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サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅を出てすぐ正面に大きな教会が見えます。

駅の名前の元となったサンタ・マリア・ノヴェッラ教会です。

フィレンツェ中心街にある4大教会の一つでフィレンツェで最も古いゴシック様式の教会です。

同じぐらい古いサンタ・マリア・クローチェ教会もゴシック様式であることから、これら二つは双子の教会と呼ばれています。

1200年代はじめにフィレンツェに住み始めたドメニコ派の修道士たちによって1279年から教会の建設を開始し、1420年にサンタ・マリア・ノヴェッラ教会は完成しました。

正面装飾は1300年代半ばに下半分まで仕上げられていました。

1458年から1478年にかけて、上部をレオン・バッティスタ・アルベルティが設計し完成させました。

聞き慣れない名前かもしれませんが、この人は建築だけでなく、絵画理論や芸術論、更には数学や科学、詩作にも長けていておまけにスポーツ万能のハンサムという多彩な才能を持った天才でした。

当時のフィレンツェの人々は問題が起きると、それがどんなタイプの問題でも彼に解決してもらおうと相談しに行ったといいます。

彼が手掛けたサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の正面装飾はルネッサンス・スタイルの代表的なデザインの一つとして今日では教科書で取り上げられています。

緑色の大理石部分に風を受けて膨らんだ白い帆のデザインが刻まれています。

これはアルベルティに建設を依頼し、費用を負担した当時の有力貴族ルチェライ家の紋章です。

今でいうところのスポンサーの広告ということです。

ちなみに三角屋根の部分にジョバンニ・ルチェライの名前と完成年が刻み込まれています。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会のストーリー

エリア イタリア > フィレンツェ
施設名 サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
住所 Piazza di Santa Maria Novella, 18, 50123 Firenze
営業時間 通常:9時 - 19時
11~3月:9時 - 17時半
日曜日は午後から
Webページ https://www.smn.it/it/
アクセス Santa Maria Novella駅から徒歩3分
料金 5ユーロ

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