がなくてもある程度回れます。
海に面している原城跡は、海からも地上からも攻撃がありました。

実際に訪れてみると、どのように籠城し、どのように攻撃されたのか、その様子がありありとわかります。

住所 長崎県南島原市南有馬町
Google Mapで開く
営業時間 24時間
URL https://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/558
電話番号

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原城跡の施設情報

スポット3

島原・天草一揆の総大将
天草四郎ミュージアム

島原・天草一揆の総大将となった天草四郎を詳しく知れる博物館。

上天草市の天草四郎公園内にある施設です。
天草四郎のより詳しい人物像や、一揆が起こった背景を紹介しています。

館内は蝋人形やミニチュアなど、視覚的なものを中心に展示。
天草四郎が描かれた絵画も収蔵しており、天草四郎の外見から性格までが網羅されています。

当時貿易によって入ってきた南蛮文化も同時に伝える展示の構成です。

住所 熊本県上天草市大矢野町中977−1
Google Mapで開く
営業時間 9:00〜17:00
URL https://www.city.kamiamakusa.kumamoto.jp/q/list/464.html
電話番号 0964-56-5311

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天草四郎ミュージアムの施設情報


潜伏期 外海地区と五島列島

江戸時代、250年潜伏していたキリシタンたちの信仰の跡は、長崎市内、外海地区や五島列島にあります。

スポット1

潜伏キリシタンのための教会
出津教会堂

1879年にド・ロ司祭が私財を投じて建てた教会です。
長崎、外海地区の出津は、潜伏キリシタンが多い地域でした。

ド・ロ司祭は潜伏キリシタンをカトリックへ復帰させるため、自ら教会を設計し建設したのです。

海からの強風を避けるために低くした屋根や、白い外壁が特徴の木造教会です。
外国人神父の設計による初期教会として、国の重要文化財にも登録されています。

近くにはド・ロ神父記念館もあります。
気になる方は寄ってみるといいでしょう。

住所 長崎県長崎市西出津町2602
Google Mapで開く
営業時間 見学受付時間:09:00~12:00/13:00~17:00
URL https://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/1094
電話番号 095-823-7650
(長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター)

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出津教会堂のアクティビティ

大人1名あたり

¥24,150~

スポット2

キリシタン神社
サン・ジワン枯松神社

サン・ジワン枯松神社は、日本に三つしかないキリシタン神社の一つ。

この神社ではバスチャン司祭の師であるサン・ジワン司祭を祀っています。
サン・ジワン枯松神社は、潜伏キリシタンが密かに集まりオラショを唱えていた聖地です。

この神社の祠の前には「祈りの岩」と呼ばれる大きな岩があります。
潜伏キリシタンは悲しみ節と呼ばれる日の夜にここにきて、オラショを唱えました。

潜伏キリシタンの信仰を支え続けてきた、厳かな雰囲気のある神社です。

住所 長崎県長崎市下黒崎町枯松頭
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営業時間 24時間
URL https://www.nagasaki-tabinet.com/blog/tabibu/takeshi_tomonaga/202111
電話番号 095-829-1193 (長崎市文化財課)

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サン・ジワン枯松神社の施設情報

スポット3

聖地
中江ノ島

中江ノ島は平戸の潜伏キリシタンにとっての重要な聖地です。

キリシタン殉教が行われたこの小さな島が、司祭のいない間の潜伏キリシタンの心の拠り所となりました。

潜伏キリシタンはこの中江ノ島に向かって祈りを捧げます。
また、中江ノ島では岩から染み出す水を汲む「お水取り」が行われていました。
この水は聖水として、マリア観音や聖具と同じように大切に扱います。

現在、中江ノ島への上陸は不可能ですが、民間の船により、海上からの見学が可能です。

住所 長崎県平戸市主師町
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営業時間 24時間
URL https://www.hirado-net.com/see/ikitsuki/see11/
電話番号
スポット4

共同体での信仰
黒島天主堂

長崎県佐世保市黒島にある教会。

信徒発見後、1878年には信徒の手で先代の木造教会が建築。
1902年、赴任してきたマルマン司祭がレンガ造りへと設計し直し、建て直されました。

黒島天主堂の再建には、マルマン司祭だけでなく、黒島にいた600人あまりの潜伏キリシタンがカトリックに復帰し、携わりました。

黒島天主堂は信徒の「信仰の証」なのです。
ロマネスク様式で非常に落ち着いた静謐な教会です。

住所 長崎県佐世保市黒島町3333
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営業時間 見学受付時間:9:00~12:00/13:00~16:00
URL https://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/271
電話番号

