世界で最も美しい通りシャンゼリゼ大通りの見どころ紹介
約2キロにわたる緩やかな坂道
ここに来なければおフランスのパリに来たとは言えません。
全長約2キロにわたって続く緩やかな坂道。
道路両脇に立ち並ぶブティックとマロニエの並木道。
ここではシャンゼリゼ周辺の一部をいくつかのスポットごとに区切ってご案内いたします。
まずはシャンゼリゼクレマンソー駅から。
約2キロにわたる緩やかな坂道を歩く気合のある人はここからスタートです。
この場所から、ナポレオンが造ったパリのシンボル凱旋門と、マリーアントワネットが処刑されたコンコルド広場が見えます。
まずは凱旋門を目指して歩いていきましょう。
歩くのが面倒な場合はメトロの一番線に乗ってフランクリンルーズベルト駅で降ります。
この場所からフランクリンルーズベルト駅までは特に買い物ができるお店などはこれと言ってないので、ショートカットしてしまっても大丈夫です。
道路右側に小さな遊歩道やちょっとした公園のようなものなどがあるので、ちょっと寄り道しながらパリを肌で感じながら気ままに歩いてみましょう。
エリゼ宮はサントノレ通りに位置するフランス大統領官邸であり、フランス共和国のシンボルです。
9月のヨーロッパ文化遺産の日に特別解放されますが、普段は入ることができません。
エリゼ宮は激動の歴史を経験したパリと同じく、様々な所有者の元を転々としました。
ルイ15世の寵愛を受けたポンパドゥール伯爵夫人、ルイ15世、ルイ16世、そしてブルボン侯爵夫人といった貴族たちです。
エリゼ宮という名で呼ばれるようになったのは、ブルボン侯爵夫人がワイン商人のオーウィンに売却した頃から。
フランス革命が起きたときにはエリゼ宮は国立印刷所として真面目な印刷物を出版していましたが、執政官時代には何故かダンススクールに転換されました。
エリゼ宮が大統領官邸となったのでは1873年からのことです。
凱旋門のあたりまで歩いていくと、右手に丸いガラス屋根の建築物が見えます。
こちらがパリ万国博覧会の会場として建設され、現在は展示館として利用されているグランパレです。
1900年の建築当時、鉄骨で支えられた全長240メートル、高さ45メートルのガラス屋根は当時の最先端テクノロジーであり、完成まで3年の歳月を要しました。
グランパレとプティパレは、二つの建築物が向かい合っています。
独特のホールを持つグランパレ・プティパレはパリの貴重な文化遺産の一つです。
グランパレは現在、イベント会場や展示館としてパリっ子たち、世界中からやってくる観光客が足を運んでいます。
ゴッホに多大な影響を与えた葛飾北斎の作品も展示されました。
現在ではパリコレ会場になったり、冬には巨大スケート場にもなっています。
春にはバラの咲き乱れる庭園で一休みするのも良いです。
展覧会後にお茶をするならプティパレへ。
小さな美術館を見終わったら中庭の静かなカフェでシャンパンを頂いてパリっぽいひと時をどうぞ。
パリのブランドショッピング街と言えばここ、モンテーニュ大通りです。
ディオール、グッチ、プッチ、セリーヌなどの世界的有名ブランドが立ち並んでいますね。
お店に入る時はボンジュールの一言と笑顔を忘れずに。
店員にニーハオと言われた場合、こんにちはと言い返すのも良いでしょう。
このモンテーニュ大通りを5分から10分ほど直進すると、右手にはフランスを代表する3つ星シェフ、アランデュカスのレストランが入ったプラザアテネという赤い屋根のホテルがあります。
こちらのホテルはバルコニーからエッフェル塔を入れて眺める景色などが、よくモデルや俳優などの撮影に使われています。
しばらく進むとと100年以上の歴史を持つシャンゼリゼ劇場があります。
こちらはアールヌーヴォー様式の代表作品と言われます。
シャンゼリゼでなくモンテーニュ通りにあるのにシャンゼリゼ劇場と言います。
さあ、ここまでくるとエッフェル塔もよく見えますね。
施設情報
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