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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の食堂の壁に描かれた壁画です。

この絵が描かれたのは1494年から1498年にかけて。

当時のミラノの支配者スフォルツァ公の依頼によって描かれました。

500年も前に描かれた「最後の晩餐」は、一点透視図法が用いられており、見事な奥行を表現しています。

それはまるで現実の食堂が壁の奥の方まで続いているような錯覚を引き起こします。

そしてその図法もさることながら、リアルな人物の描写もまた見どころです。

ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」で特徴的なのは、それまでの宗教画にあった後光などを描かず、よりリアリティのある人物群像として描いたことです。

そこでは、イエスもユダも一人の人間ですが、考え抜いた構図と緻密な描写により、人間性と心理描写を高度に表現しました。

それまでの宗教絵画の概念を超えた革新的な絵画と言えます。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会のストーリー

エリア イタリア > ミラノ
施設名 サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
住所 Piazza di Santa Maria delle Grazie, 2, 20123 Milano
営業時間 8:15~19:00
Webページ https://cenacolovinciano.org/
アクセス メトロ2号線CadornaFN駅から徒歩7分
料金 8ユーロ

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