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黒島天主堂の施設情報


信徒発見

幕末期、日本が開国して外国人が住むようになったことから、キリスト教が密かに日本で信仰されていたことが明らかになりました。

そして潜伏キリシタンは信仰の自由を手にいれました。

スポット1

ドラマチックな歴史的国宝
大浦天主堂

大浦天主堂は、長崎に住む外国人のための信仰の場所として建てられました。

浦上地区の潜伏キリシタンが訪れ、大浦天主堂のプチジャン司祭に信仰を告白したことから、「信徒発見」と呼ばれる日本のキリスト教徒の歴史的な発見が起こりました。

現在、大浦天主堂は国宝に指定されています。
天主堂の中には、信徒発見のきっかけとなった小さなマリア像が残っています。
ステンドグラスや建物のゴシック様式なども見どころ。

信徒発見当時の出来事や、日本二十六聖人の殉教を伝えるキリシタン博物館も同じ敷地の中にあり、濃厚な時間を過ごせる場所です。

住所 長崎県長崎市南山手町5-3
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営業時間 8:30〜18:00
URL https://nagasaki-oura-church.jp/
電話番号 095-823-2628

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大浦天主堂のアクティビティ

大人1名あたり

¥14,400~

スポット2

高札降下の証
江上天主堂

五島列島、奈留島にある教会です。

1918年に建てられました。
潜伏キリシタンは奈留島の人里離れた海の谷間に村を作り、そこで密かに信仰をしていました。

禁教の高札が降ろされたあと、潜伏キリシタンはお金を出し合い、教会建築の父・鉄川与助に依頼し、教会を作りました。

潜伏キリシタンがカトリックに復帰した象徴である教会です。
かつては五島列島で中心的な教会でしたが、過疎化により今は司祭がおらず、教会守が管理しています。

住所 長崎県五島市奈留町大串1131
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営業時間 見学受付時間:9:00~12:00/13:00~15:30
URL https://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/696
電話番号

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江上天主堂の施設情報


幕末期迫害

幕末から明治にかけて、潜伏キリシタンは迫害を受けました。
この迫害を経て、潜伏キリシタンはキリスト教の信仰の自由を獲得します。

スポット1

残虐な拷問
牢屋の窄殉教記念教会

久賀(ひさか)島にあるこの教会は、実際に拷問があった場所に建てられています。

わずか12畳ほどの牢に潜伏キリシタン200名以上が閉じ込められました。
捕らえられた潜伏キリシタンたちは座ることもできず、排泄もその場で行い、飢えや病、疲労などで殉教しました。

この教会は1984年に牢屋の窄の殉教者を顕彰するため建てられました。
教会内のじゅうたんは牢の大きさに色分けされており、狭さが一目瞭然です。

毎年秋にはこの教会で牢屋の窄殉教祭が行われています。

住所 長崎県五島市久賀町
Google Mapで開く
営業時間 24時間
URL https://goto.nagasaki-tabinet.com/junrei/1089
電話番号
スポット2

迫害と原爆
浦上天主堂

浦上地区では大規模なキリシタン迫害である「浦上四番崩れ」がありました。
開国後に起こった浦上四番崩れは世界に知られ、批判の目に晒されます。

各国の批判を受けて、キリスト禁教の高札が降ろされたあと、1914年、浦上に民衆の願いであった浦上天主堂が建てられます。

喜びも束の間、30年後の第二次世界大戦中には原爆の被害に遭い倒壊。
1959年に再建された浦上天主堂には、原爆の遺構を残し、展示室を設けています。

浦上天主堂はこうしてキリシタンの苦難の歴史を物語っているのです。

住所 長崎県長崎市本尾町1−79
Google Mapで開く
営業時間 HPをご確認ください
URL http://www1.odn.ne.jp/uracathe/
電話番号 095-844-1777

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浦上天主堂のアクティビティ

大人1名あたり

¥14,400~

3. 聖地巡礼をして潜伏キリシタンに思いを馳せてみよう

いかがでしょうか。

実際に潜伏キリシタンゆかりの地を巡ってみると、その綺麗な場所と、起こった出来事との対比を味わうことができます。

聖地巡礼をして、潜伏キリシタンに思いを馳せてみませんか。

ご紹介したスポットにある教会はいずれも、信徒が礼拝する祈りの場です。見学許可の必要な教会が多いので、事前の連絡は忘れずに行いましょう。

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6. 潜伏キリシタンのツアーへようこそ 世界文化遺産を辿る旅 | https://jp.pokke.in/story/14728

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