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ドゥカーレ宮殿

ドゥカーレ宮殿は、8世紀に創建されて、14世紀から16世紀にかけて現在の形に改修されました。

イタリア語でドゥカーレとは、公爵の、総督の、を意味します。

したがってこの宮殿は、かつてのヴェネツィア共和国時代に、総督の住居兼最高司法府だったところで、重要な決定は全てこの宮殿で行われていました。

西ローマ帝国崩壊後、ヨーロッパの多くの国々は、国王と領主たちが契約を結ぶ封建制の王国でした。

しかしヴェネツィアは、国王をもたずに貴族たちが共同で統治する共和国の道を歩みました。

人口も領土も小さな都市国家だったことから、貴族たちによる民主政が成立したと言われています。

ドゥカーレ宮殿の建築は、ヴェネツィア・ゴシック建築の代表作と言われていて、ヴェネツィア共和国時代の中心として存在していた宮殿ならではの、その栄光の証しがご覧いただけると思います。

白とピンクの壁面は、大理石で飾られています。

建物を支えているのは、独特の大小のアーチ列柱です。

また、細やかな装飾はイスラム建築の影響と言われています。

これはヴェネツィア共和国が、地中海貿易を主に発展したことからも伺えます。

ドゥカーレ宮殿のストーリー

エリア イタリア > ヴェネツィア
施設名 ドゥカーレ宮殿
住所 P.za San Marco, 1, 30124 Venezia
営業時間 8:30-18:30
11-3月は17:30まで
Webページ https://palazzoducale.visitmuve.it/
アクセス S.Zaccaria駅
水上バス1、2、5.1、14、20号線
料金 16ユーロ

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