【インタビュー】ナビゲーター西山宏太朗さん 三溪園の音声ガイド
神奈川県 鎌倉
はじめに
横浜の実業家でありながら古美術の収集家だった原三溪が作り上げた三溪園。
そこには、時代を越え、空間を越え、集められた日本古来の古い建築群が、一つのアート作品のように配置されています。
今回、三溪園の音声ガイドのナビゲーターをお願いしたのは声優の西山宏太朗さん。
収録の前に、実際に三溪園を訪れ、その世界観に触れてから、収録に臨まれたそうです。
ナレーションの収録後に、今回のご感想やガイドの注目ポイントなどをお聞きしました。
── 今回の収録を終えてのご感想をお聞かせください。
西山宏太朗さん:自分が育った横浜にある三溪園の音声ガイドを担当させて頂けるということで、とても楽しみにしていました。
実は、三溪園には行ったことがなかったのですが、この機会に今回のガイド原稿をもって実際に行ってきました。なんだか、そこに歴史があるなぁというのをすごく体感できる場所だったので、自分自身が体験したそういうものが皆さんにも伝わってくれたら嬉しいなと思います。
── 三溪園内の茶屋でお団子を食べられたとか。
西山宏太朗さん:そうですね。お団子も美味しかったですし、お団子を食べた茶屋の雰囲気がものすごく良くて、他ではなかなか味わえないような感じでした。
── 音声ガイドの聴きどころを教えてください。
西山宏太朗さん:ガイドの中に、詩や俳句が出てくるので、そういうところにも注目して聴いてもらいたいです。
── 今回の音声ガイドで特に内容で印象に残ったところはありますか?
西山宏太朗さん:千利休のエピソードは、可哀そうすぎるなと思いました。秀吉の理不尽すぎるなぁと。
── 最後に、音声ガイドを利用される方に一言メッセージをお願いします
西山宏太朗さん:三溪園は、建築の物語もですが、香りだったり、庭園自体の雰囲気を五感で感じられる場所です。ガイドを聴きつつも、たまに外してみて、深呼吸しながら、全身で楽しんで頂ければと思います。
ただ見るだけだと絶対に分からないところもガイドされているので、ぜひ旅のお供にこの西山のガイド音声を添えて頂けると嬉しいです。
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